アメリカのカメラ その後のその後
もうやめようと去年誓ったのに、今年の初めに即、解禁してしまったフィルムカメラの購入ですが、・・・。
しかたないですね、以前から気になっていたこの四角ばったカメラがひょんなことで手に入ってしまいました。
以前手に入れた、シグネットやボルシ―はもっと丸味のかかったボディーなのに、同じアメリカ製でもこのカメラは、全く丸いところが無いですよ。古いボックスカメラに似ていると言えばそうかもしれません。
アーガスチンター50mmF3.5というレンズが付いています。
カメラのモデル名は「C3」と言うらしいのですが、「argus」と刻印されたネームプレートの他には表示がありません。
まず持ってみて驚いたのが、ずいぶん大きいということと、異常に重たいと言うことでした。
135フィルムを使うのに、軽量化とか小型化とか言う発想がなく、必要な機能を配置したらとりあえずこの大きさになったという感じの設計ですよ。
それからフィルムの巻き上げが驚きでした。1コマごとの巻き止めは出来るのですが、次の巻き上げをするために、一々解除ノブを操作して巻き上げをするのです。
今のカメラならシャッターレリーズすると自動解除されて次の巻き上げが出来るのですが、このカメラはひと手間かかるのです。
更に、シャッターのチャージも手動で毎回行わなければいけませんし、フィルムを巻きあげなくても何度もシャッターが切れるという優れ物なので、多重露光の失敗の多いこと。
益々、大昔のボックスカメラの様相を呈してきましたね。
でも一応レンジファインダーが付いていて、それなりにピントも合わせられるし、シャッター速度も絞りも調整できますから、操作を間違わなければ写真はちゃんと撮れます。
とにかくフルマニュアル操作(ふつう以上にマニュアルですが)が楽しめるカメラですね。
とりあえず試し撮り
多重露光の失敗作です(意図したわけではありません)
気が付いて撮り直し
シャッターが指に引っ掛かってスロー気味?ぶれてる
このように撮ったつもり
この手間のかかり具合とか失敗の連続は、ちょっと癖になりそうですね。
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