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2010年8月26日 (木)

6×12判

「なんと言うことでしょう!」、どなたかの名台詞ですが、さすがに大きいですねこのサイズ。

120フィルムで6枚しか撮れません。

しかもピンホールですから、露光時間なんて1,2,3,4,・・・・と数えるわけですよ。

かなりの覚悟で撮影してみました。それもISO100のカラーリバーサルフィルムです。

露光時間約10秒                              Scnholgawpc0101_1

周辺減光を補正してみると                        Scnholgawpc0101_2

コントラストを上げて見ると                         Scnholgawpc0102_2

同じシーンを今度は露光時間約7秒                  Scnholgawpc0103_1

Scnholgawpc0103_2

Scnholgawpc0104_2

当然失敗するはずなんですが、今のフィルムは凄いですね、なんとなく写ってしまいました。

スキャナーで読み込むにしても、フラットヘッドに1枚ずつしか載りません。条件出しや後のレタッチが厄介ですが面白いですね。

私のスキャナーで取り込めた画像サイズは、約11000×5100。

フィルム面積が大きいので、ピンホールでも縮小するとそれなりに見えてしまうところが、また凄いですね。

透過光でフィルムを見ると、周辺減光している部分も十分画像情報が写っていて、補正した方がイメージが近いように感じました。

露光時間約5秒、周辺減光補正                             Scnholgawpc0105_2

露光時間約3秒、周辺減光補正                      Scnholgawpc0106_2

でもフィルムを離して見るとやはり周辺減光は大きいですね、ピンホール写真ですから。

露光時間約3秒、補正なし                         Scnholgawpc0107_1

何でこんなことになったかと言えば、まとめ買いした120フィルムをウェスターだけでは消化できないとの判断なのですが、道楽にもほどがありますよね。

でも、これと同じようにデジタルカメラで撮ろうとすると、撮像素子のゴミがしっかり写りますし、焦点距離を異常に短くすることになるので、中々面倒なことになるのです。

それも面白そうではありますが・・・。

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コメント

ピンホールカメラっていいですねぇ。
ゼロイメージのをずっと欲しいとおもっていて、そのままですが、撮影は難しそうですね。
ケンコーのレンズだけでも・・・なんてまだ思っています。
デジカメなら安易に撮れそうですから。

実は、このホルガの撮影にはD700とケンコーピンホールレンズがお供に付いて行きました。
仕様としてのF値はそれぞれ明示されていますが、実際の露出設定には、何らかの倍数を掛けないとうまくいかないらしいです。
普通のレンズで{F4、1/1000秒}の条件の時、このピンホールカメラでは、{F133、8秒}程度になっています。絞りは10段程度異なっているのに、シャッター速度は13段程度になっていました。
近距離の場合はまた少し異なり、シャッター速度は短い方向になるようですが、まだ良く解かりません。

D700の絞り優先撮影なら、長時間露光でもカメラが露出決定してくれますので、その場で結果を見ながら補正してやれば十分ピンホール撮影出来ます。
ケンコーのレンズは安心ですが、レンズキャップにアルミ板を貼って文字通り針孔を開けた物でも撮れますよ。

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