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昔からファインダーを覗くと言う動作をしてきたので、この方が普通に撮れる感じです。
とは言っても、純正レンズですからピントはAFに頼って、シャッター半押しでプレビューしてくれますから露出補正も簡単で、難しいことは何も考えず、適当にパシャパシャやっていました。
X-E1+FX27mmF2.8
やはりファインダーがあると、屋外では使いやすいですね。
背面液晶では、構図はとても良く確認出来るのです。
しかし、ピントや露出具合はどうしても背後からの光が影響して「良く見えない」と言う感じなんですね。
この時、EVFでもファインダーを覗きこむと言う動作をすると、外光の影響を減らせるので、とても都合が良いのですよ。
それに、額にカメラをあてがうことになりますから、手ぶれも起きにくくなります。
と言うことで、チルト液晶のX-M1とEVFのX-E1の2台はとても上手く使い分け出来そうです。
撮れる画質も同等ですし、バッテリーも共通ですから、2台持って出かければ安心です。
X-M1のピント合わせが、背面液晶のチルトだけではちょっとやりにくい感じがしましたし、拡大モードも一々手間な作業が必要で、アダプターでレンズ遊びをするのにはなんとなく不便な感じがしていました。
もしかしたら、EVFの方が見やすいのかも?・・・・
と言うことで、型落ちして安くなったX-E1が手許に来ました(でもキャッシュバックありですよ)。
早速、アダプターで
UWH12mmF5.6
SWH15mmF4.5
純正キットのズームレンズ16mmのF3.5
BIOGON35mmF2
純正X35mmF1.4
手間がかかるところは、大して改善していないのですが・・・、
「やはりレンジファインダーのレンズは、レンジファインダー的に構えた方がしっくりくるね。」などと、妙に納得してしまいました。
後は適当に
とうとう手に入れてしまいました、富士フィルムのXマウントのミラーレス。
モデル一巡して価格も落ち着いたし、レンズキットがとてもお値打ちになっちゃったし、更にキャッシュバックなどと言うおまけまでついてきましたから、これはもうしかたないのですよ。
早速、NEX-5NとGXRをお供に出かけて見たのです。
NEX-5N+カラスコ50mmF2.5
X-M1+FX27mmF2.8
GXR+SWH15mmF4.5
同じ順番で
お天気が良かったので、どのカメラもとても綺麗に撮れましたね。
純正レンズだけでなく、マウントアダプターを介してのレンジファインダーレンズを使うのが目的ですから、そちらも試してみましたよ。
UWH12mmF5.6にて
SWH15mmF4.5
カラスコ21mmF4
カラスコ28mmF3.5
いやいや、NEXのような色被りもなく、とても鮮やかに写りますね。ちょっと鮮やか過ぎかも知れませんが、中々の好印象です。
純正FX27mmF2.8
カラスコ28mmF3.5
カラスコ35mmF2.5
カラスコ50mmF2.5
オリンパスのOMマウントは28、35、50、・・・・・・300mmと持っていたわけですが、もう少し広角が欲しいなぁ・・・。
というのも、ミノルタMDとか、コニカAR、キヤノンFD、ニコンAi-S、それにタクマーまでマニュアルフォーカスの24mmレンズを手に入れていましたので、オリンパスOMが無いのは片手落ちでは?と思えたのです。
そうそう、それからタムロンアダプトールやコシナの24mmも持っていましたね。
デジタルになって、広角レンズもどんどん新し物が開発され、35mm判換算の12mm相当とか14mm相当とかが普通に使えるようになると、24mmなんて広角レンズという感覚が無くなってしまいました。
昔は35mmの次に24mmを持ってくると随分広いなと感じたものでした。
28mmを買うより、ちょいと奮発して24mmを買った方がインパクトのある写真が撮れそうだと思ったのです。
さて、OM-1+OM24mmF2.8で撮ってみました
やっぱり、昔の様な感動は無いですかね
いつも複数の変なカメラを持って歩きますから、24mmF2.8では、どうしても個性を感じなくなってしまったようです。
話が飛んでしまいますが、たぶんOM-1+OM135mmF2.8の方が気持ち良く使えるように思いますよ。
DianaBabyの標準レンズ24mmですが、これがなんともぼんやりとしか映らない様で、「ただでさえ小さな110フィルムにこんなにぼけぼけレンズでは、どうしましょう?」と頭をかいていたのですが・・・。
12mmレンズと同じように自作アダプターでデジ1眼に付けて見ると、なんとマイクロフォーサーズよりも広いNEXのフォーマットでも周辺減光が無いことが判りました。
描写そのものはやはりぼんやりで、中心部でピントを合わせた部分も鮮明にはならず、「もわ~」となっています。
それならばと言うことで、アダプター内に置いたF8相当の絞り板を取り払い、レンズむき出しのF4程度まで開けてしまうことにしました。
するとこれが、思った以上に雰囲気が出まして、お気に入りレンズになってしまいましたよ。
NEX-5N+DianaBaby24mmF4?
