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NEX-3にFD100-300を取り付けると、まるで大砲レンズのように見えます。
それでもこれで、450mm相当の鳥撮り機材になりそうなので、試してみました。
と言う具合で、ゆったりした被写体ならちゃんと撮れそうです。
しかし、拡大表示でのマニュアルピント合わせは画面が揺れて大変ですし、手ぶれ補正がないので、ぶれぶれ写真の大量生産状態。
そもそも1眼レフのような構えが出来ないので、被写体をフレームに導入するところから不便で、撮りにくいですね。
デジスコのように三脚に載せてしまえば、まだ使い勝手は悪くないのでしょうが、この組み合わせではNEXにしか三脚座がありませんので、ちょっと取り付ける気にはなれません。そもそも300mmまでのレンズですから手持ち撮影したいところです。
この組み合わせで、鳥撮りはやめておきましょう。
ペンタックスのM42レンズ=タクマーブランド?の55mmF1.8を4本持っています。
左から、Super-Takumar 55mmF1.8、
Super-Multi-Coated TAKUMAR 55mmF1.8、
SMC TAKUMAR 55mmF1.8、同じくもう1本、SMC TAKUMAR 55mmF1.8、です。
どれもジャンクかごから拾い出したものですが、その時の状態とか相場とか、あるいはタイミングとかで価格が異なっています(順に、1K、0.5K、2K、1K)。
NEX-3に取り付けて撮り比べて見ても、どれも良く写り、差がないと感じます。
ですから、描写は価格とは関係ない無いんですね。
フードを取り付けようとするとこのフィルターを間にはさまないと組み付きません。
良く見ると、フィルター枠に別の枠がねじこんであって、ガラス部分だけを取り外すことができました。
フードはこれで良いとして、この黄色いフィルターは何物?・・・紫外線防止??
ネガでは判りにくいので、リバーサルフィルムを使う時に試してみました。
後から調べて見ると、どうやら昔の白黒フィルムは光が強い時は、青が強く反応して雲などの階調が飛んでしまうらしいのです。それで黄色のフィルターで青い光を抑える目的に使われたらしいのです。
ケンコーのホームページを見ると白黒専用として、今でも高い値段で売られていました。
そう言えば、以前撮った白黒写真でも、そんな感じのがあったような???
あるいは、フレアーだと思ったこんな症状も、このフィルターで抑えられるのかな?
白黒フィルムを使う時に改めて使ってみないといけませんね。
まあ、カラーフィルムなら関係ないフィルターということでしたが、それにしてもこのウェスターのレンズ、古い割には案外素直で良い色が出ますから、リバーサルでも安心して使えそうですよ。
フィルムは、プロビア100Fでした。
「なんと言うことでしょう!」、どなたかの名台詞ですが、さすがに大きいですねこのサイズ。
120フィルムで6枚しか撮れません。
しかもピンホールですから、露光時間なんて1,2,3,4,・・・・と数えるわけですよ。
かなりの覚悟で撮影してみました。それもISO100のカラーリバーサルフィルムです。
当然失敗するはずなんですが、今のフィルムは凄いですね、なんとなく写ってしまいました。
スキャナーで読み込むにしても、フラットヘッドに1枚ずつしか載りません。条件出しや後のレタッチが厄介ですが面白いですね。
私のスキャナーで取り込めた画像サイズは、約11000×5100。
フィルム面積が大きいので、ピンホールでも縮小するとそれなりに見えてしまうところが、また凄いですね。
透過光でフィルムを見ると、周辺減光している部分も十分画像情報が写っていて、補正した方がイメージが近いように感じました。
でもフィルムを離して見るとやはり周辺減光は大きいですね、ピンホール写真ですから。
何でこんなことになったかと言えば、まとめ買いした120フィルムをウェスターだけでは消化できないとの判断なのですが、道楽にもほどがありますよね。
でも、これと同じようにデジタルカメラで撮ろうとすると、撮像素子のゴミがしっかり写りますし、焦点距離を異常に短くすることになるので、中々面倒なことになるのです。
それも面白そうではありますが・・・。
AiSの135mmF2.8を持っているのですが、ジャンクかごにころがっていたこのレンズを捨てておけず、拾って帰りました。3K
外観は、ぼろぼろ。キャップは前後とも無し。お店では気づきませんでしたが、よく見ると中玉にちょいカビ。
ただ、Aiタイプに絞り環が改造されていましたので、私が持っているボディーには、このまま取り付け出来ます。
以前、AUTOタイプをD200に付けようとして、あまりのきつさに驚き、マウント部を覗きこんで知りました。絞りの連動の機構が違うのですね。そのまま付けると破損の恐れありでした。
CPU内蔵タイプしか露出計が使えないD90などでは、絞り環が無関係なのでAUTOタイプのレンズが組み付けられるらしいです。それで、最近では無改造のままで使う人もいるらしいですね。
カビありジャンク品なんでしょうが、お買い得だったと思いますけれど・・・?
