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2010年4月の27件の記事

2010年4月29日 (木)

黒いストッキングのソフト効果について

今回使った男性用のストッキングの網目は、かなり鋭角的に編まれており、それなりに規則正しい周期になっているためか、撮れた写真にもそんな雰囲気が出ていました。

R2018854_1_2

K-7+タムロン90mmF2.8マクロ                     Pk7_3147no_1

ストッキング 1枚                               Pk7_3148st_1

ストッキング 2枚重ね                           Pk7_3150st2_1

メッシュの帽子                                Pk7_3152ca_1

1枚の時は、はっきりと規則正しい模様が画像の輪郭などに現れますね。それを2枚重ねることで、少し乱された輪郭の表情になりました。

更に帽子のメッシュを使った時はもっと複雑な模様を通りぬけた光ですから、かなりぼんやりとして、自然なソフト効果が得られていると思います。

同じシーンをD700で

Ai-S135mmF2.8                       Dbb_9215no_1

ソフトフィルター                               Dbb_9218so_1

黒いストッキング                               Dbb_9224st_1

メッシュの帽子                                Dbb_9221ca_1

撮像素子が大きい分だけ撮れた写真では細かくなるのですが、やはり1枚だけの規則正しいメッシュを通すと、輪郭がギザギザ模様になりますね。

複雑な模様の方が自然なソフト効果を出せることは判りましたが、あまり厚手のものを使うと、光が通りにくくなって、シャッター速度が遅くなってしまいます。

だから、黒いストッキングを被せただけではなく適度に孔を開けて光を乱してやりながら、明るさもあまり損なわないようにすると、自然なソフト効果が得られると言うことのようです。

孔の開け方は、まだよくわかりませんけれどね。それにもしかすると女性用のストッキングの方がもっと柔らかい表情になるかも知れませんね。

でも実は、このシーンならペンタックスのソフトレンズの雰囲気が好きですけれどね、私は。

K-7+FA85mmF2.8soft 絞りF4                       Pk7_3154_1

絞りF5.6                                    Pk7_3155_1

ちなみに、キヤノンでは、こんな感じですから                      Img_7015_1

2010年4月28日 (水)

ソフトレンズとソフトフィルターとその他

同程度の画角と言うことで、EOS5D+EF135mmF2.8soft、K7+FA85mmF2.8soft、D700+Ai-S135mmF2.8、の3台で撮り比べしました。

ソフトレンズとソフトフィルター、それにちょっとした工夫でソフト効果が出るものを。

EF135mm                                   Img_7009_1

SOFT=2                                    Img_7012_1

キヤノンのソフトレンズは、専用の切り替えリングがあり、ソフト効果を0-1-2と切り替えられます。その時、ピント位置がかなりずれますので、ソフト効果を切り替えるたびに、ピント合わせが必要でした。また撮影倍率もほんの少し変化するようです。ちょうど、ニコンのDCレンズのボケコントロール(DC)リングを回した時の動きに似ていますね。

FA85mm  絞りF8                                   Pk7_3139_1

絞りF5.6                                   Pk7_3138_1

絞りF4                                   Pk7_3137_1

絞りF2.8開放                                 Pk7_3136_1

ペンタックスのソフトレンズは、絞りの加減でソフト効果が変わります。開放F2.8からF5.6まで段々と効果が減り、F8ではほとんどソフト効果は無くなります。またキヤノンのようなピントの移動は無いようで、撮影倍率が変化することもありません。

次は、ソフトフィルターとその他です。

私が持っているケンコーのソフトフィルター                         R2018861_1

水滴が付いたように点々と突?凸?があります。                   R2018863_1

男性用ですが、黒のストッキング                                  R2018851_1

たまたまあった、メッシュの黒い帽子                     R2018858_1

すかして見ると                                R2018859_1

Ai-Sレンズはマニュアルフォーカスですから、裸の状態でピント合わせをしたらそのまま固定して、フィルターなどを取り替えています。

Ai-S135mm                            Dbb_9173no_1

ソフトフィルター                                Dbb_9176so_1

黒いストッキング                              Dbb_9180st_1

メッシュの帽子                                Dbb_9184ca_1

ソフトフィルターは露出倍数がかからないようですが、ストッキングと帽子では1.3段、2.3段程度シャッター速度が低下します。それに、素材の色と言うのか透過する時の繊維の反射光のようなものが、撮影画像にかなり影響しますね。

だから、ストッキングのような薄手の生地で、更に適度に孔を開けたものが雰囲気が良いと言われているのかな?

