3Dレンズ
新築の記念に液晶テレビを新調しました。
荒削りに作ってあるテレビ台は、年末にあわてて作った私の手作りです。
ところで、届いた商品を良く見ると・・・、
テレビ本体に「3D」の文字、しかも妙なサングラスも付いていました。
そうなんです!3D対応テレビ!だったのですよ、これが。
でも3Dの番組はほとんど放送していないし、3Dソフトもブルーレイレコーダーも持っていません。
「これでは宝の持ち腐れだぁ~!」と思ったのですが、実は3D撮影できるカメラを持ってることに気がづきました。パナのGF2を持っていたのです。
「後はレンズだけ手に入れれば良いはず」なのです・・・。
で、軽くて小さくて安いレンズが届きました。
12.5mmF12のスペックですから、マイクロフォーサーズなら25mm相当の広角の写真が撮れるのかと楽しみにしていたのです。が、実はフィルム換算で60mm程度の画角で、ピント位置60cm~∞と言う固定焦点のレンズでした。
良く考えれば解かることでしたが、左右2つのレンズで撮像素子の半分ずつに撮影して、それを合成して3D画像にするのですから、撮影フォーマットは非常に小さくなってしまうのですね。
カメラ本体が持っている12Mの画素数も当然のことですが、「1/2×1/2=1/4」の3Mにも届かず、1600×1200の2M以下になってしまいました。
撮れた写真です。(3Dが良く感じられる写真を拾いだしましたが・・・)
2D画像も同時に記録するので、このような写真が残るのですが、実際の3D画像は”MPO”データとして記録され、3D対応テレビで3Dメガネをしないと見られません。
この写真などはとても上手く撮れていて遠近感が良く解かる写真なんですが・・・
3Dテレビの画面には、こんな風に写っているのすよ。
どうやら3Dカメラもレンズも、まだまだ記録画素数も低いし、絞りF12固定で露出制御も自在には出来ないので、今一つ使って楽しい機材にはなっていませんね。
これで動画が撮れたらもう少し楽しく使えるのでしょうが、現時点では静止画のみなのでちょっと物足りないと言うのが本当のところです。
« 謹賀新年 | トップページ | 3Dレンズにワイコン組み付け »
「デジタル1眼パナソニック」カテゴリの記事
- 最近の写真(2021.07.07)
- パナソニックG9とシグマ56mmF1.4(2020.05.06)
- 岡崎花火大会(2016.08.08)
- EF-M4/3用のAFアダプター(2016.05.21)
- 12mmと14mm相当を持って(2015.02.12)
コメント