物の本によると、レンズ構成が異なっているようなんですが、これだけ差がないと何だか損をしたような気にもなりますね。同じ描写ですから、2本持っている意味が無いのかも?とか。
先日、キャノネットQL19を使っている時に、ついうっかりフィルム感度を勘違いして、ISO400のところをISO100のつもりで数ショットだけシャッターを切ってしまいました。これが初めから終わりまで間違えたままなら、現像時に「減感」指定してしてやればよいわけですが、途中の数コマだけなんですね。そこで、物はついでと言うことで、直後に同じシーンを撮り直してみました。
連続コマの同一条件でのスキャンです
右下の2コマと左上の2コマがオーバー露光させたもので、その後の右上4コマが撮り直しした分です。
ところがこのフィルムを1コマずつスキャナーの自動補正に任せて読み取ると。
少しばかり色の出方が変わってしまいますが、そこはデジタル処理でなんとなくレタッチしてしまえば、それなりに画像を取り込めますね。ネガフィルムの許容力の大きさを感じます。
フルオートカメラには、ありがたいことですね。ただそのことが、フィルムカメラをつまらないものにしてきた可能性もあります。
やはりコンパクトカメラがフルオートになり、レンズにこだわらなくなってしまったことが、衰退の原因ですよ。
QL19は、F1.9のレンズなればこその背景ボケが得られたり
ちょっと絞りこめば、隅々までしっかり描写する良いカメラですね。
今時のデジカメでも、レンズが効きますからね。GF1+G20mm
良いレンズが付いた、マニュアルフォーカスのカメラは、今後も生き残りますね。
先日手に入れた80-210mmが好調なので、ほかのカメラにも使えるアダプターが無いかと探していると、なんとこのレンズがニコンAiS用のアダプター付きで出ていました。
巷で銘玉と謳われるタムロンSP90mmF2.8の前身、SP90mmF2.5、これも銘玉と呼ばれていましたが、中々お目にかかることが無く過ぎていました。
理由が判りました。そもそもどのマウントにも対応できるアダプトールレンズなので、特定のマウント用の市場に出てこなかったんですね。
「タムロン アダプトールマウント」というキーワードで探すと、あっけなくこのレンズがヒットしました。
さて、F2.8と撮り比べて見ると・・・
後から見比べてもEXIFを見ないと、どちらがどちらと言えないくらいの描写ですね。
ちょっと重たいとか、最大倍率が1/2までとか、マニュアルフォーカスであるとか、新型に比べてマイナス要素がたくさんありますので、他人に勧められるレンズではありませんが、私としてはお気に入りの仲間です。おかげでまたアダプターが増えることになりました。
以前書いたことがあるコムラー「テレモア95」ですが、ジャンクかごの掘り出し物でした。今回また同じようなジャンク品でケンコー「テレプラスMC4」を入手したのですが、かなりレベル差がありました。
どちらもM42マウントです。外形寸法はほとんど同じに見えます。
ケンコーテレプラスの方は、白く曇っていました。レンズだけを外して磨いて見ましたが、変化なしです。このまま使うとフレアーが酷いのだろうと判っていましたが、試し撮りしてみました。
NEX-3+テレプラスMC4+SMCタクマー50mmF1.4
ほら、やっぱりね、テレプラスの方がコントラストが低い感じです。
かなり鮮明になりますが、まだ差がありますね。
絞り開放でもこんなに鮮明に写ってしまいます。
いづれも、私が入手したジャンク品個体での印象です。
そういえば取り付けた50mmF1.4の方もジャンクかごの掘り出し物でしたね。
SMCタクマー50mmF1.4・・・1K
コムラーテレモア・・・1K
ケンコーテレプラスMC4・・・0.5K
10円セールが終わると、ジャンクかごに今度はちょっと美味しそうなカメラやレンズがころがりこむようになりました。10円セール中に入っていたら即購入ですし、100円セールでも良かったのにと言う感じの物が続々と入って来ました。
