« おもちゃカメラです ”NOBLE 35” | トップページ | 35mmのレンズ »

2010年3月 2日 (火)

”NOBLE35”に再挑戦

前回の問題点と反省から、少し対策して撮影に臨みました。

(1)フィルムの擦り傷が激しいこと・・・プロテクターを考案

(2)夕暮れでは露光不足になること・・・天気の良い日中に撮影

(3)シャッター速度は遅めの1/60秒程度らしいこと・・・同じ画角のデジカメで毎回チェック

(4)ピント範囲は5m以上らしい・・・絞りこめる条件で使うことと、裏技を別に考えること

(5)撮影コマ数が10コマでは、フィルムがもったいない・・・フィルムの裏紙にマーク追加

さて、それで、撮影結果は、ばっちりでしたよ。

ちょっとしたフィルムの取り扱いで横から光が入ってしまったものもあるのですが、全体としては満足できる撮影結果でした。

NOBLE35(ISO100ネガカラーフィルムから)Scnnoble0107_2                          初めの1枚はちょっとフィルムの巻き上げが足りなかったようです。

絞りF11にしても、被写界深度が増える感じではありません。   Scnnoble0105_2                  擦り傷も目立たなくなったし、露光具合も良いでしょう。

同じシーンをG1+Biogon25mmF2.8で             P1180308_2 P1180311_2_2

それから、ピント中心を1.5mくらいにする裏技を見つけました。    P1180321_2 Scnnoble0116_2                 無理やりですが、レンズ全体を1mm程度前にずらしました、なんだか描写が良くなったような気がしますね。

そこで、読み込んだカラーデータのままでは                              Scnnoble0116_1 Scnnoble0117_1

かなり良いでしょう。

でも一番問題なのは、スキャニングなのでした。

1コマごと機械任せで読ませると、何だか変な感じになります。                       Scnnoble0111_1

そこで試しに複数枚を同時に読むと、上の画像とは違う色合いに

左:F11と右:F8の露光の差が判りますScnnoble0123_1

さらに、自動画質調整をキャンセルしてみると           Scnnoble0124_1

ちょっとコントラストが落ちますが、適正露出で撮影した画像なら、こちらの方が自然な感じですし、後からのレタッチでも破たんしない感じに思えます。

何だか面倒臭いことになりましたが、50年前のおもちゃカメラでもちゃんと撮影できるところがうれしいですね。

それから、撮影コマ数は15コマまで増やせました。

後は、フィルムのセッティングや巻き戻しの時に外の光を入れてしまわないように十分に注意すればよしと言うことです。

また気が向いたら、このカメラを持ち出そうと思います。

« おもちゃカメラです ”NOBLE 35” | トップページ | 35mmのレンズ »

フィルムカメラ」カテゴリの記事

NOBLE35」カテゴリの記事

ボルタ判フィルムカメラ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ”NOBLE35”に再挑戦:

« おもちゃカメラです ”NOBLE 35” | トップページ | 35mmのレンズ »

フォト
2024年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ

カテゴリー