ニコンS-マイクロフォーサーズ
ずいぶん前に手に入れたのですが、写真の整理がつかないままになっていました。G1やE-P2にニコンのSマウントレンズを付けるアダプターです。
でも私の場合、使えるのはフォクトレンダーのSマウントだけなんですがね。
50mmF2.5と85mmF3.5はLマウントを持っていなかったので、このアダプターがあれば、デジタルで気軽に使ってやれると言うことだったのです。
ところでこのアダプター、無限遠は出るのですが近距離が少し不足しました。ただでさえ最短撮影距離が長いSマウントレンズですから、これでは楽しさが半減します。
そこで、ちょっとネジを緩めて0.5mm程度のスぺーサーをはさんでやると、ちょうど良い感じになりました(逆に無限遠が甘くなったかも?)。
さてそれでは改めて、LマウントとSマウントのレンズを撮り比べてみようと、G1と一緒に持ち出しました。
当たり前ですが、同じ描写をしますね。陽のあたり加減で少しシャッター速度がずれることと、アダプターのガタのせいでちょっと構図もずれますが・・・。
もうお気づきかも知れませんが、これまで中々見つけられなかったLマウントの50mmF2.5が入手できたのです。
次は、
と、撮り比べて見てびっくり。
S 85mmF3.5とL 90mmF3.5の画角が同じなんです。どうやら呼び方が違うだけで、同じレンズ構成のようですよ、この2本。
で、メーカーHPを確認すると、なんと画角は同じ27°の表記。どうやらニコンSレンズの長さに合わせて85mmのファインダーフレームを用意したのに、90mm呼称のレンズでは都合が悪いと言うことで、85mmと表示しているようです。
たかだか5%ほどですから、誤差の範囲だとコシナは言うのかな???
以前から疑問だったのですよ。「わざわざSマウント用だけに85mmのアポランターを用意するなんて、少量しか売れないだろうに、コシナは何をやっているのだろう?」と。
今頃気づいた私が、「間抜け」でしたね。
で、比較はやめて、気軽にパシャパシャしました。
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こんばんは、
いつもレンズ・カメラの比較を参考にさせていただいてます。
R-D1の50mmとG1の35mmで撮影した、もみじの写真が気になったのですが、R-D1の方が透明感が良く出ている気がします。
レンズの差なのかカメラの差なのか、両方なのか、気になるところですね...。
投稿: Mino | 2010年4月18日 (日) 22時39分
Mino さん、コメントありがとうございます。
今回、フォーマット違いでも同程度の画角になる機材同士で同じ被写体を撮っているのですが、この時は構図も撮影条件もあまり気にしないでいました。
確かに、G1よりR-D1sの画像の方が抜けが良い感じですね。
背景のボケ具合とかピント面のシャープさとかを考えると、どうしても長くて明るいレンズの方が有利ですよね。
いま撮影データを見直して、シャッター速度から推測すると、
R-D1sの方はF4、G1の方はF8で撮影したもののようです。ですからますますG1の方が不利だったのですね。
この時は風があって葉っぱは常に揺れていましたから、被写体ぶれも影響しているのかも知れません。
また、35mmレンズをマイクロフォーサーズで使うと、本来は広角系のレンズなのに望遠的な画角になってしまいます、だけど望遠レンズの表情は出ないということなんでしょう。
小さな撮像素子にたくさんの画素数を詰め込んで、しかもレンジファインダー用の広角レンズなので、より斜め方向から光が入って来るのですからね。
投稿: シャンプーハット | 2010年4月19日 (月) 14時55分