しかし今は、どれも高すぎて買えません、ジャンク品なのに。しっかりと吟味して、悔いの無い品物を選び出すところが醍醐味ですからね、かなり慎重にチェックしていましたよ。
外観は傷も少なく綺麗な方でしたが、ファインダーは完全に曇ってしまい二重像が識別できませんし、裏ぶたを開けると内部は劣化したモルトプレーンが粉状になってはりついていました。
シャッターの具合やフィルムの巻き上げ巻き戻しを確認して持ち帰りましたが、やはり露出計は不動でした。
一通り掃除するとファインダーも綺麗になり、モルトも適当なシール材を貼り付けると、電池不要のフルマニュアル機としてなら使えそうです。
さすがに、45mmF1.9のレンズは良いですね。しかもフルマニュアルで使えるわけですから、ありがたいですよ。
1971年発売と言うことですから、ちょうどミノルタハイマチック9やオリンパス35DCなどと同時期のカメラで、明るいレンズが売り物の時代でした。F1.7レンズを搭載して「QL17」というモデルもあるのだそうです。
修理するのも道楽の内ですから、ちゃんと使える、よい買い物をしましたね。かなり見る目が出来てきたのかな?
ウェスタークローム 6”R”は、撮影サイズの6×4.5と6×6の切り替えができます。
但し、フィルムを詰め込む前にマスキングの枠を取り付けるか取り外すかを決めるので、途中で切り替えることはできません。
ですから6×6を選択すると、120フィルムでは12枚しか撮影できません。なんだかとても贅沢な撮影をしている気分です。
でも、もっと大きなサイズで撮影出来るカメラもあるのですよね。6×7とか6×9とか6×12とか。
ところでこのカメラ、撮影サイズが大きくなってもファインダーを覗いた状態は変わりません。初めから6×6の中に6×4.5のフレームが表示されています。それもぼんやりファインダーですから、フレーミングも適当なものです。
今回は、初めにデジカメで露出を確認した後は、ほとんどおもちゃカメラのように勘で撮影しました。しかも手持ち撮影で、距離は目測でした。撮影時の露出決定がいいかげんなので、スキャニング時の調整が大変でした。
6×4.5の時は目立ちませんでしたが、6×6では四隅に周辺減光が出ますね。昔ならファインダー視野率程度までトリミングしてしまえば問題ないと言うことだったのかな?
縮小しているので目立ちませんが、スキャニングした元データで見ると、どうやら手ぶれ気味の写真が多いようです。ほとんどF8、1/100秒を基準に、雰囲気で絞りを開けたり絞ったりでしたが、シャッター速度:1/100秒でも構えがいいかげんではだめですね。
カメラの手ぶれ補正機能を頼りにする普段の撮影スタイルが悪さをしています。反省しきりです。
白黒フィルム(ネオパン 100 ACROS )でも試してみました。
同じシーンを、最高速1/200秒のシャッターの場合と、最小絞りF22の場合と言う具合で連続して撮影していました。
絞りこめば被写界深度が深くなるのは狙い通りなのに、こんなにオーバー気味になってしまうのは、ありがたくないですね。
絞りすぎると、ピンホールカメラのようになってしまうのかな?絞り羽が正確ではないとか?低速時のシャッター速度が遅めになってしまうとか?古いカメラだからいくらでも不具合が考えられますね。
ウェスターの方が遅いようにも見えますが、被写界深度の差がありすぎて、ぼけているのか?ぶれているのか?わかりにくいですね。
やっぱりウェスターの方がシャッター速度が遅めのようです。
次からは、絞りこむときは要注意ですね。
手ぶれやカメラぶれも考慮して無事に撮ろうと思えば、シャッター速度は1/100秒まで、絞りはF11程度までが安全範囲かな?
そうなると、ほとんどおもちゃカメラの仕様になりそうですね。ピントも目測にしちゃおうかな?
