« 6×9判スプリングカメラ その後 | トップページ | 1.1 リットル その後 »

2012年2月 7日 (火)

RICH-RAY 35

以前記事にしたNOBLE35と同じボルタ判のフィルムカメラを入手しました。

”RICH-RAY”です                     R1006268_1

名前の下に”35”、”SUPER”、”START”と謳ってあるのですが、どういう順番に読むのか?

”35”はフィルムの幅のことでしょう。”SUPER”は他に標準タイプがあるのかな?”START”は初心者向けという意味だったりして。

とにかく小さなカメラです。よくもこれだけ小さく出来たなと感心しますよ。やっぱり手の小さな子供向けカメラだったのでしょうかね?

隣にIXY DIGITALをおいてみました                 R1006265_1

R1006266_1

R1006267_1

レンズの焦点距離の関係で厚みはしかたないでしょうが、35mmフィルムと同じサイズを詰め込んでこの縦横寸法に収めてしまったと言うのに驚きです。

絞りは固定、シャッター速度も単速とバルブの選択のみです。

背面の赤窓を見ながら巻き上げノブを回して、裏紙に印刷されたコマナンバーのところで巻き上げを止めます。

シャッターは二重露光防止などという機能は無く、何度でも押せてしまいますから、撮影し終わったら次のコマまで巻きあげておくと言う「癖付け」が必要です。

私は、ボルタ判を大昔に使った経験があるので、こんなカメラでも臆せずに使ってしまう訳ですが、今時のデジタルカメラや、フルオートフィルムカメラしか経験のない方では、ちょっと敷居が高い「おもちゃカメラ」に思えます。

でも所詮道楽と割り切れる方なら、まともに写らないと言うところで楽しめるのですがね・・・。

さて、撮影結果ですが、カメラが小さいこともあって、手ぶれの頻発でした。

絞りはF8、シャッター速度は1/60秒程度かな?          Scnrichray0012_1

Scnrichray0114_1

Scnrichray0015_1_2

ピント位置が案外遠く、5m~∞程度に思えます。        
Scnrichray0016_1

Scnrichray0019_1

Scnrichray0106_1

ちなみに、NOBLE35の方はレンズ位置を前に少しずらしてあるので、1m位から使えるのですが・・・                  Scnnoble351060_1_2

Scnnoble351068_1


あ!このカメラ、24×24mmフォーマットですね。それで横幅が小さく出来ているのか!と、ちょっと納得。

Scnrichray0108_1

Scnrichray0103_1

Scnrichray0110_1


とてもコンパクトなので、天気の良い日にポケットに放り込んで出かけて、「気軽に撮影できるかわいいカメラ」といきたいのですが、とにかく手ぶれし易いので慎重に扱わないとダメなようです。

ボルタ判フィルムの準備は出来ていますので、また天気が良くなったら持ち出してみましょう。
  

« 6×9判スプリングカメラ その後 | トップページ | 1.1 リットル その後 »

NOBLE35」カテゴリの記事

RICH-RAY 35」カテゴリの記事

ボルタ判フィルムカメラ」カテゴリの記事

おもちゃカメラ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: RICH-RAY 35:

« 6×9判スプリングカメラ その後 | トップページ | 1.1 リットル その後 »

フォト
2024年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

カテゴリー