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もう少し別の使い方は無いものかと試していたのですが、ピント中心が0.5mで画面中央部だけしか解像しないレンズでは、日の丸構図以外にどうしようもないのですよ。
Q7+07レンズ ちょっとだけ中央からずらして見ても・・・
解像している中央部分と、解像しない周辺部分の比率を見て見ましょう
ちょうど日の丸の旗の赤白の比率程度なんですね。
ですからどうしても主役を鮮明に写そうとすると、日の丸構図にしかならないのですよ。
しかも距離は0.5mですから。こんな距離感なんですよ。
と!気づきました!
これは、自分撮りの距離なんですね。
このレンズで自分撮りすると、ちょうど顔の大きさが解像する範囲に入り、その周辺は適当にボケてくれるのですよ。
試してみました。ぴったりでした。が、掲載しません。
後は適当。
そうか!全体がピンぼけでも作品になる?!ような使い方を考えたら良いのですね、たぶん。
11.5mmF9の焦点固定・絞り固定のレンズです。
その名の通りボディーマウントのキャップのサイズです。
オリンパスのBCL15mmF8とちょっと見た目は同じ乗りにみえますが、全く性格が異なります。
BCL1580は、30mm相当のパンフォーカスレンズですが、その気になればちゃんとピント合わせが出来ますし、それなりに画面全体に解像するので、街撮りスナップ撮影に普通に使えます。
ところが、こちらの07レンズは、Q7では53mm、Qでは63mm相当のちょい長めで、しかもピントが合っているのは中央部分のみで周囲はわざとぼかしてしまいます。
さらに合っていると言っても0.3~2mという近距離にピントが固定されているわけですから、何をどう撮るかかなり悩みます。
Q+07レンズにて、まずは遠景から
何が写っているかはなんとなくわかりますが、ピンボケなだけで主題がはっきりしませんね。
それなりに近いところに主題を置かないと、画になりません。
そこで、頑張って近寄ってみると
更に近くへ
日の丸構図では、それなりに解像して見える様になりました。背景も適当にボケてそれらしいですかね。
でも日の丸構図を避けようとすると
とりあえず、撮ってみたものを貼り付けてまいましたが、もう一度悩み直す必要がありそうですよ。
ペンタックスQ、Q7用のマクロレンズが無いですね。
Qの場合5.5倍、Q7では4.6倍相当の換算焦点距離になってしまいますから、あまり長いレンズでは使いにくいし、
もともと小さな撮像素子なので見かけ上の撮影倍率が高くなりますから、レンズ自体の最大撮影倍率は0.2~0.3程度でよいのですよ。
それで、私の手持ちレンズを色々眺めて見たのですが、20~30mm程度の焦点距離でしっかり近寄れるレンズが沢山ありますね。
でもどれもみな、Qには大きいく重いレンズなんです(はじめから解かっていたことですが)。
それで、ふと思いついたのがTV用Cマウントレンズなんです。
Q7+LOMO 25mmF1.4
もとのレンズのままではちょいと倍率が足りないので、10mmの接写チューブを挟みました
+10mmチューブ
まあこんなところでしょうね。
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