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調べてみると、1930年代の製造。私の親と同世代のお年寄りです。
120フィルムの6×4.5フォーマットの中判カメラですが、手に持つとずいぶんコンパクトですね。
調べた資料とは異なって、シャッターは”Compur Rapid”、レンズは”Novar 70mmF3.5”が付いていました。
誰かが組み替えたのか?資料が間違っているのか?
そもそも、いくらでも組み換えができるように作ってあるのですから、どのような仕様で売られていたのかも判りませんけれどね。
で、撮影結果です。
フルマニュアル撮影ですが、80歳の年寄りカメラなのに、ちゃんと写るところがうれしいですね。
曇り空だったから、ちょっと青が強いかな?
フィルムは、コダックE100Gでした。
ちょっと前の記事で、あまり比較する気が起きないと書いたのですが、撮ってしまったので、自分の覚えとして貼り付けておきます。
キヤノンの1/1.7型CCD機、古い機種ですが画質に関しては文句なしのA650ISを相手に、1/2.3型機のQがどこまで迫るか撮り比べです。
画素数は同じ12M機、レンズのズーム域は35-210mm相当と27-83mm相当と異なるので、ズーム中間域で出来るだけ画角を合わせて撮影しています。
A650 (ズーム13mm絞りF3.2)
Q (ズーム10mm絞りF3.5)
A650(F4)
Q(F4)
A650(F5.6)
Q(F5.6)
A650(F8)
色味の違い以外は遜色なしですかね。
ズームレンズ同士の比較なんですが、どうしても開放F値と撮像フォーマットの大きさの差は出てしまいますね。
全く使い勝手が違うカメラ同士ですから、どこを比較したところで無意味なのかも知れません。
値段のことを考えると、Qの方が2倍以上高価ですから、この結果は当然と言えるのかな?
A650ISがもう少し軽かったら出動頻度が高まると思うのだけれど、大きくて重いカメラで出かけるなら1眼レフで良いですからね。
気が付けば、こんなに沢山売られていたのでした(買ってしまったと言うべきか?)。
GX100 (外光で背面液晶が見辛い時の補助と割り切る)
GF1 (GX100並みの見え具合です)
E-P2(倍率も画素数も高いのですが、ちょいと明る過ぎで・・・)
E-PL1(このEVFは、画素数も倍率も低くなっています)
GF-2(タッチパネルの方が使いやすいので普段は付けません)
GXR(画素数は高くないですが、違和感のない見え方です)
GX100のEVFより幅広ですが倍率は同程度
E-PL1s(使いまわしています)
取り替えることもできますが、見た目でこの取り合わせ・・・
あ!?、EVFの見え具合と言う点では、パナのG1は優れていましたね。それからソニーα33なども良く出来ていて、光学ファインダー並み?に見やすいと思いますよ。
有機ELのEVFが楽しみですが、まだ少し先になりますね。
昔の8mmカメラ用Dマウントレンズは、オール金属製なので気軽に分解整備をされていたようですね。
私がペンタックスQ用に手に入れたものの中にも、明らかに素人が分解したと思われる物が何本かありました。
外観やレンズガラスはそこそこ綺麗で、値段もそれなりに高価なのに、撮影して見ると全くピントがこないとか、もやもやの画像しか出てこないレンズなんです。
今回手に入れたレンズもそんなレンズでした。
とりあえずピントが合う位置を探して撮影。絞り開放です。
まるでソフトレンズのようですね。
少し絞ってみると
これで遠距離でもこのノリでピントが来れば、ソフトレンズとして使っても良いのですが、もやもやになってうまくピントがこないのですよ。
そこで、たぶん中のレンズのどれかがひっくり返っているのだろうと、分解して試してみました。
案の定、一番後ろのレンズをを裏返しにしてやると、開放でも
ちょっと絞ると
と言う具合で、普通になりました。
もちろん遠距離でもこの通り
普通になったら面白みが無くなったかも?
でも最短撮影距離が他の38mmより短いのがよいですね。
かなりアップにできます。
但し、このレンズに限りませんが昔のレンズは、絞りによるピントの移動だけは要注意なんですよ。特に近距離では、思いがけないほど動きますね。
このレンズの場合、絞りF4が一番カメラとのバランスが良く鮮明に写るようでしたので、初めからF4でピント合わせしてシャッターを切るのが良いようです。
10年ほど前に、初めて買ったデジカメでした。
38-380mm相当の10倍ズーム機。単三電池4本とスマートメディアで動きます。
デジカメはこんなに綺麗に撮れるのか!しかもISO感度を変えれば、暗くなっても平気で撮影出来ちゃうしフィルム枚数を気にしなくて良い、これは優れ物だぞ!
それでデジタル1眼レフの購入にまで進んだのですが・・・。
しばらく使った後、新型のC-730購入の下取りに出してしまったのですが、撮れた写真はC-700の方が綺麗だったと言う記憶があります。
今回ジャンクかごに外観の綺麗な個体がありましたので、懐かしさのあまり動かなくてもかまわないと思い、持ち帰りました。0.2K
改めてC-730、C720、C-700と並べてみると、
外観はほとんど同じなんですね。
画素数だけが、異なっています。
で、問題の画質なんですが、さすがにジャンク品。もう見る影もない可哀想な状況でした。でも一応動作はするのですよ。
同じサイズの1/2.3型裏面照射CMOSのカメラです。どれほど差があるのかと同じ被写体を撮ってみました。
ペンタックスQ+O2ズーム
リコーCX3
ホワイトバランスはおひさまマークですが、色目が異なるのはメーカの味付け具合でしょうね。被写体の実際の色は両者の中間で、CX3の方が近い感じです。
以下、同じ順番で
レンズが異なりますから、画面全体の解像度を見ると高倍率ズームのCX3の方が少し劣るかもしれません。
またCX3の絞り(瞳径)は固定ですが、絞りを変更できるQの方がより高画質にできるのでしょう。
空の青色はQの方が綺麗ですね。
実際のところ露出の具合でも色目が変わってしまうので、簡単ではないですね。
価格差を考えるとCX3の検討をほめるべきか?
甲乙つけがたいので、1/2.3型裏面照射CMOSをほめるべきか?
前から気になっていたのですが、改めて比べてみました。
撮像素子、1/1.7型CCDと1/2.3型裏面照射CMOSを・・・GX100とCX3です。
1/2.3型裏面照射CMOSはカシオのHF25も持っていますが、レンズがかなり違いますし、メーカー間の味付け具合も異なるのでその気になりませんでしたが、今回CX3が1/2.3型裏面照射CMOSだと思いだしましたので、同じメーカー同じ画素数のCCD機:リコーGX100を引っぱり出して比べてみました。
空の色が少し違って見えるだけで、こんなに明るい状況では差が無かったですかね?
ピクセル等倍で確認しても、レンズによる被写界深度の差や若干の色の差は判りますが、暗部のノイズや光量不足と思われるようなざらつきはほとんど見分けがつかないですね。
撮像面積が1.5倍も違うのに、差が無いと言うことは、裏面照射型CMOSの威力なのでしょうね。
それとも映像エンジンの進歩が効いているのでしょうか?
とにかく普通に撮ってこれだけきれいに仕上がってしまうんですから、小さな撮像素子でも十分なんですね。
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