おもちゃカメラHARUTOの続き
このカメラ、「シャッターを押すだけではない」おもちゃカメラなんで、かなりその気で撮影しなければいけません。
まずは、露出の見極め。
ISO100のフィルムを入れて、曇りや日陰ならF8、日が当たっているところならF11、快晴ならF16などと勘で決めるのですが、慣れてくると結構当たります。
それからピント中心位置が2~3m程度なので、絞り具合も勘案しながらメインの被写体を選ばなければいけません。
と、この辺りまでは普通のことなんですが、このカメラ面倒なことにフィルムの巻き上げコマが進むと、巻き上げ側の径が太くなり一度に巻き上げる量が増えてしまいます。36枚撮りで30コマしか撮れなくなってしまいます。
よく観察して見ると、フィルムのコマ長さをパーフォレーションの数でカウントしているのですが、巻き上げ時にスプールのギヤをフィルムが飛び越えてしまうのです。
これを抑制するためには、常に巻き戻しノブで後ろ側へテンションを掛けながら、パーフォレーションが1孔1孔送られているのを感じるようにジワリと巻き上げなければなりません。
巻き戻しノブに力を入れ過ぎると今度は送り損ねて前後のコマが重なってしまいます。
と色々と書いてみましたが、すべて私の使用メモということで、あまり他の方には役に立たない内容でしたね。
とにかくこんな調子で、かなり楽しませてくれるカメラですよ。
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