キヤノン FL58mmF1.2
このスペックは、ニコンのノクトニッコールと同じなんですね。
でも、それほど高い評判でもなく、中古価格もお安い方で、なぜなんだろう?と疑問がわくわけですよ。
で、NEX-3に付けて、ちょっと使ってみると
ぐるぐるのボケが出ますね。大口径レンズらしいじゃないですか。
でも、絞り開放F1.2は明るすぎてシャッター速度が足りないとか、ピントも背面液晶の拡大機能をもってしてもコントラストのピークがつかめないとか・・・。
なんだか、絞りに合わせてピント位置が後ろにずれて行くような気もします。それとも元々後ろに合っていたのが絞ることではっきりしただけなのかな?
絞りによるピントの移動は、他の大口径レンズでもあるようですから、ちょっと気になりますね。
まあ、NEXで使う場合は、絞った状態でピントを合わせ直せば良いわけですが・・・。
そうそう、このレンズ最短撮影距離が0.6mなのでもう少し近寄れないかと25mmの接写チューブ(中間リング)を挟んでみましたら、25cm~23cmの間だけピントが合うようになりました。
これではちょっと使いづらいですね。
ちなみにFL50mmF3.5マクロは、単体では無限遠~23.4cmで、さらに接写チューブを挟むと、ピント合わせの範囲は23.4cm~20.9cmと言うことらしいです。これで、1/2倍から等倍まで撮影倍率が高まります。
ところで、どうして人気がないのか?まだ良く解かりませんね。
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