この比較、おもしろいので次回へ続けます。

ソフト効果が無くても

ソフトレンズだとかソフトフィルターが無くても、被写体の選び方や撮影のし方で柔らかい表情になりますね。

D700+Ai-S135mmF2.8                   Dbb_9061_1

Dbb_9105_1

Dbb_9173no_1_2

でも専用のソフトレンズのボケ方は、また異なったぼけ方なんですよ。

EOS5D+EF135mmF2.8                        Img_6951_1

SOFT=2                                   Img_6954_1

やっぱり、このシーンではソフト効果は要りませんでしたね。

2010年4月27日 (火)

ソフトフィルター

ソフトフィルターを持って出かけました。ケンコーのSOFTON Ⅱ(B)と言うタイプです。かなり古いものです。

ニコンD700+Ai-S200mmF4マクロ                 Dbb_9048_1

ソフトフィルター装着                               Dbb_9049so_1

全体にぼんやりと霞んだ感じになりますが、背景ボケに何やら擦れたような模様が入ってきますね。

もう1枚ちょっと絞りこんで                                                               Dbb_9059_1

そのままソフトフィルター装着                         Dbb_9058_1

う~ん、被写体が悪いかな?あまり雰囲気が良くなりませんね。

ではレンズを換えて、別の被写体で。

D700+Ai-S135mmF2.8                       Dbb_9080_1

そのままソフトフィルター装着                            Dbb_9081_1

この被写体の方は、気になる玉ボケが無いのでそれなりにソフトな雰囲気が出せますね。

ついでに他のソフト効果グッズ?も試してみました。

たまたま持っていたメッシュの帽子をレンズの前に被せました       Dbb_9084_1

色がちょっと変わってしまいましたが、なんとなく似たようなボケ方ですね。

ストッキングに孔を開けてソフトレンズのように使う裏技?はたぶん効果有りですね。

ところで、一緒に持って行ったキヤノンのソフトレンズではこんな風にボケるのでよ。

EOS5D+EF135mmF2.8 SOFT=0                      Img_6933_1

SOFT=1                                  Img_6932_1

SOFT=2                                    Img_6931_1

やっぱりフィルタータイプとはちょとボケ方が違いますね。

山笑う 2

本当に一気に光が強くなりましたね。

Img_0909_1

Img_6972_1

ずっと昔にゴールデンウィークにダイビングをした後、あまりの気持ちよさにそのまま浜辺でひと眠りしたら、とんでもなく日焼けしてしまった記憶があります。

この時期は風が吹くとまだ冷たくて、肌が焼ける感覚がないまま重症になってしまうのですよ。

快晴、光り輝く山の中へ出かけました                   Pk7_3038_1

Pk7_3101_1

Img_0949_1

Pk7_3056_1

Pic_0396_1

Pic_0403_1

Img_6980_1

Img_6975_1

木々の緑が日に日に濃くなって、もうほほ笑む感じではなく大笑いしてしまったようで、「こみあげてくる」感じが少し失せてきましたよ。

私の勝手な感覚なんですけれどね。

2010年4月26日 (月)

オオルリほか

鳥撮り目的で山へ

何かいるんだけど・・・                     Pk7_3031_1

トリミング拡大                                     Pk7_3033_1

暗くて・・・                                Img_0920_1

レタッチで明るく、オオルリだったのにピントが・・・                 Img_0925_1   

残念?ヤマガラでした・・・                          Pk7_3046_1

これはホオジロ?かな?カシラダカ?かな?                      Img_1003_1

オオルリのメス?かな?・・・                          Img_1024_1

お!突然目の前に!                             Img_1029_1

50%にトリミング                             Img_1029_2

なんと!シャッター速度は1/13秒!でした             Img_1030_1

シャッター速度を上げようと目を離した途端に逃げました。

ISO感度を初めから上げておけばよかったのにね、残念。

山笑う

どんなふうに撮ったら「山笑う」表現ができるのか、中々うまく撮れませんが貼り付けておきます。

P1010985_1

R5013411_1

今の時期に天気の良い里山に出かけると、若葉の息吹と言うか、明るい輝きと言うか、まるで山が笑っているように見えますよね。

Img_0829_1

Img_0860_1

Img_0864_1

こんな感じを覚えるたびに、宮沢賢治の「虔十公園林」の中で、虔十(けんじゅう)さんは風がそよいだり木の葉が光り輝くとう、れしくてたまらなくなってひとりでに笑いがこみあげてくる、という描写があったのを思い出します。

