ウェスターの作例 4(6×6判で)
ウェスタークローム 6”R”は、撮影サイズの6×4.5と6×6の切り替えができます。
但し、フィルムを詰め込む前にマスキングの枠を取り付けるか取り外すかを決めるので、途中で切り替えることはできません。
ですから6×6を選択すると、120フィルムでは12枚しか撮影できません。なんだかとても贅沢な撮影をしている気分です。
でも、もっと大きなサイズで撮影出来るカメラもあるのですよね。6×7とか6×9とか6×12とか。
ところでこのカメラ、撮影サイズが大きくなってもファインダーを覗いた状態は変わりません。初めから6×6の中に6×4.5のフレームが表示されています。それもぼんやりファインダーですから、フレーミングも適当なものです。
今回は、初めにデジカメで露出を確認した後は、ほとんどおもちゃカメラのように勘で撮影しました。しかも手持ち撮影で、距離は目測でした。撮影時の露出決定がいいかげんなので、スキャニング時の調整が大変でした。
6×4.5の時は目立ちませんでしたが、6×6では四隅に周辺減光が出ますね。昔ならファインダー視野率程度までトリミングしてしまえば問題ないと言うことだったのかな?
縮小しているので目立ちませんが、スキャニングした元データで見ると、どうやら手ぶれ気味の写真が多いようです。ほとんどF8、1/100秒を基準に、雰囲気で絞りを開けたり絞ったりでしたが、シャッター速度:1/100秒でも構えがいいかげんではだめですね。
カメラの手ぶれ補正機能を頼りにする普段の撮影スタイルが悪さをしています。反省しきりです。
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