X-T2とX-E1
2世代?もしかしたら3世代?も違うので比較するべきではないのでしょうが、新しいカメラがどれほど進歩したのかと試してみました。
同じシーンを同じレンズで代わる代わる撮影してみたのです。
測光モードはパターン測光、撮影モードはプログラムAEでカメラ任せのシャッター速度と絞りです。
ISO感度200、フィルムモードはプロビア、などなど一応設定は合わせたつもり。
X-T2+14mmF2.8(F5.6、1/1000秒)
X-E1+14mmF2.8(F8、1/420秒)
以下レンズを変えて、カメラは同じ順で
23mmF1.4(F5.6、1/1000秒)
23mmF1.4(F8、1/450秒)
35mmF1.4(F5.6、1/850秒)
35mmF1.4(F8、1/350秒)
56mmF1.2(F5.6、1/680秒)
56mmF1.2(F6.4、1/420秒)
90mmF2(F5.6、1/350秒)
90mmF2(F5.6、1/350秒)
などと延々とやりたかったのですが、飽きました。
自宅に帰って撮れた画を見ると、どちらもすっきりと綺麗に撮れているのですが、僅かにX-T2の方が暗めに撮影しているようです。
またそれ以上に、カメラごとの絞り値の選択が異なりましたね。
X-T2はこのシーンでどのレンズを使ってもF5.6を選びましたが、X-E1は広角レンズではF8を選び、望遠気味になると絞りを開け始め、90mmレンズでX-T2と同じF5.6になりました。
当然、もっと暗ければ絞りを開くでしょうし、明るければ絞りこむのでしょうが、カメラが選ぶ最適絞り値が異なっていると言うことが面白いですね。
十分に光がある条件ですから、レンズの力が一番出る絞り値を選べばよいと思うのですが、開発時期の4年の差がプログラム設計者の好みに影響したのかな?などと思いやってみたりしますよ。
それで、一番のカメラの違いは、ファインダーでした。
X-T2のファインダーは、とても広いのです。
さらにボディー左端のX-E1に対しレンズの真上にあるX-T2とでは、手持ち撮影で同じ立ち位置でフレーミングすると、近い距離では僅かに構図がずれるのでした。
X-T2
X-E1
カメラの進歩とは異なる商品の仕様の部分が大きな差でしたね。
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