キヤノンAutoboy TELE
外装は傷だらけ、高価なリチウム電池がないと動きません。これもバラして、レンズだけを使うつもりでした。
ところが、電池を入れてみると、完動品でした。クオーツデートもストロボも、AFもオートワインダもちゃんと動きそうです。
40mmF2.8と70mmF4.9の切り替え式(ズームとは呼ばないのかな?)。
40mm時は前玉だけで、70mm時は前面部が前に繰り出されると、横から振り子式に後玉が加わります。(後で、気が付いたのですが、この後玉って1眼レフで使うリヤテレコンと同じなんですね。ピント合わせはそのままに、焦点距離だけが延ばせるのですよ。)
どちらもレンズはきれいでした。それでは一応フィルムを入れてみようということになって、撮ってみました。
一緒に持って行った、A35 Dateluxは40mmF2.8
40mm側は同程度のスペックなのにちょっとコントラストが違いました。
見た目は同じレンズのように見えるのですが、逆光ではフレアーの差が出ましたね。フィルター付けていたからな?フードが要るのかしら?
順光では、さほど目立たないのですがね。
やっぱり、設計が新しいこのカメラ:Autoboy TELEの方がきれいに写るようです。
困りましたね。
こんなプラスティックボディの電子仕掛けのカメラをコレクション?として残しておいてもなぁ?でも写りが良いから、分解するのも、もったいない。
もうフィルムのコンパクトカメラでは、コンパクトとは呼べないほど大きくて重いので、普段使いには持って出かけられません。
やっぱり、箱詰めしてお倉入りさせておこうかな?
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私もカメラのジャンク箱ってすどうりできない性分なんです。
一昔前は電池を使わないカメラが入っていました。
それらは買いあさりましたねぇ。
Sハットさんのお蔵はいっぱいでしょう。
わたしはそんなにありませんがフィルムカメラはどうなってしまうんでしょうか。
撮ったフィルムもなんとかしないといけないし。
投稿: 牛鳴 | 2009年5月 7日 (木) 09時08分
電池が要るカメラということでは、今のデジカメなどは全くそうなのですが、すぐに陳腐化して、顧みられなくなるのでしょうね。
それに、フィルムも電池も需要が減れば価格が上がり、益々古いカメラは使いづらくなりますから、博物館にでも寄贈するしかないのではないでしょうか?
このデジカメの電池:充電バッテリーなんですが・・・
カメラメーカーを問わず共通使用できるバッテリーがいくつかはありますが、高容量化と小型化が、どうしても新型バッテリーを生み出してしまうので、長続きしないようですね。
私が心配しているのは、各メーカーごとでそれぞれ専用電池を用意して、ユーザーの他社への移行を抑制して、自社カメラの販売を増やそうと考えているように思えるところです。
特に大手が。
パナソニックなどは電池メーカーでもあるわけで、他社カメラにどんどん公開して使わせれば良いと思うのですが、
開発費を回収しようとすると、純正=高価な商品にせざるを得ないので、乗ってくるメーカーが少ないのかも知れませんね。
まあ、バッテリーも消耗品、カメラも消耗品と考えて、使い切っていくのが一番効率的なのでしょう。
私のように収集癖がある人には、デジカメは困った物ですよ。
投稿: シャンプーハット | 2009年5月 7日 (木) 20時12分
このAutoboy TELEというカメラ、調べてみると、5万円以上もするカメラだったのです。
当時のコンパクトカメラとして、相当レベルが高かったということですかね?
投稿: シャンプーハット | 2009年5月 7日 (木) 23時47分