ちなみに、同じシーンをE-PM2+MZD17mmF1.8では
今度はZeissIKONにISO800を詰めてみました。
電子シャッターで最速1/2000秒ですから、この時期なら大丈夫だろうと言うつもりでした。
しかし、レンズの選定を誤ったというか?、私のセンスの無さと言うか?超広角のUWH12mmF5.6の露出設定は難しいです。
IKON+UWH12mm
とにかく画角が広く、一緒に写る物がたくさんになるわけですが、どうしても明暗差が大きく、しかも空が入りやすいですから、露出計は明るめに測光するのですね。
ところが、空以外の暗いところが狙いですからプラス補正しなければいけません。
そこまでは解かっているのですが、思った以上に補正が必要だったようで、撮れた写真はどれも大幅なアンダーばかりでした。
スキャナーで読み込むときにかなり補正をして、やっと真っ黒から救い出した物ばかりです。
それに比べると、カラスコ50mmF2.5の方は随分楽に読み込めましたよ。
DianaBabyの12mmレンズの「日の丸」具合がペンタックスQの07レンズの雰囲気に似ていたので、比べてみました。
E-P5+DianaBaby12mmレンズ(画角24mm相当)
ペンタックスQ+07レンズ(画角64mm相当)
同じ順番で
解像エリアは同程度の感じですね。
DianaBaby12mmレンズの方が広角ですから背景が沢山写りこみ、歪み加減が強調されて面白い画になるように思います。
更に、私がでっち上げたアダプターではピント合わせが出来るようにしてあるので、ぐっと近づいてアップにも出来るのですよ。
E-P5+DianaBaby12mmレンズで0.3m程度から
ペンタックスQ+07レンズのピント中心0.5m付近
中心部が解像しているといっても、やはりそこはおもちゃのプラレンズですから、07レンズのジャスピンには遠く及びませんでした。
まあ、面白さと言うことでは、DianaBabyの12mmレンズの方だと思いますけれどね。
マイクロフォーサーズ用のLOMOレンズですが、割とまともなんでちょっと気が抜けてしまいました。
E-PM2+LOMO12mmF8
そこで、実は同じLOMOから出ているDianaBabyの交換レンズにも12mmがありまして、これをデジタルで使ってみようと、簡易的なアダプターを用意しました。
本来110フィルム用ですからマイクロフォーサーズよりイメージサークルが狭いはずなんですけれど・・・。
プラ板に適当に孔を開けてレンズを固定し、ヘリコイド付きアダプターに適当な中間リングを挟んで両面テープで張り付けたものです。
とりあえず撮ってみると、周辺減光はありません。解像度は低いです。
E-P5+DianaBaby12mmF9程度かな
なんとか解像している範囲が中央付近だけで、周辺はほとんどぼやけてしまいます。
とりあえず、同じ12mmレンズと撮り比べです。
MZD12mmF2
DianaBaby12mm
LOMO12mmF8
同じ順番で
DianaBaby12mmは、近いところも遠いところも同じように周辺はぼけぼけです。
どんな撮り方をすると面白そうかな?
E-PM2+DianaBaby12mm
これまた期限切れになってしまったフィルムの在庫処理になりますが、6×12サイズのワイドフォーマットで、画角120°の画が撮れるHOLGA-120WPCを持ち出しました。
ピンホールカメラですから、露光時間はほとんど勘です。
1,2,3,4,5・・・・と数えて、こんな程度だろうとやるわけです。
うまく写るかどうかは、運次第??
