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2011年11月11日 (金)

シネDマウントレンズ色々 その4

昔の8mmカメラ用Dマウントレンズは、オール金属製なので気軽に分解整備をされていたようですね。

私がペンタックスQ用に手に入れたものの中にも、明らかに素人が分解したと思われる物が何本かありました。

外観やレンズガラスはそこそこ綺麗で、値段もそれなりに高価なのに、撮影して見ると全くピントがこないとか、もやもやの画像しか出てこないレンズなんです。

今回手に入れたレンズもそんなレンズでした。R1005220_1

とりあえずピントが合う位置を探して撮影。絞り開放です。           Imgp3558_1

まるでソフトレンズのようですね。

少し絞ってみると                              
Imgp3555_1

これで遠距離でもこのノリでピントが来れば、ソフトレンズとして使っても良いのですが、もやもやになってうまくピントがこないのですよ。

そこで、たぶん中のレンズのどれかがひっくり返っているのだろうと、分解して試してみました。

案の定、一番後ろのレンズをを裏返しにしてやると、開放でも         Imgp3616_1

ちょっと絞ると                                 Imgp3618_1

と言う具合で、普通になりました。

もちろん遠距離でもこの通り                         Imgp3686_1

普通になったら面白みが無くなったかも?
Imgp3739_1

でも最短撮影距離が他の38mmより短いのがよいですね。   Imgp3734_1

かなりアップにできます。                        Imgp3744_1

Imgp3746_1

但し、このレンズに限りませんが昔のレンズは、絞りによるピントの移動だけは要注意なんですよ。特に近距離では、思いがけないほど動きますね。

このレンズの場合、絞りF4が一番カメラとのバランスが良く鮮明に写るようでしたので、初めからF4でピント合わせしてシャッターを切るのが良いようです。

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