1週間以上かかりますね。
フィルム現像だけなのですが、35mm判フィルムは30分で出来るのに、120フィルムでは店頭での処理が出来ないのでラボに送るのだそうです。
やっと結果が見られたのですが、撮影時の印象・記憶が薄れていて、自分自身の狙った意図が思い出せず、どう仕上げるのかぼんやり状態でスキャニングしています。
そこで、一緒に撮っていたDF1+G20mmのデータを振り返ると。
絞りによる被写界深度の様子とF値の大きな場合の解像具合を見ていたような気がします。
しかし、ピントは正確ではないし、最大F値(最小絞り)ではシャッター速度が遅過ぎるのか?絞り羽根が動ききれないのか?それとも露出演算が間違ってしまうのか?ちょっとオーバー気味になってしまいました。デジカメでも同じ傾向がありますから、普通のことかもしれません。
やはりフィルムカメラでも、絞りすぎると綺麗に写らないのですね。
出来の悪い方も。被写界深度が浅いです。
絞りこんでもシャッター速度が遅いので、残像状態です。
でも何のマウントか良く解かりませんでした。お店の人もいいかげんな返事です。それで、たぶんアダプトールタイプのマウントだろうと言うことで持って帰ったのですが・・・。
案の定、私の認識通り「アダプトール2」だったのですが、これに付けられるアダプターをネット検索しても、手ごろな値段の物がありません。何しろ10円のレンズを復活させるのにアダプターを数千円投資するのはちょっと迷いますよね。
これはかなりいけそうなレンズですよ。
ところが数日後、偶然立ち寄った初めての中古屋さんに、「アダプトールMD用」が置いてあるではないですか!しかも、お手頃?千円!私を待っていたのかと言うくらいのタイミングでしたね。
まあまあの掘り出し物でしたね。撮影はNEX-3でした。
これだけ普通に写ると、レンズ遊びとしてはあまり面白くないのかも知れませんね、FDレンズ。
NEX-3に付けて見ると、FD24mm、28mmは意外と大きく重いレンズでした。NFD50mmF1.8は案外軽くて持ちやすいのですが、75mm相当ですから普段使いには長いですね。
アダプターで色々なレンズを使ってみると、NEX用にはもっとコンパクトなレンズがふさわしいと思うのですが、UWH12mmやSWH15mmではマゼンタ被りが激しいので、ちょっと期待外れの状態ですし、カラースコパーの21mm、25mmも同じ傾向があって、結局バックフォーカスの小さめのレンズは厳しいです。
ほかに焦点距離が短めでコンパクトなレンズとなると、手許にあるのはペンタックスのリミテッドレンズか、M42レンズかな?・・・もう少し探してみよう。
ところでNEXの場合、企画としてレンズのラインナップをどうするかということが非常に厄介ですね。
コンパクトボディーを生かすコンパクトなレンズ、しかも画質は落とせない。かなり難しい注文になりますよ。
この先ソニーはどう展開させるつもりなのでしょう???
FD-NEXアダプターが手に入ったので、勢いでFDレンズが増えました。
以前と比べて中古価格が上がっているようにも感じますが、どんな具合なんでしょうね?
28mmF2.8と24mmF2.8、どちらも「中古難あり品」ですが、アダプターで使う分には特に問題はなさそうです。
しかし、同じFDのはずなのに、どうもマウント周りが異なります。
28mmの方にはレバーのロック機構が付いています。シリアルナンバーを見ると、24mmの方が古いタイプのようですね。このあとにNEW FDタイプもありますから、なかなか面倒です。そう言えば、FDになる前のFLとか言うマウントもあるらしいですから、キヤノンも大変でしたね。
とりあえず試し撮り。
思ったほどの画角の差がないかな?42mm相当と36mm相当ですからね。
とりあえず試し撮りですが、ウェスターで撮った写真の現像が上がってきましたので、少し貼り付けておきます。
120フィルムですから、6×4.5で16枚しか撮れないのですね。
ちょっとピントが甘かったのか、もっと絞ればよかったのか?
