« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »
デジタルカメラの性能を云々すると、どうしてもその速さとか正確さとか解像度の高さとかが評価基準になって、鮮明な画像を素早く確実に撮影できること(写真機に求められる基本ですから当然なんですが)が、すべてのようなことになってしまうのですが・・・。
実際には、もっとあいまいなぼんやりした写真の世界があって、ピンボケ、露出不良、ぶれまくりな写真が、作品として面白かったりします。
それと同じノリなんですが、もっとアナログでマニュアル操作が必要なスローなカメラがこれからも必要な気がします。
省エネ方向としては、毎回不要なごみが出るフィルムカメラに戻るわけではなく、デジタルカメラなんですが、マニュアルフォーカスレンズしかないとか、露出計をOFFして目測で撮っちゃうとか、一々液晶画面で撮影結果を確認することができないとか・・・。
現在のデジタル1眼カメラでも、設定をすればそのような使い方は出来ますが、初めからスローになっていて設定が変えられないとか、機能が少ない分軽いとか小さいとか安いとか、そんなカメラがあっても売れるような気がしますね。
で、振り返ってみると、エプソンのR-D1シリーズなどはこれを具体化した一例なんですね(安くも軽くもないですが)。
一々巻き上げレバーを操作してシャッターチャージして、シャッターボタンを押す。1枚1回ごとに、巻き上げレバーを操作するのは面倒なんですが、カメラが勝手に撮っているのではなく自ら撮っていると言う充実感がありますね。
出来ればそこに加えて、バッテリーもいらないとか、巻き上げ操作で充電出来るとかにすればもっと省エネカメラになって、新しい顧客層も獲得できような気がします。
「答え一発、カシオ ミニ」あたりでしょうか?私がコンピュータ?らしきもの?を使い始めたのは。当時、電卓は高かったですね、四則演算(+-×÷)しかできなくて、算盤よりも値段が張りました。でも、これでも安くなったカシオミニはかなり売れたらしいですよ。12,800円でした。単3電池を2本入れた記憶があります。
確かそのころ(パソコンとは言わず)マイコンが流行りだし、ちょっと新しいもの好きなマニアが、自分でブログラムを組んで、複雑な公式の演算をさせるとかが始まっていましたね。
私は、そちら方向へは行かず、出来合いの関数電卓とかプログラム電卓を使いましたが、気が付くとパソコンが仕事場に導入されてきましたね。
まだまだ、コンピュータルームに磁気テープやらパンチカードやらを使った大型コンピューターが設置されていて、専門のオペレーターがいて大がかりに仕事をやっていました。
しかし間もなく、扱いが簡単でしかも演算能力が高いパソコンが登場して、更にどんどん新しくなって、大型コンピューターは無用の長物になってしまいました。
パソコンも初めの頃は価格も高く、固定資産扱いでしたが(今でも企業内ではそうなのかな?)最近は安価なものが増えたので管理が楽になったでしょうね。
電話器なども同様に、どんどん安価な物になってきました。もう携帯電話を固定資産としてカウントすることはないでしょうね。
さて先日、我が家の冷蔵庫(調べてみると14年も使ったものでした)が、突然壊れましてあわてて家電量販店へ行き、省エネ度「★★★★★」の新型を購入しました。それで「エコポイント」なるものが付いているとのこと、なんだか余計な手続きをしなければいけないらしいのですが、まだ良く理解できていません。
冷蔵庫が壊れるととても困りますね。何しろ食材を保管しておく場所が無くなりますし、特に冷凍食品はどんどん自然解凍状態になりますので、せいぜい24時間くらいのうちに調理してしまわないと、食中毒を起こす危険が高まります。冷凍室の容量が大きいのも考え物ですね。
京都議定書でCO2削減目標を約束した時、さすがオイルショックから立ち直った省エネ国:日本は、世界をリードして地球環境を守るために相当の努力をするつもりなのだなと感心したのですが、その後、CO2削減は全く進まず、いったいどうなるのかなあと思っていました。私個人としては、自転車を買い、不必要な自動車の使用を控え、新車購入も遅らせ、とうとう通勤もやめたわけですが、どうやらそう言うことではいけないようです。
昔、自動車の開発に少しばかりかかわっていたころ、目標耐用年数を高めて長寿命設計をするよりも、短いサイクルで新開発・新技術を織り込む短寿命の設計の方が、環境にやさしいのだよと言う考えがありまして、モデルチェンジの期間延長を否定する人がいましたが、それも一理あるわけですね。
最近の私の場合ですが・・・、デジタルカメラが普及してカメラ業界がもうかると研究開発の費用が増えて、要素技術も進歩して、さらに性能の良いデジカメが発売されて、またまた沢山売れて、どんどん省エネが進む・・・・・・らしいのです。
ですから、新製品は買ってあげましょう。考え方次第ですが、短期的に割高でも、長期的には割安でもあるわけです。(本当にそれで正しいのか????????????)
