ペンタックスSPF
これまたジャンクかごに入っていました、ペンタックスの”SP F”(2K)。
外観はかなり綺麗でした。電池を入れると、露出計も動いています。
キャップ代わりの55F1.8のレンズも、しかたなく一緒に「お持ち帰り」となりました。
でもよくみると、ところどころ異なった部分が有るのです。基本的にM42マウントレンズを使うカメラですから、ベッサフレックスTMと同じ使い方だと思っていたら、少し違っていました(SPとTMは全く同じと言ってよいのですがね)。
SPFは、「絞り込み測光」だけでなく「開放測光」との両方が出来るようになったカメラなんですね。”Sタクマー”以前では「絞りこみ測光」、”SMCタクマー”以降では「開放測光」で対応するようです。
色々と考えるものですね、カメラの設計者たちは。
(ちなみに、コシナ・フォクトレンダーのM42マウントレンズは、古いタイプの絞りこみ測光しかできません。)
ところでこのジャンク品、やっぱりジャンク品でして、シャッターを切ると時々ミラーが上がったままになる不具合を抱えていました。それがどんどん頻度が高まって、とうとう・・・。
しかたなく分解しかけたのですが、カメラの底板をはずして眺めていたら、なんとなく直せてしまいました。とりあえずの一時しのぎですが、安定してミラーが復帰するようになりました。
「さてそれでは、撮影を」とレンズを付けて見たのですが、今度は何だか露出計の値がおかしい?明らかに1~2段程度オーバーな条件を示します。レンズが曇っているのかと他の物に換えて見ても、同じです。どうやら受光部の感度が低下しているようです。
それならカメラの設定感度を高めにしておけば使えるだろうと、ISO100フィルムに対してISO400としてみたのですが、レンズによってなのか、被写体によってなのか、あるいは絞り加減によってなのか判らないのですが、なんだかオーバー具合が安定しないのですよ。
プラス1段なのか?プラス2段なのか?決めきれないところが、悩ましいのです。
結局、”SP”の露出計とデジカメの露出計を参考にしながら、マニュアル設定で撮影してみました。
ちゃんと撮れるのに、露出計が当てにならないところが惜しいですね。ネガフィルムならプラス1段で押し切ってしまうのもありかなぁ~?
まあ、こんなところですかね、ジャンク品なんだから。
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近くに大手のリサイクル店があるんですが、最近電池使わない頃のジャンクカメラが高くなってるんです。
価値がわかってきたのか売れているのか、レンズキャップさえ最低でも350円・・・
ひところまえまでお宝があったんですがねぇ。
投稿: 牛鳴 | 2010年6月 4日 (金) 06時51分
牛鳴さん、どうも。
本当にそうですね。
時計なども、正確さではクォーツが良いですが、電池が切れたら終わりですし、キネティックやソーラーセルを積んでいても、2次電池の寿命で交換が必要になるとか。
また先日、自動車もバッテリー交換したら、電子回路が一旦初期化するらしく、再始動後しばらくの間色々な電気装置が正常に動きませんでした。
それは、我が家で一番新しい自動車なんですがね。
古い方は、時計を直すだけなのに、あ、ラジオの選局も初期化したかな?
とにかく、何でもかんでも電気仕掛けになりすぎていますね。
それに電気仕掛けのものは、電池を別にしても、物としての寿命が短い気がしますね。
たぶんその辺りを、みなさんが解かってきたのでしょう。
投稿: シャンプーハット | 2010年6月 4日 (金) 17時18分