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2012年9月25日 (火)

フランスの「おもカメ」?

”PHOTAX”という名前らしいです。
Scndemi0905_1

ベークライトのボディーに、これまたベークライトのヘリコイドスクリューで前後するレンズが付いています。
でもピント合わせのヘリコイドではなくスプリングカメラの蛇腹の役目をしているだけなので、一番前まで出した状態で使用するようです。
Imgp0997

シャッターは1/100と1/25の切り替えそれと「T」のマークはバルブかな?
絞りは「1」と「2」のナンバーが付いているのですが、他のカメラと見比べて、F16とF22程度と見定めました。
要するにベークライトのおもちゃカメラのような、あるいはボックスカメラのようなスペックにみえますね。
実際のところは、シャッター速度が正確に出ているのか判らないので、撮ってみながらと言うことですが、何しろ6×9判なので、たくさん撮るわけにもいかず、どんなに酷いレンズなのかもわからないので、ほどほどにしておくしかないと、自らに言い聞かせてフィルムを入れました。
本来は620フィルムなのですが、120フィルムを620用スプールに巻きなおして使いました。

撮影結果です。
Scnphotax30001_1

Scnphotax30003_1

Scnphotax30006_1

画面中央がピントが来ていません。鉄塔がくねくねと踊っているのです。でも1枚目の写真は案外普通に写っていました。

実は収差補正のためフィルムガイド(フィルムゲート?)が湾曲しているタイプのカメラなんです。
でもガイドに沿ってうまくフィルムが曲がってくれず、中央付近がたるんでしまったようなんですね。
Imgp0999

フィルムを巻きなおしたことが悪さをしているのかも知れません。
次回はもう少し注意深くフィルムの巻きなおしをして使ってみましょう。
それから光線漏れも少し対策して。

名前がわかる綺麗な写真を他所からもらってきました
Image000

案外有名なカメラなんですね。
検索すると、沢山情報がありましたよ。

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