コンデジの比較、それも画質の比較などと言うのは、はっきり言って無意味ですね。
その昔、まだデジカメ創成期の各社研究段階の時代なら、軽量コンパクトなデジカメに活路を見出したオリンパスとか、フィルムの次を考えなければならないフジフィルムとか、資金力で上回るソニー・キヤノン・ニコン?など、各社各様のコンデジがそれぞれその個性を主張していました。
ユーザーの方も、どこのメーカーのカメラがノイズが少ないとか、解像度が高いとか、使い勝手が良いとか、逆に機能が多すぎて理解しにくいとか、話題として楽しんでいました。
でも今では、その当時比較対象にも上らなかった、ペンタックスとかリコーとかの弱小?メーカーのカメラだって、十分写真が撮れて、しかも人気があるのですよ。
どのメーカーでも、それなりに高品質で色々と楽しめる今の日本のデジカメ情勢?社会?環境???が、いかに恵まれた時代・状況なのかを、
「グローバル化難民?」、「民営化難民?」、「ITバブル崩壊~その前のバブル崩壊」、「1次・2次のオイルショック」などを体験してきた私の世代は、
今をおごらず、過去を飾らずに、もっと謙虚に、もっと切実に、後進たちに伝える必要があるのではないか?と感じるのですが・・・、
たかがコンデジで、たいそうなことを言うな!と、たしなめられそうですが、書いてしまいました。
もう25年以上も前、初めはベータムービでした。
次に8mmビデオが登場して、ずいぶん小さく軽くなって楽に動画撮影が出来るようになりました。でも撮影後の編集は大変でした。数時間~10数時間くらい撮影したテープを、長くても30分、出来れば5分以内にまとめる作業の大変だったこと。動画はもうやらないと何度も思ったものです。
でもサラリーマンを辞めた今では、報告用とか発表用とか言う重荷が無くなったので、気楽に使っています。それにビデオの動画から静止画が簡単に取り出せるようになりましたし、画質も良いのでビデオカメラもありがたく使わせてもらっています。
ちょっと前になりますが、カシオからとてつもなく速い連写の出来るカメラが出ましたよね。60コマ/秒で、高倍率ズームのネオ1眼コンデジでした。パスト連写?とか言ったと思いますが、シャッターボタンを押すか?はなすか?の数秒前から記録できる(すでに過ぎてしまった過去を写せる・・・ちょっと大げさ)というモードまであって、どう使おうかと悩むほどでした。鳥撮り・虫撮りで使い勝手が良さそうだと宣伝していましたが、コンデジのくせに値段が10万円以上するので、買う気がおきませんでした。
ところが最近は、安い普通のコンデジでも、普通にエンドレス連写が出来るようになったのですね(画素数の少ない動画モードとは違います)。さらに驚くほどの高速連写が画素数を落とさずにできるのです。凄いですね。
でもこうなってくると、スチルカメラとビデオカメラとの境目?・差別化?が判らなくなってきましたね。デジタル1眼でも、動画機能付きが標準になりつつあるし、その画質もフルハイビジョンで、しかもレンズは高品質の静止画用が使えるのですよ。
以前は、動画ならばビデオカメラの方がはるかに使い勝手が良いと思っていたのですけれど、なんだか良くわからない状態になってきました。
超高速連写のスチルカメラがこれからの動画撮影機器ということなのかな?
コシナ・フォクトレンダー COLOR-SKOPAR20mmF3.5SLⅡと来れば、レンジファインダー用のCOLOR-SKOPAR21mmF4と比べてみたいところ(ツァイスのF2.8は別格と言うことで)。さらに、廉価盤MFレンズ 20mmF3.8などもコシナ製を持っています。
フィルムカメラを持ってくればどれもフルサイズで撮影出来るのですが、比較ですからデジカメを使いたいですね。R-D1sならどのレンズも装着可能ですが、ピント合わせが大変そうです。
とりあえず、絞り解放
あれまあ!せっかくの陣笠ひずみがトリミングされて単なる樽型ひずみに見えますね。
一応F5.6まで絞ってみました。同じ順で
こんな写真ではわかりづらいですが、やはり値段なりの描写と言うことでしょうか。コシナ廉価盤の抜けの悪い感じは、やはりわかります。
逆に一番暗いレンジファインダー用レンズの出来栄えが良いですね。もっとほかの被写体でもう一度見比べてみたいと思いました。
私の手元にあるニコンフルサイズ対応の20mm広角レンズです。
純正レンズと比較してみましたが、同程度の陣笠タイプの曲がり加減(ちょっとだけフォクトレンダーの方が曲がりが少ないかも)でした。
D700+COLOR-SKOPAR20mmF3.5SLⅡ(絞りF解放)
D700+COLOR-SKOPAR20mmF3.5SLⅡ(絞りF5.6)
絞り解放での周辺減光は、純正20mmF2.8の方が大きいです。でもF5.6以上に絞ると差が無いですね。
0.7mの近距離撮影では、フォクトレンダーの方がほんのちょっと画角が狭くなりました。また、露出具合が1/3~2/3段ずれますね、CPUの関係か?絞り羽根の動き具合か?わかりませんが、補正してやらないと純正より明るく写ります。
超広角レンズですから、厳密なピント合わせが困難です。フォーカスエイドも合焦範囲が広く、マニュアルではかなり甘くなりそうです。絞れば関係ないのですが・・・。
コンパクトなMFレンズですから、APSフォーマットのカメラでスナップ用という感じではないでしょうかね。
何かといえば、瞬時に露出を変えた2ショットを撮影して、カメラ内で合成すると、白飛びも黒つぶれもしない写真が撮れるのだそうです。
ダイナミックレンジを拡大する方法なのです。
へ~!と唸りました。なるほどそんな考え方で出来るのか!コンデジもすごいなぁ!
