VR付きキットレンズが200円
ジャンクかごにニコンのVR付きレンズがころがっていました。
前後キャップが無いのですが、ちょっと見は綺麗で、レンズガラスにもカビや傷が無いので、なぜ200円?これは内部の電子部品の故障かな?
でマウント部分に触ると、あれまあ!ガタガタですよ。
カメラごと落としてマウントのねじ部分が破断してしまったわけですね。
ダメモトで接着剤でくっ付けてしまえば、MFで使えるかも知れないと、持ち帰りました。
さて、壊れたマウントをとりあえず手で押さえながらカメラに装着して見ると、なんとAFするではないですか!
VRもそれらしく動作しています。電子部品関係は、傷んでいなかったんですね。
シャッターを切ると、あれ?絞りが変?
絞りの連結部品が変形して、はずれていました。ちょっと厄介な部品なんですが、荒業で変形を修正し、元の位置に装着するとそれなりに動くようになりました。
後は、マウント金具(プラマウントですが)を固定すれば使えるようになります。
それで、このレンズのボディーはエンプラだったんですよ。
ですから元のネジよりちょっと太めでちょっと長めのネジに換えてやったら、効かなくなっていた穴でもネジが効くようになって修理完了となりました。
汎用キャップをつけてやりました。
さて、D5100+AF-S18-55mmVRにて試し撮り
広角端はかなり曲がって写りますね
望遠端は、まずまず
とりあえずは、普通に写りますね。
でも荒業で直した絞りは、絞りこみに正確に対応せず羽の位置が少しずれてしまうようです。絞り具合で、露出補正が要りそうです。
ペンタックスなどでも古いレンズは皆そうですから、まあこんなもんでしょう。
この焦点域の純正レンズは持っていなかったし、VR付きだし、普通に中古なら5000円程度かな?なかなかの儲け物でしたね。
あれ?MFに切り替えても、ピントリングが回らない!?
AFモーターのOFFは出来ても、内部メカの切り替え機構が壊れているようです。
当初予定のMF専用が、AF専用レンズになっちゃいました。
まあこれは、ここまでということにしましょう。
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