コニカC35EFJ
プラボディーですが、手動巻き上げのフィルムカメラがジャンクかごにありました。
電池が入っていないのにシャッターが切れました。
これはもしかして、オールマニュアル撮影が出来るのか?
と色々触ってみましたら、ピントは固定、シャッター速度も固定で、絞りだけがISO感度ノブで変更できると言うタイプのカメラでした。
持ち帰って、とりあえず単三電池を入れてみると、フラッシュは光りました。
それから暗いところでは、露出不足の警告ランプが付きます。しかし、シャッターは警告とは関係なくそのまま固定速度のまま切れました。
もうひとつ面白い機能がありまして、フラッシュ撮影時にフラッシュのノブを更に押しこむと、1.5~2mの近距離では絞りこみが出来るようになっているのでした。
思いがけないところで、真面目に考えてあるのですね。
さて、ここでちょっとネット検索して見ると、結構評判が良いカメラで通が好んで使っているようです。私の推測通りのスペックでした。
自身の覚書として、ちょっとメモしておきます。
レンズは36mmF4
シャッター速度は1/125秒の固定
絞りは、感度設定ノブの操作で
ISO100時:F8、ISO200時:F11、ISO400時:F16
絞り開放:F4にするには、ISO100でフラッシュONにする。
ただし注意事項として、電池を抜いておかないとフラッシュが光ります。
さらに、充電された状態では電池を抜いてもフラッシュが光りますから、途中で絞り開放にしたいと思っても一回はフラッシュの発光を覚悟した方が良いです。
フラッシュのガイドNO.は14(ISO100時)
試し撮りの結果です
開放では、近いところはピントはだめですね。遠距離も今一つ解像感がありません。
でも中ごろの距離では良い感じです。3~5m付近にピント中心があるようです。
絞りの具合は
ISO100(F8)
ISO200(F11)
ISO400(F16)
ちょっと暗くなりかけの屋外でISO200のフィルムでしたので、山勘では1/125秒ならF8が最適だろうと思っていましたらぴったりでしたね。
でも、被写界深度などを考えると、F11の方が全体にうまく解像しているように見えます。
撮影時の被写体の明るさと、入れるフィルムの感度がうまく合うと、かなり鮮明な写真が撮れそうですよ。
それから、フラッシュの使いどころも手ごろな距離で使わないと厳しいです
ちょいと考えながら使うカメラと言う意味で、面白いですね。
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