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2011年2月28日 (月)

レンズ内蔵ROMの影響?

ペンタックスの純正レンズとシグマのHSM&OS付きレンズを比べて見ました。

同じ位置から撮影しているのに写る範囲(画角、倍率)が異なるのは、ペンタックス60-250mmが近距離撮影では極端に実質焦点距離が短くなってしまうからなんですが、それ以上に不可解なのは同じF値なのにシャッター速度が1段以上異なることなのです。

K20D+DA60-250mm(ズーム250mm、絞りF5.6)K20d8846_1

K-7+シグマ50-500mm(ズーム240mm、絞りF5.6)     Pk7_0608_1

シャッター速度は、上が1/250秒、下は1/80秒、測光モードはどちらも中央重点測光です。実際に撮れた写真もシグマの方がずいぶんオーバーに露光しています。

別のシーンです。今度は初めから露出補正してみました。

K20D+DA60-250mm(ズーム250mm、絞りF8)      K20d8851_1

K-7+シグマ50-500mm(ズーム240mm、絞りF8、補正-1)      Pk7_0618_1

上は、1/60秒、下は-1段露出補正をして1/60秒。これでもまだ下の写真の方が明るく写りますね。一体どういう演算をしているのだろう?

カメラのせいかと思って、レンズを組み替えて見ましたが・・・。

K-7+DA60-250(ズーム60mm、絞りF8、シャッター1/50秒)Pk7_0645_1

K20D+シグマ50-500(ズーム58mm、絞りF8、シャッター1/30)K20d8874_1

この写真もシグマの方が明るくなってしまいます。手ぶれ補正が入っているから、シャッター速度が遅くても平気だと言わんばかりに遅くなります。

でも時々は同程度の明るさで仕上がることもあるのでまたまた良く解からないところなんです。

K-7+DA60-250(ズーム250mm、絞りF4、シャッター1/125秒)Pk7_0638_1

K20D+シグマ50-500(ズーム240mm、絞りF5.6、シャッター1/50)K20d8871_1

強力なレンズ内手ぶれ補正やAF速度、それにズーム域を考えるとシグマに一本化してしまいたいところなんですが・・・、露出の安定感は純正の方なのかな?

シグマの方は、背景が明るい時に意図的にシャッター速度を遅くするように感じるのですが、やり過ぎの感じが・・・。

シグマは一体レンズのROMをどうやって設計しているのだろう?シグマの50mmF2.8マクロレンズなどはもろに純正扱いの認識になっていたことがあるのにねぇ?

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