ファインダーを覗いて二重像を合わせて距離を測ったのに、レンズのピントを合わせ忘れました。
フィルムの巻き上げを忘れて多重露光させたりも要注意ですね、もう既に2ショットもやってしまいました。壊れた方のウェスターには、シャッターボタンのところに多重露光防止機構が入っていましたが、この”R”には付いていませんでした。
そんなところで、まともに写ったのは半分くらいですが、一応撮影はできそうです。
それから私の機材でのスキャニングも問題なく、6×4.5フィルムでは、4000×5000ピクセル程度の画像が取り込めました。色も案外素直に出ているようで、十分使えそうな感じですよ。
ちなみに露出計代わりに持って行ったGF1+MZD17mmF2.8では
まあ、道楽ですからこんなことも楽しいのですね。
50年近く前、子供のころに触ったことがある父親のウェスターは壊れてしまいましたが、このカメラはまだ動作可能でした。
レンズやシャッターメカは同じですが、こちらは距離計が付いていました。でもピントリングとは連動していません。
このダイヤルで距離を測ったら、その値に合わせてレンズ側の目盛りを合わせるのです。
露出は、デジカメをお供にしてそれなりに設定できますから、何回か使いこめば大丈夫でしょう。
1枚の写真を撮るのに、今時のカメラに比べると一手間も、二手間も、三手間も余分にかかりますが、楽しい時間ですよ。
しかし、最近のフィルム事情から撮影後のフィルム現像に時間がかかるところが、最大のネックかも知れません。
ますます手間がかかって、結果が見られるまで不安と期待が長引きますね。
ということで、撮影結果はいずれまた追々と・・・。
フォーカスフリーで、絞りもシャッター速度も固定のようです。おもちゃカメラと同じ、F11の1/125秒程度。
それでも、単三電池2本で、オートワインダーとフラッシュを駆動します。フラッシュは手動でONします、同時に絞りが開放F5.6になるようです。
電池が無くてもシャッターは切れますが、フィルムの巻き上げをしないとシャッターチャージできませんので、結局電池が要ります。
こんなスペックなら、オートワインダーをやめて手動巻き上げにしてやれば、電池が長持ちして良さそうな気がしますが、企画した人には、何かこだわりがあったのでしょうね。
このカメラについてはネット検索しても詳しいスペックが解かりません。日本製のようですが、以前レンズであったようにミノルタの輸出専用タイプのようです。どこを巡ってきたのか判りませんが、私の手許に来た以上は、壊れるまで使ってやりましょう。
周辺減光と、ちょい逆光でのゴーストは当たり前のように出ました。
そこそこ普通に写せますね。
やはりフィルムのコンパクトカメラが衰退した理由が解かりますね。面白い写真が撮りたいわけではなく普通に撮りたい人にとっては、こんなに不確実で、酷い写り方では使い続けられないでしょう。
デジタルになって更に小型化した今のコンパクトデジカメが異常な盛り上がりで世の中に浸透したのも解かります。何も気にせずに綺麗に撮れますし、その場で確認して気に入らなければ撮り直しもできますからね。しかも液晶画面の大型化と高精細化でその場で皆で見られるようになり、ちょうどポラロイドのようなインスタントカメラ的な使い方も出来てしまいます。その気になれば、テレビ画面でも表示できますから、便利なものですよ。もう、フィルムへは戻れないでしょうね。
だから私は、フィルムがあるうちに色々と使っておきたいのですね。
名前ではなく、番号で呼ばれているのかな?”C-225EF”と肩のところにある。
レンズは日本製で、組み立ては中国製らしい。手動巻き上げ・巻き戻し、フォーカスフリーでシャッター速度固定、絞りは感度に合わせて手動切り替えと言うタイプらしい。
以前手に入れたコダックの”K”なんとかと同じタイプのカメラだな。ISO100/200でF8、ISO400以上でF11、フラッシュONにすると絞り開放F5.6と言うことらしい。
とネット検索すると、またまた前の記事の人が仕様をまとめてくれている。ありがたいことです。
http://www.kiwi-us.com/~mizusawa/penguin/CAMEdata/panasonic/c_225ef.html
曇り空では調子がでないようなので、もっと明るい日中の方が良かろうと、もう一度試してみると。
画面右上に何か邪魔者が入り込んでいますね。カメラ内部を見ると、フィルム室の下面に内部反射防止のフェルトのようなものがはってあり、これの端末がはがれてフィルムにかかってしまうのでした。一応両面テープで補修しました。
しかし、フォーカスフリーでも、適当な距離と明るさ加減なら、これだけきれいに写せるものなんですね。
気が付けば、パナソニック同士の対決でしたよ。
CR123Aのリチウム電池1本で動きます(別に日付用のボタン電池もいるのですが、無くても撮影は出来ます)。
