キヤノン Autoboy FXL
電池切れで動かないものらしいので、持って帰ってCR123Aリチウム電池を入れてみると、全くの完動品でした。裏面のカレンダーもちゃんと復活。
調べてみると2000年ごろのカメラで、発売当初の価格は19.8K程度で、モデル末期は9.8Kくらいで投げ売りされたとか。
当時のフィルムコンパクトカメラの主流はズームレンズでしたから、単焦点32mmのこのカメラはあまり人気が無かったようです。しかし、さすがに単焦点、写りの良さは後世で評判となり、なかなか中古市場に出てこない品物だったようです。
さて、写り具合はどうかと言うことで、おもカメ”bbf”と一緒に使ってみました(焦点距離が近いのでね)。
まあ!なんと言いますか?とんでもなく綺麗に写ってしまいますね(おもカメbbfも、かなりのものですが)。
こんなに良く写るのに、しかも外観だって「中古良品」なのに、ジャンクかごに入れられてしまうなんて、本当にかわいそうですよ。
この手のカメラは、だれでも簡単に使えて良く写るのが当たり前。コンデジと同じ使い道のカメラですから、一旦デジタル化したらその利便性には敵わないので、もうフィルムには戻れません。
この時代、もうフィルムカメラはどれも顧みられないのでしょうかね???
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