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2012年10月10日 (水)

自動車の名前のような?

以前からこの変な形のカメラは気になっていたのですが、名前が「マーキュリー」というので自動車のブランド名と一緒だなと思っていました。
P1000064_1

小林 旭の「自動車唱歌」にもありましたね、「おやマーキュリーな人だこと(おやまあ綺麗な人だこと)」
P1000066_1

特徴的なデザインの上に突き出た半円形は、ロータリーシャッターが入っているのでした。
P1000067_1

シャッターを切ると中で円盤が回転するのですが、その円盤の一か所にスリットが開いていてその隙間を広げたり縮めたりすることでシャッター速度を変化させるという機構です。
P1000069_1

円盤の回転はいつも同じ速度でも、スリットが広ければ露光時間は長くなり、スリットが狭ければ露光時間は短くなると言う訳です。

重くて大きな外観なんですが、撮れる写真は35mm判ハーフサイズなんですよ。
P1000068_1


撮影結果です。
Scnmercury20003_1

Scnmercury20012_1

目測のピントさえうまく合っていればかなり良く写りますよ。
Scnmercury20017_1

Scnmercury20031_1

Scnmercury20036_1

Scnmercury20037_1

Scnmercury20045_1

ちなみに、一緒にとっていたニコンのP7000では
Dscn0216_1

Dscn0218_1

ファインダーで見えている画角に合わせたつもりでしたが、デジカメのEXIFをみると68mm相当と言うことで、マーキュリーのファインダー視野率がかなり低めなんだと再認識しました。
考えて見ればマーキュリーのレンズが35mmF2.7で、ハーフサイズなのだから画角は50mm相当。と言うことは、視野率75%程度と言うことで、パララックスのあるコンパクトカメラのファインダーでは普通の数値だったのですね。

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