AF、AE、オートワインダーで、レンズは38-60mmの電動ズームです。なかなかコンパクトに仕上げてあるのですが、見た目に比べて重たい感じがします。
ありがたいことに、オートフラッシュの強制ON、強制OFFが可能です。
案外、狭い範囲の中央重点測光になっているようですね。影のある被写体ではちょっとずらすとフラッシュONのサインが出たり消えたりします。
60cmまでかな?たいしてマクロになりませんが、広角側より望遠端の方が近づける感じです。
背景ボケを期待して、強制的にフラッシュONにしてみましたが、たいしてぼかせませんね。絞りはフラッシュと直接的な連動をしていないようです。
と、ここまで書いて改めてネット検索すると、ありました。好きな人が居るのですね、こう言う仕様表をまとめてくれる人が。おかげで、助かりました。
http://www.kiwi-us.com/~mizusawa/penguin/CAMEdata/ricoh/myportzoommini.html
デジカメの優秀さを改めて感じますが、逆にフィルムカメラの持つ不安感・期待感も捨てがたいですね。
キヤノンのマニュアルフォーカスのレンズ:FDマウントは、現在のEOSマウントとは互換性がありません。
またフランジバックが短いのでマウントアダプターで使いまわしができるデジタルのボディーが少なかったので、中古市場でも性能の割に安価だったのです。
そこへパナのG1が発売されて、皆さんこぞってFD-M4/3アダプターで遊び始めたのですね。
私はFDレンズを1本も持っていなかったのでこれまで手を出さずにいましたが、先日の「なんでも10円セール」で購入したジャンクレンズの中に数本のFDレンズがありまして、とうとうFDマウントにも進出と言うことになりました。
早速試してみようと、レンズをカメラにあてがってみるのですが、このFDマウントと言うやつはちょっと厄介なんですね。ボディーに装着状態にしないと絞り環の操作に羽が連動しないのです。色々と裏技的な工夫をすれば使えそうなのですが、面倒臭いので既成のアダプターを購入することにしました。
マイクロフォーサーズでも良かったのですが、折角だから素子の大きな方にしようと言うことで、FD-NEXアダプターが到着しました。
ズーム位置を変えても絞りこんでみても、フレアーっぽくなってしまいますね。レンズ自体を覗きこむとそれなりにカビやらクモリやらがあってジャンクレンズになっています。
コムラーは、テレモアというコンバージョンレンズを持っていますが、今ではずいぶん珍しいメーカーですね。このレンズは、タムロンのようにアダプトールマウントになっていました。
中玉にカビもあるし、ピントリングもスライド式ズームもガタガタ、すかすか、引っ掛かりがあったり、ぶつけて凹んでいたりとジャンク品なんですが、写してみると前のコムラーよりしっかり写ります。
さすがに単焦点レンズです。10円ではありませんでした。しかしこれもリングが破損していてほとんどジャンク品。
ジャンクレンズの場合、キャップが付いていないことが多いので、後から汎用品を買うことになります。
で、キャップ代が意外と高かったりして、「餅より粉」のことわざのようになってしまいました。
アダプターについても、中古のAE-1を買った方が安かったりしますから、本当に道楽ですよね、レンズ遊びは。
以前から気にはなっていたものの、DXタイプなのでD700では使えないな?と見送っていました。
しかし、あまりの評判の良さに加え、ここのところの低価格化のおかげで、いつのまにか手許に届いてしまいました。
日差しが変化しているので正確な比較にはなりませんが、何だか色の出方が派手な感じですね。
当然のことですが、ボケ具合、背景の玉ボケの大きさは、フルサイズと50mmの方が大きくなります。
レンズの差より、ボディー側の差が大きいようにも見えますね。
本当に、最近のレンズはどれもちゃんと写りますから、あまり比較する必要が無いとも言えますね。
毎日暑い日が続いて、夏バテぎみですよ~。
朝晩の涼しい時間帯に撮影するのが良いのは解かっていますが、朝は眠いし夕方は色々忙しいので、中々思うようにはいきませんね。
中古やジャンク品で、変なカメラ?や変なレンズ?を手に入れたのですが、撮影出来るところまで調べたり、修理したりする時間が取れず置き去りになっていたりなんです。
先日は、近所のカメラ店でジャンクかごの一掃と言うことで「なんでも10円セール」というのがありまして、それまで2~3千円の値段が付いていたものがすべて10円。
またまた、レンズやカメラが増えてしまいました。それも動くかどうか判らないものが半分以上かな??
追々紹介していきますから、と言うことで今日はお茶を濁しておきます。
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