Img_0869_1

Img_0895_1

R5013406_1

本当にこみあげてくるうれしさがありますよ。

2010年4月25日 (日)

110(ワンテン)フィルムのカメラを2台

先日のおもちゃカメラの110だけではまずいので、ちゃんとピント合わせができるレンズが付いているカメラでも撮ってみました。

ミノルタ ウェザーマチック(初代だよ)http://homepage2.nifty.com/photo_shampoohat/IMG_2777.JPG                    Scnminolta1100503_1

Scnminolta1100505_1

Scnminolta1100506_1

Scnminolta1100509_1

防水用の前面保護ガラスが劣化して?白っぽくなっていたのですが、今時のデジタル処理でコントラストを高めてやればそれなりに見られるようになりますね。

単三電池1本で、内蔵フラッシュも使えてとても便利ですが、ちょっと大げさなんですよね、この黄色い奴。

ミノルタ ポケットAUTOPAK270http://homepage2.nifty.com/photo_shampoohat/IMG_2779.JPG                    Scnminolta1100515_1

Scnminolta1100516_1

Scnminolta1100518_1

Scnminolta1100521_1

Scnminolta1100524_1

さすがに高いカメラですね。ちゃんとピントも来るし、露光具合も良さそうです。50cmのマクロ切り替えも、目測を誤らなければしっかり撮れますよ。

このカメラ、たぶん絞り優先AEでかなり遅めのシャッター速度まで対応していたはずですから、カメラぶれさえなければ、相当に暗い条件でも撮影できます。一応、別付け専用ストロボも有るのですが、大きすぎて使わないでいるうちに故障してしまいました。(たんなる接触不良だったのかも知れませんが)

こちらのカメラは、もうどこにも売っていない特殊電池なので、裏技で対応していますが、110フィルム自体が生産終了・在庫のみ販売の状況ですから、もうすぐ使えないカメラになってしまいます。

やっぱり、110フィルムを少し買い貯めておこうかな?! 

2010年4月22日 (木)

110(ワンテン)おもちゃカメラ

110フィルムの期限切れ在庫がありましたので、おまけのおもちゃカメラ_に入れて持ち出しました。http://homepage2.nifty.com/photo_shampoohat/IMG_2781.JPG

Scnomake1010003_1

Scnomake1010004_1

Scnomake1010005_1

Scnomake1010006_1

ピンボケも有りますが、ぶれていますね。持ちにくく、軽いカメラで、シャッター速度が1/125秒程度。しかも、滑らかとは言えないシャッターボタンの動き。

もっと慎重にシャッターを押せば、もう少し写るだろうにと反省中。      Scnomake1010019_1

Scnomake1010020_1

学研の二眼レフの続き 2

撮りすぎた写真の整理が概ね終わりました。似たような写真ばかりを、半月遅れですがUPしておきます。

学研の二眼                                      Scngakken0301_1

Scngakken0310_1

Scngakken0319_1

Scngakken0311_1

Scngakken0316_1

どうしても、うっかりやっちゃうんですね多重露光            Scngakken0304_1

やはり一緒に持って行ったbbf                        Scnbbf0712_1

Scnbbf0701_1

レンズが良いので、学研に比べて画面の隅までピントが来るので、わりと普通に写っちゃいますね。

ですからbbfはやっぱりこう言う表現かな?                      Scnbbf0718_1

Scnbbf0720_1

Scnbbf0726_1

2010年4月21日 (水)

農大の八重桜と黄桜 4

さて「今回は望遠系のレンズで」と、出かけてみたのですが・・・

EOS5D+EF100mmF2.8IS                  Img_6642_1

Img_6634_1

曇り空で光が弱くて、満開のあでやかさが写真になりません。

天気の悪い日は、こんなソフトレンズでごまかしましょう。

EOS5D+EF135mmF2.8ソフト                           Img_6673_1

Img_6679_1

Img_6684_1

Img_6745_1

ソフト効果をOFFにして撮ることもできますけれどね                           Img_6724_1

Img_6735_1

2010年4月20日 (火)

キビタキ見たよ

ハヤブサに気をよくして、次は山の中へ。

しかし、ただでさえ暗い林の中でしかも雨降りですから、「鳥さんが出てきてもシャッター速度が足りないなぁ~」とISO800まで感度を上げ、絞りもF4の開放にセットして、ゆっくりと山道を進みました。

