RMC Tokina 80-200mmF4
「ジャンクで安かったから、うっかり買っちゃったけれど、何のマウントだかわからない?」
「これ見た事ありますよ、コニカARマウントですね。ほら、K/ARの刻印がありますよ。」
「な~んだ、そうなの。これ、使える?あげるよ。」
「ARのカメラなら持っていますから、遠慮なくもらいますよ。」
でファインダーを覗くと、…全然ピントが来ません?!
望遠端だけはなんとなくピントが合うのですが、広角側へズームさせるとピント位置がずれて無限遠の向こうへ行ってしまうようです。
「ははぁ~、これはだれか分解して、組立て間違えしたらしいな。」
以前自分でも構成レンズの裏表を間違えて組み立てたらこんな症状になったことがありました。
早速分解してみると、表裏を間違えそうな部分が3か所ありましたので、順番に組み直してはカメラに付けてみると言う作業を繰り返しました。
それで、一番外しにくい奥のレンズが原因でした。中玉でズームユニットに位置する両面凹レンズなんですが、見た目では表裏が解かりません。うっかり外すと、どちら向きだったのかさっぱり識別できなくなります。
都合6回、組み直しをやってしまいました。
以前、手に入れたトキナーのPKマウント80-200mmF4.5-5.6もそうでしたが、望遠側でのフレアーが大きいですね。
「ソフトレンズの一歩手前」と言うところでしょうか。
これだけ写れば良いでしょう。でもフィルムカメラで使うのはちょっと辛いかも知れません。
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