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2013年10月31日 (木)

ロモのレンズキット 2

正式には、”Lomography Experimental Lens Kit”と呼ぶらしいですが、私は「ロモのレンズキット」としておきます。
多重露光は、中々大変なので後回しにしていますが、とりあえずこのレンズ達の性格と言うか特徴と言うか、また使勝手のようなものを理解しておこうと持ち出していました。

まず24mmF8
Pa300742_1

20m程度の距離で中心にピントを合わせていますが、レンズの目盛りはほぼ無限遠です。
周辺に行くに従い鮮明さが薄れ色収差も派手に出るようです。
標準レンズ(48mm相当)としては、樽型の湾曲も多めですね。

比較用にパナのG20mmF1.7を同じ位置から
Pa300740_1

次は12mmF8
Pa300729_1

これも、中心付近はそれなりに解像していますが、周辺に行くに従いずれが大きくなって、解像しなくなりますね。
樽型歪みも、いっそう大きいようです。
一応公称値の12mmF8はそこそこに合っている感じですよ。

比較用のオリのMZD12mmF1.8
Pa300727_1

最後に160°円周魚眼
P1010551_1

比較用のSAMYANG7.5mmF3.5魚眼と見比べると、中央部の被写体の大きさから、焦点距離は5~6mm程度に見えますね。
180°の円周魚眼ではないので、180°対角線魚眼のSAMYANGより写る範囲が狭いです。
もしかすると、「なんちゃって円周魚眼」のフロントコンバージョンレンズより劣るような気がします。

比較用のSAMYANG7.5mmF3.5
Pa300733_1

使勝手と言うことでは、どのレンズも絞りはF8固定ですから、ピント合わせをするだけなんですが、これがどのレンズも大変です。
とにかく液晶画面の拡大モードで合わせるわけですが、画質の良い中央部を拡大してやっても中々コントラストの高いポイントがつかめません。
レンズ鏡筒の前後の移動の構造が3本とも同じで、ピントリングの作動範囲は同じ角度しか動きませんし、前後の動作距離も同じに作ってあるのです。
ですから、広角になればなるほど、微妙な操作ができませんし、無限遠のストップ位置もあやしくなります。
まあ、そんなに鮮明に写したいというレンズでは無いわけですから、いいかげんなところで撮ってみて、描写の面白さを楽しむのが正解かと思います。

と言うことで、後は適当に

ロモ24mmF8
Pa300745_1

Pa300746_1

ロモ12mmF8
Pa300749_1

Pa300747_1

カメラは、オリンパスE-PM2でした。

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