ペトリ35
以前、栗林写真工業のペトリV6と言う一眼レフのジャンク品を手に入れて修理を試みたのですが、機構が複雑でどうしても直し切れず断念した記憶があります。
今度は、レンジファインダー機のペトリ35のジャンク品を手に入れました。
レンズとファインダーにカビ・曇りありと言うことでしたが、様子を見ながらシャッターを切ってみるとシャッター羽が一枚動いていませんでした(これで3Kは高い!)。
レンズとファインダーを掃除するだけで良いと思っていたのに、よりによってレンズシャッターの故障とは、とんでもないジャンク品を買ってしまったと半ば諦めて放っておいたのです。
それが、梅雨入りして少しまとまった時間が出来たので、改めて分解修理にチャレンジしてみたのです。
かなり面倒な作業で大変でしたが、なんとかシャッター羽を元の位置に戻して動作するように出来ました。
レンズもファインダーもそれなりに磨き上げて、さて試し撮りです。
逆光時のフレアーはどうしようもないですが、ピントもシャッター速度もかなり正確に出ていまして、ちゃんと使えそうです。
ただ、一コマだけですが、多重露光したコマがあったので、フィルムの巻き上げにまだちょっと不安が残っています。
Petri Orikkor 45mmF2.8の描写を楽しむところまで直し切れたかどうかは判りませんが、次はもう少し天気の良い日に使ってみましょう。
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