と、道路を横切る小さな黒い影。窓ガラスを下して少し体を乗り出して見ると、今度は車の横をすり抜けるように。

見えましたよ、黄色いのがはっきりと。

車を降り、カメラを構えて飛んで行った方を探すと。         Img_0800_1

50%にトリミングしています                       Img_0801_1

一瞥をくれたら、すぐにまた飛び立ちました。

離れたところで、もう一度。

26%にトリミング                           Img_0809_1

これ以上は、追いかけません。証拠写真が撮れたので。

山は、もうすっかり新緑ですね。                         P1010978_1

ハヤブサ見たよ

先日わたしがオオルリを見た話をしたら、家族から近所の山道でキビタキを見たとかオオルリの声がしていたという返事。

もう夏鳥が来ていて当然なのですが・・・、用事があったり気分が乗らなかったりで中々出かけられずにいました。

それで、やっと今日出かけたわけですが、生憎の雨降り。とりあえず自動車で様子見するだけと言うことで、短めのレンズです。

途中、畑から黒っぽい大きな鳥が舞い上がりました。カラスとは様子が違ったので、「これは猛禽だな」と、車を止め行方を追いかけると、100mくらい離れた木の枝に止まりました。

EOS40D+EF300mmF4IS                       Img_0746_1

遠い!・・・それに雨降りでコントラスが無くピントが合わない。

背面液晶で拡大確認すると、やはりカラスではないですね。   Img_0746_2

脚が黄色い                               Img_0766_1

自動車のエンジンの振動が、カメラぶれになっていたのでエンジンを止めて、後は数で勝負と言うことで、何度もピントを合わせ直して連写。

等倍から切り出し                              Img_0784_1

どうやらハヤブサのようですね。                      Img_0793_1  

久しぶりに見ました。

2010年4月17日 (土)

農大の黄色い桜

八幡宮の桜が咲き始めたならこちらも咲いているだろうと、隣の農大に行ってみました。

ちょっとだけですが、咲き始めていました。P1180902_1

P1180905_1

それよりも、隣にあったカエデの花と葉が勢いがありました      Ep092608_1

P1180933_1

2010年4月16日 (金)

ニコンS-マイクロフォーサーズ

ずいぶん前に手に入れたのですが、写真の整理がつかないままになっていました。G1やE-P2にニコンのSマウントレンズを付けるアダプターです。P1190305_1

でも私の場合、使えるのはフォクトレンダーのSマウントだけなんですがね。

50mmF2.5と85mmF3.5はLマウントを持っていなかったので、このアダプターがあれば、デジタルで気軽に使ってやれると言うことだったのです。

E-P2+S APO-LANTHAR 85mmF3.5            Ep042381_1

Ep042394_1

E-P2+S SKOPAR 50mmF2.5                  Ep042377_1

Ep042379_1

ところでこのアダプター、無限遠は出るのですが近距離が少し不足しました。ただでさえ最短撮影距離が長いSマウントレンズですから、これでは楽しさが半減します。

そこで、ちょっとネジを緩めて0.5mm程度のスぺーサーをはさんでやると、ちょうど良い感じになりました(逆に無限遠が甘くなったかも?)。

さてそれでは改めて、LマウントとSマウントのレンズを撮り比べてみようと、G1と一緒に持ち出しました。                  Imgp0163_1

S 50mmF2.5                                  P1190106s50_1

L 50mmF2.5                                  P1190109l50_1

S 50mmF2.5                               P1190112s50_1

L 50mmF2.5                               P1190115l50_1

当たり前ですが、同じ描写をしますね。陽のあたり加減で少しシャッター速度がずれることと、アダプターのガタのせいでちょっと構図もずれますが・・・。

もうお気づきかも知れませんが、これまで中々見つけられなかったLマウントの50mmF2.5が入手できたのです。

次は、

S 85mmF3.5                              P1190094s85_1

L 90mmF3.5                                P1190097l90_1

S 85mmF3.5                              P1190100s85_1

L 90mmF3.5                               P1190103l90_1

と、撮り比べて見てびっくり。

S 85mmF3.5とL 90mmF3.5の画角が同じなんです。どうやら呼び方が違うだけで、同じレンズ構成のようですよ、この2本。

で、メーカーHPを確認すると、なんと画角は同じ27°の表記。どうやらニコンSレンズの長さに合わせて85mmのファインダーフレームを用意したのに、90mm呼称のレンズでは都合が悪いと言うことで、85mmと表示しているようです。

たかだか5%ほどですから、誤差の範囲だとコシナは言うのかな???

