マニュアル一眼レフカメラ
手動巻き上げで、マニュアルフォーカスで、絞りやシャッター速度を一々ダイヤル操作して設定して撮影する、昔のカメラなんですが。
ニコンに限らずこの頃のカメラは、下の記事で書いたフィルムコンパクト、特にAFになってからのフィルムのコンパクトカメラに比べたら、ずいぶん安心して使える気がします。
と言うか、「自分で写真を撮っている」という感覚がはっきりしていると言った方がよいのかな?
特に一眼レフはピント合わせが自分の目ですから、ピンボケでも文句が言えないところが、そういう感覚にさせるのですかねぇ?
以下、NewFM2で撮影(レンズは50mmF1.4と35mmF2なか?)
撮れた写真の面白さということでは、レンジファインダーやコンパクトフィルムカメラでも、現像すると意外な写真が撮れていたりして、それはそれで面白いと思うのですが・・・。
コンパクトカメラのAF・AE化が進んで、誰でも簡単に写真が撮れるようになったために、逆に写真を撮る・カメラを操るという楽しさが感じられなくなってしまったような気がします。単なる記録のための道具になった(それも重要な機能だけれど)。
だから、うまく撮れなければ、それはカメラのせいになって(事実どこにピントが合ったか良く分からないAF機構)、どんどん魅力を失ってしまったのでしょうね。
そこへ行くと、タイトルのマニュアル一眼レフカメラたちは、いまだにその存在感を保って、単なる記録のための機械になってしまってはいませんよ。
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戦前のカメラも電池を使っていないからいまだにその勇姿を誇っているのかもしれませんねぇ。
実はライカM8を買いかけたんですが待てよ、電池はどうなるのかな、そのために都心まで出てゆかねばならなくなるかもしれないと、とどまってしまいました。
投稿: 牛鳴 | 2009年5月 8日 (金) 08時50分
私は、カメラ機器の電池に関しては、非常に心配しています。
1980年に買ったもので、当時のニコノスのフラッシュ用の電池が、とても変わったもので、9×9×20mm程度の大きさで、11V?か13V?
マグネシウムのフラッシュバルブを燃やすために電流量は要らないけれど、電圧は高くないといけないのだなぁ~小さいのに。
その当時でも初めて見る形でしたし、購入しようとしたら注文してから2週間もかかった記憶があります。
バラして見たら、ボタン電池が6~9個?つながっていました。
それで、「積層電池」という呼び名を覚えました。
フラッシュガンはあり、フラッシュバルブもまだ在庫を少し残してあるのですが、それもプロ用?らしい大きいやつを、でもそれを発光させる電池がありません。
まあ、どうしても使いたいなら、今時のボタン電池をつなげれば使えるとは思うのですけれどね。
投稿: シャンプーハット | 2009年5月 8日 (金) 12時21分
フラッシュバルブは貴重品ですねぇ。
カメラと違って使えばなくなってしまうもん。
昔はこ゜ろごろしていたというのに。
もうフラッシュバルブのタイムラグを調整できるカメラは怪しいでしょうねぇ。
もう、露出をどうやって決めるのかわかりません。
光量のデータもないし。
投稿: 牛鳴 | 2009年5月 8日 (金) 13時35分
そうそう、フラッシュバルブで思い出しました。
ニコノスで水中写真を撮るために、フラッシュバルブを一度に20~30個持って潜るのですが、
海底でのバルブ装着を簡単にするために1個ずつ取り出せるように入れ物を工夫したり、
発光済みのバルブを海に垂れ流してはいけないと網袋に入れたりしていたのです。
しかし、途中で手を滑らせて未使用のバルブが浮上してしまったり、網に孔があいて気が付いたら空っぽだったり。
更には、かなりの頻度で不良品があって、どうにも発光しないものもあったり。
当時、一発:100円程度したと思うのですが、ずいぶんと無駄遣いをしていましたね。
それに海洋汚染も。
そういう意味では、今のように充電バッテリーで繰り返し使えるストロボライトはずいぶん優れているわけですから、いまさら戻る必要はないのでしょう。
投稿: シャンプーハット | 2009年5月 8日 (金) 21時43分