キヤノンT50
FDレンズが増えてきたので、フルサイズで使ってみたいと思っていましたところ、ジャンク品としてころがっていました。1K
電池ボックスのふたが壊れていて、閉まりませんし、接点金具もありません。しかし単三電池タイプなので何とかごまかして使えそうに思いました。
それ以上にファインダーとミラーがとても綺麗で、是非ともこれでFDレンズを覗いてみたいと思ってしまったのです。
持ち帰って、電池を入れアルミホイルとセロテープで押さえて見るとちゃんと復活しました。フィルムの送りはオートワインダー、ミラーもシャッターも動いています。なのに、巻き戻しは手動クランクです。なんだか中途半端だな!?
更にこのカメラ、シャッター速度も絞りも全くカメラにお任せの自動露出なんですね。試しにレンズの絞りを回してやるとファインダー内にMのランプが点滅します。ここで、シャッター速度ダイヤルがあれば良いのに、1/60秒の固定のみ(電子シャッターなのに)なんです。ますます中途半端で、これは困ったカメラですね。
フィルムのISO感度とピント合わせ以外は、何もできないプログラムモードのみなんて、1眼レフとして意味があるのか?と感じましたが・・・。
とりあえずISO400とISO100のフィルムを1本ずつ使ってみました。
さらにこのカメラの場合、FLレンズではプログラムオートにも対応しないので、常に1/60秒のシャッターで明るさに合わせて絞りを変えるだけしかできないのでした。
大口径レンズ58mmF1.2の開放絞りを何とかして試したいと思い、ISO100フィルムを入れましたが、相当に暗いところでないとF1.2になりませんね。
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