”NOBLE35”に再挑戦
前回の問題点と反省から、少し対策して撮影に臨みました。
(1)フィルムの擦り傷が激しいこと・・・プロテクターを考案
(2)夕暮れでは露光不足になること・・・天気の良い日中に撮影
(3)シャッター速度は遅めの1/60秒程度らしいこと・・・同じ画角のデジカメで毎回チェック
(4)ピント範囲は5m以上らしい・・・絞りこめる条件で使うことと、裏技を別に考えること
(5)撮影コマ数が10コマでは、フィルムがもったいない・・・フィルムの裏紙にマーク追加
さて、それで、撮影結果は、ばっちりでしたよ。
ちょっとしたフィルムの取り扱いで横から光が入ってしまったものもあるのですが、全体としては満足できる撮影結果でした。
NOBLE35(ISO100ネガカラーフィルムから) 初めの1枚はちょっとフィルムの巻き上げが足りなかったようです。
絞りF11にしても、被写界深度が増える感じではありません。 擦り傷も目立たなくなったし、露光具合も良いでしょう。
それから、ピント中心を1.5mくらいにする裏技を見つけました。 無理やりですが、レンズ全体を1mm程度前にずらしました、なんだか描写が良くなったような気がしますね。
かなり良いでしょう。
でも一番問題なのは、スキャニングなのでした。
そこで試しに複数枚を同時に読むと、上の画像とは違う色合いに
ちょっとコントラストが落ちますが、適正露出で撮影した画像なら、こちらの方が自然な感じですし、後からのレタッチでも破たんしない感じに思えます。
何だか面倒臭いことになりましたが、50年前のおもちゃカメラでもちゃんと撮影できるところがうれしいですね。
それから、撮影コマ数は15コマまで増やせました。
後は、フィルムのセッティングや巻き戻しの時に外の光を入れてしまわないように十分に注意すればよしと言うことです。
また気が向いたら、このカメラを持ち出そうと思います。
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