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今日は、天気予報通りの本当に良いお天気でしたね。せっかくの梅雨の晴れ間と思って、仕舞いかけた超望遠レンズをもう一度取り出して、田畑や川原を周って来ました。
まずは、川のササゴイ
カルガモの親子
田んぼのアマサギ
畑のケリ
チュウサギだと思うけど
これはアオサギ
たぶんダイサギ?
これはダイサギ?やっぱりチュウサギかな??
本当によいお天気で、暑い一日でしたね。
ここのところ”?”マークの記事ばかりでしたね。自然観察をしていると、自分が知らないこととか、初めての体験・発見がたくさんありますよね。またそんな時に限って撮れた写真を見ると、シャッターチャンスだと思って気負ってしまって、後から「どうして?」「なぜ?」「どこが、いけなかったの?」「なにか手違いだったかしら?」などと、失敗作品ばかりのことが良くあります。
この写真の虫も実は、初めて見る虫でした。柔らかな葉影の緑がそう見せたのか?空色の綺麗なカミキリムシと言えば、あの有名な「ルリボシカミキリ」を思い起こしてしまったのです。それで勢い込んでシャッターを切ったのですが、葉っぱの影で案外暗かったのと、ズームを300mmにして撮ろうとしたため、ぶれ写真ばかりになりました。どうしてこの時ISO400まで感度を上げなかったのかと悔やんでいたのです。
で、結局、家に帰って図鑑を調べると、これは「ラミーカミキリ」といってよく見られる種類だったのですよ。しかも外来種で、結構”害虫”だそうです。
「あぁ~あ」。なんだか損した気分ですね。
あんなにたくさんシャッターを切ったのに、やっと撮れたと思ったのに、まともに写っているのはこれだけなのに、思い違いの虫さんでした。でも「初撮り」には間違いないのですが・・・。
先日来、超望遠レンズを付けて田畑の見回りをすることが多くなりました。光がたっぷりあって、コントラストもはっきりしていて、動きが少ない絶好の被写体がいました。ここぞとばかりにカメラ4台で撮りまくりました。
EOS40D+EF100-400+2倍テレ・・・・・1280mm相当
EOS20D+ケンコーミラー800mm・・・・・・1280mm相当
K10D+シグマ170-500+1.5倍テレ・・・1125mm相当
おまけは、E-420+ZD70-300mm・・・・600mm相当
E-420以外はマニュアルフォーカスになります。K10Dはフォーカスエイドが一応働きますが正確かどうかは良く判りません。延々と同じシーンばかりですので、飽きるでしょう。自分のためのメモですので、読み飛ばしてください。
E-420+ZD70-300mm F8 1/640秒 ISO200
E-420+ZD70-300mm F8 1/400秒 +0.7 ISO200
K10D+シグマ170-500 F11 1/250 ISO100
K10D+シグマ170-500+1.5テレ F11相当 1/200 -0.7 ISO100
K10D+シグマ170-500+1.5テレ F9相当 1/1000 -0.7 ISO400
EOS20D+ケンコーミラー800mm F8 1/640 +0.3 ISO400
EOS20D+ケンコーミラー800mm F8 1/1250 +0.3 ISO800
EOS20D+ケンコーミラー800mm F8 1/800 +0.3 ISO400
EOS40D+EF100-400 F11 1/1250 ISO800
EOS40D+EF100-400+2テレ F11 1/1600 ISO800
EOS40D+EF100-400+2テレ F11 1/200 ISO100
EOS40D+EF100-400+2テレ F11 1/125 +0.7 ISO100
EOS40D+EF100-400+2テレ F16 1/160 +0.7 ISO200
K10DとEOS40Dでの写真は、ほとんどどれも露出アンダーであったため、後からレタッチ補正しています。テレコンを挟むとオーバーになるはずだったのに、思いのほか逆光だったと言うことでしょうか?その場でしっかり確認してやれば、もう少し適正露出に出来たはずなんですが、どうしてもあわててしまいますね。
田んぼでチュウサギの群れを発見。緑の絨毯の中で真っ白な鷺を撮影と思った矢先。ケリがけたたましく鳴きだしました。
なにかカラスやタカなどの天敵が来たのか、それともイタチなどのケモノがいて、卵か雛が襲われそうなのかと思ったのですが、どうやらそうではないらしい。
右のケリは、微動だにせず。俺の方が強いと万歳のディスプレイ?
こんなことを何度もやっていたのですが、最後はどちらが右でどちらが左か?はたまたどちらが勝ってどちらが負けたのか?良く判らないまま静かになりました。
いったいなんだったのでしょう?そもそも、雄対雄だったのかしらね?それとも雌雄の番ならやはり、蛇でも居たのでしょうか???
以上、E-420+ZD70-300mmで撮影でした。
焦点距離800mmの超超望遠レンズの使い道ですが、めったなことで必要になるわけではありませんし、普段の鳥見の記録なら300mmの手振れ補正付き程度が軽くてコンパクトで取り扱いが楽なんです。
それでも、もしかしたら珍しい鳥さんに出会うかも知れないし、決定的瞬間とか絶好のシャッターチャンスの到来があるかも知れないと思うと、「持って来て良かった!」と言う場合がありますね。
解像度とかピンボケとか、はたまた手ぶれとか、いろいろと悩ましい部分もあるのですが、そんなことは後回しにして、とにかくシャッターを切りました。
オオタカの若鳥の食事現場です。田んぼからの帰り道、ケリが急に騒ぎ出したので気が付きました。獲物はどうやらゴイサギの成鳥。自分よりも大きい獲物を独り占め。カラスが突っ掛かってけん制してもお構いなしに、満腹するまで食べていきました。その間約35分。2台のカメラで1000ショット、記録メディアが尽きました。
ちょと残酷なシーンなので、苦手な方は見ないでください。
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