以前から疑問だったのですよ。「わざわざSマウント用だけに85mmのアポランターを用意するなんて、少量しか売れないだろうに、コシナは何をやっているのだろう?」と。

今頃気づいた私が、「間抜け」でしたね。

で、比較はやめて、気軽にパシャパシャしました。

R-D1s+L 50mmF2.5                                Epsn2875_1

Epsn2880_1

Epsn2897_1

G1+S 35mmF2.5                           P1190132_1

G1+L 50mmF2.5                           P1190120_1

お!ちょっと色ぽい木を発見                          Epsn2888_1

                               

2010年4月15日 (木)

来ましたオオルリ

ちょっと立ち寄った公園で、今季初見のオオルリです。

持っていたカメラはコンデジだけでしたので、鮮明に撮れませんでしたが、証拠写真です。

CX1(50%にトリミング)                                   R2018825_1

薄暗い場所なので、どうしてもシャッター速度が足りませんね。                   R2018836_1

場所は、この時計が有るところです。                     P1010948_1

ところで、冬鳥のツグミもまだまだ残っていますね。          R2018794_1

Imgp0186_1

近所の畑では見なくなったのですけれどね。

ネガフィルムのデジタル化

ポジフィルム(リバーサルフィルム)をデジカメで撮影したらそれらしくなったので、それではネガフィルムもデジカメでと思い、試してみました。

SRT101のネガをG1+45mmF2.8マクロで接写               P1190065_1

Photoshopの 色調補正>階調の反転 で、ポジ化                P1190065r_1

トリミングして 色調補正>自動レベル調整 で、色出し         P1190065r1_1

さらに、トーンカーブを調整して、好みの(自然な)色合いに調整         P1190065r2_1

同じ乗りで、他の画像も                           P1190063r2_1

P1190060r2_1

P1190068r2_1

P1190069r2_1

P1190077r2_1

なんとなく「もう少し」と言う感じなんですが、それなりにネガフィルムからポジへの変換は出来ますね。

カメラそのものの選定や撮影時の設定、それ以前に光源の選定など、もう少し煮詰めてやればかなりの線までネガフィルムのポジ化・デジタル化が出来そうな感じはします。

私はプロではありませんからこれ以上はやりませんが、専用のフィルムコピー機(デジカメタイプ)ならもっと自然な感じに、しかも簡単に、デジタル化してしまうのでしょうね。

案外そちらの方が安上がりだったりして???・・・。

2010年4月14日 (水)

リバーサルフィルムのデジタル化

スキャナーの不調から、別のデジタル化処理を試してみました。デジタルカメラでフィルムを接写するのです。

光源はハクバの「ライトビュアー5700」という小型のインバーター蛍光灯が入ったやつを使いました。

フィルムを平面に密着させた方が良いことは判っているのですが、とりあえずは置いただけで、撮影しました。

NewFM2のフィルムをG1+45mmF2.8マクロで撮影しました。P1190003_1_1

P1190007_1_1

P1190012_1_1

P1190018_1_1

確かにポジフィルムを見たままに近い感じで撮影されています。しかし記憶色とは異なっています。やり方を変えるといくらでも表情を変えられるわけですから、この辺りが写真の「うそつき加減」なんですけれどね。

どうせポジフィルムをコピーしたのなら、下のように写した方が雰囲気が出ているかも知れません。

ほらね!                                        P1190025_1_1

P1190028_1_1

P1190043_1_1

P1190047_1_1

いかにも「フィルムカメラ愛好家」の作品にみえるでしょう?!・・・・・。

ライトビュアーとG1でフィルムを接写している様子です。          Imgp0177_1

Imgp0181_1

いいかげんな撮り方なんですよ。 

2010年4月12日 (月)

リバーサルフィルムのスキャニング 2

折角の桜なので、今度はミノルタのSRT101とSRレンズ数本とベッサフレックスTMとM42レンズ数本にリバーサルフィルムを詰め込んで出かけました。

現像が上がって、スキャナーで読み込もうとすると、露出不良ではなく普通に光が入っているはずのコマまで変な感じになります。

SRT101                                      Scnsrt1011913_1

Scnsrt1011926_1

Scnsrt1011919_1

ベッサフレックスTM                             Scntm1901_1

Scntm1931_1

Scntm1942_1

やはり機械の不調なのかと、色々と調整してみると、

Scntm1907_1

Scntm1906_1

「自動色調整」と「退色補正」をOFFにして、「手動露光調整」で、しかもあまり増減感させないで読み取ると、コントラストは低いのですが色情報が豊富な画像データ(一見「眠い画」)が取り込めるようです。

