ミノルタ RIVA GT
フォーカスフリーで、絞りもシャッター速度も固定のようです。おもちゃカメラと同じ、F11の1/125秒程度。
それでも、単三電池2本で、オートワインダーとフラッシュを駆動します。フラッシュは手動でONします、同時に絞りが開放F5.6になるようです。
電池が無くてもシャッターは切れますが、フィルムの巻き上げをしないとシャッターチャージできませんので、結局電池が要ります。
こんなスペックなら、オートワインダーをやめて手動巻き上げにしてやれば、電池が長持ちして良さそうな気がしますが、企画した人には、何かこだわりがあったのでしょうね。
このカメラについてはネット検索しても詳しいスペックが解かりません。日本製のようですが、以前レンズであったようにミノルタの輸出専用タイプのようです。どこを巡ってきたのか判りませんが、私の手許に来た以上は、壊れるまで使ってやりましょう。
周辺減光と、ちょい逆光でのゴーストは当たり前のように出ました。
そこそこ普通に写せますね。
やはりフィルムのコンパクトカメラが衰退した理由が解かりますね。面白い写真が撮りたいわけではなく普通に撮りたい人にとっては、こんなに不確実で、酷い写り方では使い続けられないでしょう。
デジタルになって更に小型化した今のコンパクトデジカメが異常な盛り上がりで世の中に浸透したのも解かります。何も気にせずに綺麗に撮れますし、その場で確認して気に入らなければ撮り直しもできますからね。しかも液晶画面の大型化と高精細化でその場で皆で見られるようになり、ちょうどポラロイドのようなインスタントカメラ的な使い方も出来てしまいます。その気になれば、テレビ画面でも表示できますから、便利なものですよ。もう、フィルムへは戻れないでしょうね。
だから私は、フィルムがあるうちに色々と使っておきたいのですね。
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