超広角ズームレンズ3本
雨間にちょっと撮り比べ。
超広角のズームレンズを何本か持って出かけました。
ちょっと古いですがデジタル専用のキヤノンEFS10-22mm、去年発売のパナソニックG7-14mm、それとオリンパスの最新型MZD9-18mm。
画角の広い順に並べて見ます。すべて広角端です。
ついでに、G1+アダプタ+EFS10-22mm(21mm相当?)
デジタルで拡大表示すると怖いですね。
なにかと言うと、隅の方の色ずれ(色収差)なんです。
ガラスを何枚も組み合わせてコーティングも工夫して目立たないようにしているのでしょうが、こんなに画素数が増えて鑑賞時の拡大倍率が高くなると、ほんのちょっとの色ずれがずいぶん大きくなって見えます。
ピントの位置にもよりますし絞り加減でも変わるのでしょうが、ちょっと古めのEFS10-22mmが一番大きくずれていますね。
このレンズが発売された頃のEOS(20D)は800万画素だったのですが、今の1800万画素のEOSで撮ったら、同じ色ずれ幅が1.5倍に拡大されますから目立つわけです。
そこへ行くと、、マイクロフォーサーズ(現時点で撮像素子の1ピッチは同程度の大きさなんですが)は元から小さいフォーマットに多画素を詰め込んでいるので、その気でレンズを作ったのでしょう、ずいぶんとうまく写ってしまいます。特にパナのG7-14mmは驚くほどずれが少ないです。
まあ、基本的に重箱の隅をつついているような話なので、写真を撮ることに大きな影響はないのですけれどね。
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