Scntm1905_1

Scntm1904_1

ちょうど初期のEOSデジタルのRAW画像のような感じなんですが、後からレタッチするなら、こちらの方が扱いやすいと感じました。

それにしても、写真屋さんのプリントはどういう調整をするのか判りませんが、上手に仕上げますよね。

そう言えば、パソコンを”XP”から”7”に換えた時にスキャナーのドライバーって問題なく対応したのだったかしら?

もしかするとそんなところも、不調の原因かもしれないですよ???

SRT101                                   Scnsrt1011922_1

Scnsrt1011924_1

Scnsrt1011930_1

Scnsrt10119331_1

Scnsrt1011937_1

Scnsrt1011935_1

ベッサフレックスTM                            Scntm1911_1

Scntm1917_1

Scntm1923_1

Scntm1932_1

Scntm1947_1

Scntm1951_1

そうそう、それから一度にたくさん連続して読み込みをさせると、途中から変な色になったり、読み始めのコマだけグラデーション状態に明度が変化したりと、散々な状態になりました。

左端が暗くなって                               Scnsrt10119281_1

読みなおし                                   Scnsrt10119282_1

下の方が変な色に                             Scntm1944_1

読みなおし                                    Scntm1945_1

やはり光源蛍光灯か、そのコントロール回路が寿命になってきたようですね。

2010年4月11日 (日)

M(Lも)マウントレンズ数本

以前書いた記事と同じシーンになりますが、リバーサルフィルムの現像が上がってきたので、少し写真を貼っておきます。

カメラは、デジタルのG1とR-D1s、それとフィルムのツァイスIkonで、レンズを使いまわしながらの撮影でした。

Ikon                                       Scnikon1912_1

Scnikon1913_1

Scnikon1902_1

Scnikon1907_1

Scnikon1910_1

Scnikon1909_1

Scnikon1917_1

Scnikon1925_1

Scnikon1928_1

Scnikon1934_1

Scnikon1938_1

これも、EXIFにレンズのデータが残らないので、適当に判断するしかないですね。何しろ撮った私自身がいいかげんな性格ですから、各ショットの条件を一々記録していないのです。

よくプロの写真家でフィルムの作品にシャッター速度や絞りの条件が書かれていたりするのを見ると、「すごいな~!」と感心しますよ。

しかし、機械の機嫌が良い時は、何事もなくフィルムの取り込みが出来てしまいますね。それとも、ツァイスやライカのレンズの性能が良かったからなのでしょうかね???

2010年4月10日 (土)

撮りすぎた写真の山に埋もれて、さて・・・

今年の桜は長持ちでしたね、まる3週間。それで撮った写真の枚数がいつになく多く(いつでもたくさん撮るのですが、今年は一段と多かったので)、パソコンに放り込んだまま整理ができないでいたところへ、またまたフィルムの現像が上がってきて、これまたスキャニングに時間を取られ、ちょっとばかり「ギブアップ」しています。

と言うことで、今日は適当に「お茶をにごします」。                  Scnnewfm28015_1

Scnnewfm28033_1

Img_6459_1

Scnacom0809_1

2010年4月 9日 (金)

マニュアルレンズ数本

コシナツァイスの25mm50mm100mmとコシナフォクトレンダー125mm、それに本家?タクマー85mmにFA77mmと、お気に入りのレンズを持って出かけました。Img_6556_1

カメラは、ペンタックスのMZ5とキヤノンEOS5D。どちらもM42用のマウントアダプターが一緒です。

どちらのカメラにも、EXIFにレンズ情報が残らないので、後は適当に判断してください。

MZ5                                 Scnmz51006_1_2

Scnmz51102_1

Scnmz51107_1

Scnmz51205_1

Scnmz51207_1

Scnmz51214_1

Scnmz51222_1

EOS5D                                       Img_6536_1

Img_6539_1

Img_6541_1

Img_6546_1

Img_6553_1

Img_6563_1

Img_6595_1

Img_6593_1

そうそう、もう一台首から下げていました。GF1+MZD17mm  P1030805_1

P1030833_1

2010年4月 8日 (木)

