ペンタックスのリミテッドレンズ
ペンタックスのデジタル1眼レフカメラを持っていると、ついつい欲しくなるのが「DA Limited」レンズですね。
現時点では、15mmF4、21mmF3.2、35mmF2.8マクロ、40mmF2.8、70mmF2.4の5本があります。
どれもアルミの削り出しの鏡胴で、とてもコンパクトに仕上げてあります。しかも組み込み式フードや専用キャップまでが付いて、トータルでレンズのデザインが完成しているというような具合で、収集家の所有欲を掻き立てます。
これより以前には、フィルムカメラ時代に発売された「FA Limited」レンズがあり、31mmF1.8、43mmF1.9、77mmF1.8の3本でした。DA Limitedより大口径のレンズばかりで、その大きな目玉がより一層所有欲を掻き立てるものでした。実は現在でも販売されているのですが、スペック以上に高価なものになっているのです。
さて、ここにもう1本、アルミ削り出しの鏡胴で、ほとんどDA Limited レンズと同じ趣向のレンズがありまして、それがDFA100mmF2.8マクロWRなんです。
なぜこのレンズが、「Limited」の称号を与えられなかったのか色々と考えてみたのですが・・・、解かりました。
フードが樹脂製でしかも組み込みタイプではないところとか、レンズキャップもアルミ削り出しではなく普通のクリップタイプの樹脂製だからなんです。しかも、光学レンズの構成そのものが旧タイプのままで、トキナー100mmF2.8と基本的に同じだと言う辺りが引け目になって「Limited」が名乗れなかったのですよ、たぶんね。
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