焦点距離が変わる?
ケンコーのミラーレンズに接写リング(68mm)を挟んで撮影したら、レンズの焦点距離が長くなりました・・・・・・どうして?
下の写真は皆、カメラと被写体の距離を同じままに、接写用のチューブを挟んだだけです。撮れた写真を見ると、撮影倍率が1.5倍くらい異なります。まるでズームレンズのような変化をしたことになりますよね。
アングルアングルさんのコメントを試してみようと、ミラーレンズにエクステンションチューブ(接写用チューブ)を挟んでみたのですが、思いがけないことがおきました。
私は、光学理論はよく解らないのですが、経験的にこんな感じに受け止めました。
このミラーレンズの焦点合わせは、外筒を前後に変化させることによって調整されているようなので、普通のレンズで言えばフロントフォーカスだと思っていたのですが、どうも違うようですね。
2段目のミラー位置が前後することでピント合わせをしているという、屈折系で言うところのインナーフォーカス?と言うことのようです。
それで、レンズ後玉の位置を前後させる(チューブを挟む)ことによって、焦点距離が変化してしまうわけです
(表現が適切ではなかったので訂正)
このミラーレンズは、もともとピントリングを回すと、焦点距離が変化するタイプのレンズなんですね。ですから、同一距離でチューブを挟むと、より遠い方向へピントリングを回すことになって、焦点距離が変わってしまうわけなんです。
益々、面白いレンズですね。
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シャンプーハットさんこんにちは
そうなんですよ!倍率が上がるんです
なんかテレコンみたいですが
ただピント位置があまり遠い物には合わなくなるようです
(無限遠がでなくなるというのかな?)
私もビックリしまして
これならマスターレンズの解像感のまま
テレコンのように使用可能か?
と思っちゃいまして
他の望遠レンズでも使えるかな~と
淡い期待をしましたが
ピント位置の制約がかなりあり実用的ではなかったです
決まった位置への置きピン撮影でしたら
望遠レンズのテレコンのような使用方法も
出来るかも知れませんが.....
私もブログにkenko500mmF6.3DX+エクステンションチューブ
をアップしておきますね
エクステンションチューブはケンコー製のもで同じ物です
投稿: アングルアングル | 2008年7月14日 (月) 10時20分
連続ですいません
シャンプーハットさんの場合は
遠くてもピントが来てるようですね
レンズが違うからでしょうか?
私のkenko500mmF6.3DXは
68mm(3っつのエクステンションチューブを使用)すると
20m位が限界のようでした(ピント位置)
カメラはペンタでしょうか?
40Dは接点を絶縁しないと
テレコンもエクステンションチューブも使用できません
kenko500mmF6.3DX用のテレコンが売っていた
意味が分かりました
投稿: アングルアングル | 2008年7月14日 (月) 10時39分
アングルアングルさん、どうも。
本当にびっくりするレンズですよね。
でもよくよく考えたら、普通のレンズでも、レンズ全体を前後に移動させてピント合わせするタイプ(全群繰り出し)以外では、ピント位置によって焦点距離が変化するものらしいですから、案外普通の現象なのかも知れませんね。
私のミラー800mmはピントリングが無限遠のマークよりかなり遠くまで回せるようです。角度で15度位。
3個付けて68mmでは、200m程度まで。
1個外して56mmでは1Km以上(無限遠かな?)の被写体までピントが合いました。
しかし、かなり暗くなりますね、
36mmでは、1段位。
68mmでは1.7段位に絞られた感じです。
私も、EOS用のテレコンでは、接点をずらして試しました。
ミラーレンズ専用テレコンって、接点が無いタイプなんですよね?たぶん?
投稿: シャンプーハット | 2008年7月14日 (月) 12時10分
シャンプーハットさんこんにちは
やはりレンズが違うので
ピント位置も違うようですね
kenko500mmF6.3DXでもう一度試しましたが
68mm使用で15m前後までッテ感じでした
実用的ではないですが
800mmの方だと実用出来そうですね
羨ましいです
投稿: アングルアングル | 2008年7月14日 (月) 16時59分