リバーサルフィルムのスキャニング

桜撮りにリバーサルフィルムを詰め込んでみました。

Acom-1+ARレンズ数本                                Scnacom0802_1

Scnacom0805_1_2

Scnacom0807_1

Scnacom0812_1

Scnacom0817_1

Scnacom0825_1

NewFM2+AiSレンズとフォクトレンダーSLレンズ数本                                Scnnewfm28004_1

Scnnewfm28008_1

Scnnewfm28007_1

Scnnewfm28012_1

Scnnewfm28022_1

Scnnewfm28023_1

レンズの具合なのか?カメラの露出具合なのか?それともスキャナーの不調なのか?

Acom-1のフィルムではどのコマもほとんどマゼンタかぶりでした。

それで、ずいぶんレタッチで調整を加えましたが、どんどんフィルムのオリジナルからずれていくようで、頭が混乱状態です。

それに比べてNewFM2は、コントラストをちょっと高めてやるだけで十分自然な仕上がりになります。

実際に「生フィルム」を見比べたら、どういう具合なんだろうね?って、どちらも差が無いような???感じなんだけど・・・。

やっぱり、スキャナーの不調が一番の原因らしいです。もうずいぶん旧式になったからね?買い替え?・・・???

D700では、問題なく撮影していたのにねぇ・・・?    Dbb_8942_1

後でよく考えたら、レンズフィルターの有無も影響していたようですね。

直射日光だけでなく、花びらの反射光・透過光など複雑な光が入ってくるのに、リバーサルフィルムですから、光を整理してやらなければいけなかったということです、どうやら。

デジタルなら、ちょいちょいとWBを合わせれば終わりなのに。

いやぁ~、これだからフィルムカメラは面白い。

2010年4月 6日 (火)

ニコノスⅡ

ニコノスのⅢとⅤを持ていますが、ここにⅡが来ました。

しかも35mmF2.5のレンズ付きです。

ファインダーはしっかり曇ってしまって、ほとんど見えません。

フィルムの巻き戻しクランクも折れてしまったようで付いていません(一応巻き戻し自体はノブを直接つまんでやれますが・・・)。

ジャンク品として、かご中にころがっていたのです(3K)。

私としては、捨てておけませんでした。                            Image000

持ち帰って綺麗に掃除をして、フィルムの巻き上げやシャッターの作動を確認。

ファインダーは、持っていた専用のスポーツファインダーを付けてやれば大丈夫。

「いざ出動!」といっても、水中撮影ではありませんです。

写り具合は、次回へ。

2010年4月 5日 (月)

学研の二眼レフの続き

ピントも露出も大丈夫そうだったので、”bbf”と一緒に、ISO100のネガフィルムを入れて撮り比べです。

学研                                            Scngakken0104_1

bbf                                       Scnbbf0504_1

GF1+G20mmF1.7                            P1030756_1

画角としては、”bbf”が32mm、パナのG20が40mmですから、学研は約50mm相当と言うことのようです。

学研                                          Scngakken0105_1

bbf                                          Scnbbf0505_1

同じ「おもカメ」だと思って使い始めたのですが、この2機種は全く異なる描写をしますね。

改めて”bbf”のレンズの出来の良さを感じます。

以下、適当に貼り付けておきます。                                   Scngakken0109_1

Scnbbf0509_1

Scngakken0108_1

Scngakken0102_1

Scngakken0110_1

Scnbbf0510_1

見比べるまでもなく、レンズの違いははっきりしていますが、やっぱりスキャナーの読み込み具合と、あとのレタッチの加減でずいぶん仕上がりが変わってしまいますね。

Scngakken0120_1

Scnbbf0521_1

この学研の二眼レフの特徴を生かすには、画面中央のピントがしっかり来る部分に主題をおいて、逆にほかの部分はしっかりボケボケにしてしまうという構図しかないようです。

Scngakken0107_1

Scngakken0116_1

そしてさらに、しっかり近寄ってアップにしてやると効果的です。

Scngakken0126_1

”bbf”は、広角ですし最短撮影距離も長いので違う撮り方になりますね。

Scnbbf0524_1

Scngakken0115_1

Scnbbf0517_1

P1030759_1

Scngakken0119_1

Scnbbf0519_1

P1030760_1

レンズやカメラは、限が無くて面白いですね。

2010年4月 4日 (日)

