屈曲光学系?
オリンパスのコンパクトフィルムカメラを、もちろんジャンクかごからですが200円で。
35mmと70mmの切り替え式レンズらしいのですが、電池を入れ、裏ぶたを開けてシャッターや絞りの動きをを確認しようとしたところ、広角側になったまま望遠側に切り替えが出来ません。また望遠側にしたまま裏ぶたを開けると、勝手に広角側に切り替わってしまいます。
何でこんなこんなところに、一々キャンセル動作が入れてあるのか?と不思議に思いました。
次に前側から見ると、大きめのレンズが上下に2つ付いているのですが(初めは、二眼レフ?のコンパクトカメラなの?と思ってしまいましたが)・・・、シャッターを切ると両方のレンズの中でシャッターの羽が動くようです。
どうやら下のレンズが35mm用、上のレンズが70mm用らしいのです。
なるほど、どうやって上の70mmレンズとフィルムをつなぐのか理解できましたよ。潜望鏡のように光軸を2回折り曲げるのですね。
後で、上記のキャンセル動作を無効にする方法が判明りましたので確認すると、一眼レフのクイックリターンミラーのようなものがフィルム室内に下がってくるのですね。これを傷つけてはいけないので、裏ぶたを開ける時には勝手にミラーアップさせているのでした。
コンパクトにまとめるための工夫なのでしょうが、大変に凝った機構だし、とても危ういカメラだと感じましたね。
撮影結果です。
遠景も近景も破たんなく、35mm側も70mm側も大丈夫そうです。
薄曇りにISO100のネガフィルムでしたが、十分使えますね。
ちなみに、EOS5D+EF28-70mmF3.5-4.5では
同じ程度に撮れているというのかな?
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