で、試してみると・・・
なんか効果ありそうですが、葉っぱが揺れていると、2回撮ったことがわかりますね。
と言うことは私の場合、手ぶれ写真ばかりが撮れるのかな?
で、三脚に乗せて手ぶれさせないようにして、もう一度試してみると
確かに色の鮮やかさが増して、きれいに撮れそうなんですが、やっぱりどことなくぶれているような印象が残りますね。
もっと明るい時間帯でシャッター速度が速ければ、問題ないのかな?
最近コンパクトデジカメでもCCDではなくCMOSを採用したものが出ているのですね。でも画質がとりたてて良くなったという感じは受けないのですが・・・。
どこがどう違うのか詳しいことは良くわかりませんが、デジ1眼でもCCDとCMOSでどちらが有利か?などと言っていた時代があって、感度の良さとか発色の良さではCCDが有利で、連写時の発熱量とか処理速度とかではCMOSが有利などと言われていました。
だけれど、近頃のライブビュー1眼の勢いとか、省エネ志向の高まりから、CMOSにどんどん移行しているような気がします。キヤノンはずいぶん前からですし、ライブビュー1眼の草分けオリンパスも速かったですね(LiveMOSと呼んだかな?)。その後ニコン、ペンタックスもCMOS採用ですからね(ソニーはどうだったかしら?)。
右上あたりを約等倍に
同じ仕様のレンズですが、撮れた写真の違いはありますが・・・
確かに後から出た方が滑らかな感じではありますが、撮像素子よりも露出プログラム(オーバーめとかアンダーめ)の影響が大きい感じがします。それに画像処理ソフトの違いとかも。
確か、コンデジの撮像素子の大きさなら、ライブビュー時の発熱量もバッテリーの持ちも大して影響ないと言われていましたが、技術開発の進み具合や需要と供給、生産設備の都合、その他いろいろな事情が絡んでどれも皆、「右へならえ」となってしまうのでしょうね。
以前書いたのですが、気が向いたのでまた少し自転車で・・・TOPICOとIkonとR10をかわるがわる持ちかえて、さらに途中でフィルムを入れ替えたりしながらです。
まず我が家周辺は、農地の住宅化が進み昔の面影が残っている道が無くなりかけています。何しろ35年以上前の思い出の道を辿ろうということですから、無理なことは承知です。
この信号交差点は昔からあって、道幅も余り変わっていないようですが、周りの建物は変わってしまいましたね。
道が大きく変わったと言えば、ここです。
曲がったところには、なにやら歴史が書かれた記念碑が・・・
宅地造成や道路の造成で、史跡が昔の場所のまま維持できず、移設してこのような場所に集められたとか書いてあります。
さて、話を通学路にもどして・・・、ちょいと昔の面影がありました・・・・
確か、この奥の坂道を上ると水道局の大きなタンクがあったはず・・・
ありません???・・・信号に標識だけが・・・あ!ここだ!
と言うことでした。月日が経ったということですね。
さてこのあたりは、私が自転車で通った頃、造成の真っ最中でして、まだ道路の舗装もできておらず、信号もなかった場所なんです。
雨上がりにこのまっすぐなだらだら坂を上っていくと、自転車のタイヤが、まるでトラクターのタイヤか?と思うほど泥で太くなって、でも降りたら今度は自分の靴が・・・と思い、必死で漕いだものでした。
私は、いつも裏門からだったので、正門には思い出がありません。
でも一回りしてみると、ありました。当時新館?たぶん?、だったはずの校舎が。
どうも記憶とは異なっているようです。もっと開けた高校だったはずなのに。
そう言えば、どこの小中学校も敷地周りをフェンスで囲うようになり、門扉も閉めて、インターホンになってしまいましたね。世の中が開けていくと、学校が閉ざされてしまうと言うのはなんとも複雑なことです。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
最近のコメント