学研の付録

pompoko55 さんのブログを見たら、どうしても試したくなりました。

以前、学研の「大人の科学」の付録で「ピンホールカメラ」が出た時はそれほど欲しいとは思わなかったのですが、今回(といっても昨年の11月)に出た「二眼レフ」はかなりのものらしく、前々から気になっていたのです。

P1010854_1

以前は品切れ状態でしたが今回本屋さんに行ってみると、3月発行の「第3刷」が奥の方に積まれていました。なんとなく売れ残り状態にも見えましたが・・・。

家に帰って包みを解くと                      P1010857_1

対象10歳以上!!!・・・・・・「お子様」ですから・・・         P1010856_1

おお!プラモデルかぁ~??                              P1010855_1

ネット検索した記事では、他の方たちは約1時間で組み立てたとありましたが、私の場合「ここは、どうなっている?」「あそこがこうだから、次はこうでなければ」「ほっほ~、なるほどこうなっているのか!」などなどと、余計な詮索をしながらでしたので、結局2時間弱の組み立て時間がかかりました。

挙句の果てに、うっかり反射ミラーに触ってしまって指紋がべったり(なんとなくごまかして撮影には支障は無さそうですが)などという失敗もありました。

一応完成。なかなか格好良いのです。                               P1010860_1

このカメラ、以前の記事のおもちゃカメラ”bbf”と同じノリのプラレンズ、プラボディーなんですが、ちょっと違うところがありました。

実は、「ファインダー」でピント合わせが出来る!のです。

”bbf”は目測で距離を決め、ピントリングの目盛りを合わせるのですが、この「学研の付録」はピントスクリーンに写った画像の鮮明具合を見てピントを合わせるのです(”bbf”のファインダーは、ピントスクリーンは無く、ただ構図を合わせるだけのものです)。

「本物の二眼レフ」と同じなんですね!

とは言っても、フィルム1コマと同じ大きさの画面を30~40cmの距離から見てピントの確認をする作業は老眼には辛い物がありまして、しかもレンズ自体の性能もあやふやな結像をするので、事前のトレーニングが必要でした。

具体的には、巻き尺とルーペを用意して撮影距離ごとにルーペで確認して、ピントリングに距離目盛りを付けたのです。

実際の撮影時は、ファインダーでピント合わせをするわけですが、概ねの目測と距離目盛が一致すれば、元々パンフォーカスのレンズですから大きく外れることは無く、安心ですからね。

さて撮影と思いましたが、あいにく雨模様、雨がやっと止んでもまだ曇りの状態。

どうしようか迷いましたが、たぶん絞りF11?シャッター速度1/125秒?程度ですから、ISO400のネガフィルムを詰め込んで、試し撮りを始めました。

現像結果です。                                 Scgakken0001_1

Scgakken0002_1

Scgakken0023_1

最短距離50cm辺りの描写は、画面中心にしっかりピントがきますね。おもカメらしい周辺減光もしっかり出ます。

Scgakken0004_1

Scgakken0009_1

中距離も目測で十分ピントが来ます。と言ってもやはり中央部だけですが・・・。

歪曲収差は、少し糸巻き型                             Scgakken0016_1

でも、画面中央しかピントは来ないから、普通に使う時はほとんど気にならない曲がり方かな?

後は適当に                                  Scgakken0020_1

Scgakken0015_1

Scgakken0022_1

ちなみに同じシーンをGF1+G20mmF1.7で                        P1030750_1

P1030746_1

P1030752_1

ネガフィルムで使う分には露出の読み具合もそこそこで良いので、案外使えるカメラです。

Scgakken0019_1

Scgakken0011_1

結構色も出るようなので、天気が良くなったらISO100のリバーサルで試してみようかな??

2010年4月 3日 (土)

もう一度、AFニッコールレンズ数本

と思って、翌日また出かけたのですが・・・

気温は低めなんですが前日とは打って変って穏やかな日で、撮影日和と言うことなんですが、今度は他のお客さんにとっても、お花見日和なんですよ。

ちょっとカメラを向けるとこんな写真ばかり               Dbb_8933_1 

Dbb_8943_1

Dbb_8947_1_2

ですから、撮ってはみたものの、アップできる写真が少ないと言うことでした。

D700+AFDC135mmF2D                        Dbb_8930_1

Dbb_8932_1

Dbb_8938_1

Dbb_8942_1

Dbb_8953_1

カメラとレンズを替えて、こんな感じでとっておきました。

GF1+G20mmF1.7                                       P1030575_1

P1030572_1

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