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2013年3月15日 (金)

ハッセルブラッドの180mmF4 その2

180mmと言うと、シグマの180mmF3.5マクロが、ちょうど似たような縦横サイズでEOS用を持っていました。
そこでこの2本の比較

EOS5DM2+SONNAR180mmF4にて
Img_2119_1

EOS5DM2+SIGMA180mmF3.5マクロにて
Img_2121_1_2

同じ順番で
Img_2134_1

Img_2141_1

レンズの重さが1210gと990gという差がありますから、どうしてもSONNARの方が前下がりになってしまいますね。
シグマはAFで使っていましたから、ピント位置が2本で少しずれているようです。
しかし、どちらもヌケが良くかなり鮮明な描写をしますよ。

ところで明るさの件ですが、今度はシグマの方が、同じF値では速めのシャッター速度で撮影しました。
シャッター速度を合わせると、当然シグマの方が明るく写りました。
カメラを変えてみても同じでした。

EOSKissX4+SONNAR180mmF4
Img_4934_1

EOSKissX4+シグマ180mmF3.5マクロ
Img_4937_1

どうやらフォーカス方式の違いで実質的なレンズの明るさが異なってしまうようです。
全群繰り出し方式では、近距離時に露出倍数がかかることがありますよね。
フォクトレンダーの180mmF4SLは近接時にかなりレンズを繰り出しますし、このゾナーも全群繰り出しタイプですので、シグマのようなインナーフォーカスに比べて暗くなってしまうと言うことのようです。
それから、絞った時の背景ボケですが、点光源が五角形になってしまうところがちょいと残念ですね。
フォクトレンダーもシグマも9枚羽で綺麗な円形でF5.6まで頑張っていますからね。

EOSKissX4+SONNAR180mmF4 絞りF5.6
Img_4949_1

と、色々比較をしてみましたが、元々がジャンクかごからの掘り出し物ですから、これだけ写れば文句なしでしょう。
しかし、重い!これだけ重くてはレンズ側に三脚座でも用意しないと、自作のマウントアダプターが外れて、またまた落下事故を起こしそうですよ。

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