しかし折角の超広角120°ですが、近頃のレンズは凄いですから、「広いなあ!」と言う感動がありません。
いっしょに使っていた、IKON+UWH12mmF5.6にて
・・・・・、と言うことなんです。
ところで、ひとつ失敗談がありましたので、自分自身の覚えとして書いておきます。
それは、BelAirと120WPCの裏ぶたの赤窓の違いなんです。
上が、120WPC、下がBelAirです。
どちらも6×12フォーマットで、120フィルムで6ショットできるのですが、120WPCが5ショットしか撮れませんでした。
BelAirは初めのコマ数は「2」からで、それ以後偶数コマに合わせるのですが、120WPCは初めのコマ数が「1」からで、それ以降奇数コマに合わせるのでした。
良く考えれば気が付くのでしょうが、BelAirを使った後では、ついつい同じ乗りで120WPCを偶数コマで使ってしまったのでした。
こんな失敗ばかりですから、フィルム代も現像代も、随分割高になってしまいましたよ。
でも、デジカメとは違う楽しさがありますね。
BelAirに白黒フィルムを入れて見ました。
明るすぎなければ、自動露出ですから気楽にシャッターが切れますが、実はこのカメラ、1/125秒が最高速で、後は遅くなるだけなんですね。
ですから、うっかりシャッターを切ると手ぶればかりになるのです。
そこで、小型三脚を用意していたのですが、縦位置に構える時にはこの三脚では構えようがありませんでした。
しかたなく手持ちで撮影したところ、予想以上にスローシャッターに感じ、「あ!これはぶれたぞ?もう1ショットしておこう」と、あわててフィルムを巻き上げ今度は慎重にシャッターを切りました。
ところが、この時巻き上げのコマを間違えました。
120フィルムの裏紙の数字を2コマ分進めるところを1コマ分しか巻かなかったのですよ。
さらに、次のコマがフィルムの最後で、今更2コマ分は巻けなかったのです・・・。
哀れなことになってしまいました。
本来撮りたかった構図
重なり過ぎた状態
とてもこんなんじゃ、一写入魂なんて出来ないですね。
”Belair”使用時の自分自身の記録として、とりあえず貼り付けておきます。
明るく撮ろうと小細工したのですが、シャッター速度が遅くなった分、手ぶれしてしまいました。
BelAir+58mmF8
カメラ任せでは、この程度に
NewFM2+45mmF2.8ではこんなところ
58mmF8レンズは、開放F8では、かなり周辺画像が流れますね
シーンにもよりますが、最高速1/125秒のシャッターではF16の最大絞りでも足りないことがあるようです。
これなどは、露出ぴったりだったのかな?
でもやはり、フィルムの巻きが甘くてちょっと光線引きしてしまいましたね。
”BelAir”使用時の覚書ですから、光漏れした写真も残しておこうと思います。
BelAir+90mmF8
NewFM2+45mmF2.8では
120フィルムをカメラから出す時には、出来るだけ光の当たらないところで行うようにして、裏ぶたを開けてもすぐには取り出さず、意識的に巻き締めしてやって、巻き太りを解消してから取り出すことが必要なようです。
これは”BelAir”だけでなく他の120カメラの場合も同じように気を付けなければならないことのようです。
以前、「フィルムカメラの最後のあがき」と書いたことがありましたが、120フィルムも沢山買いだめしていました。
しかしそれも、気が付くと期限切れに・・・。
そこで、久しぶりにホルガのワイドピンホールカメラ(6×12サイズのワイド判)でも使ってみようかと、眺めていたのですが・・・。
色々と、おさらいしながら調べていると、LOMOに”BelAir”と言う6×12フォーマットのカメラがあったのですね。しかも自動露出で絞り優先撮影が出来るとのこと。
そこで、実のところ本末転倒なのですが、大枚をはたいてこれを買ってみました。
Belair X 6-12です
他のカメラと一緒に使っていたので似たようなシーンばかりですが、貼っておきます。
BelAir+58mmF8
同時に使っていたZeissIKON+Biogon21mmF2.8
なるほど、画角は35mm判の21mm相当と言うことでしたが、それらしい所になりますね。
これが、6×12フォーマットでフィルムに焼き付けられるのですから、フィルムの実物を見ると圧巻です。
以下、同じ順番で
120フィルムの巻き上げが緩くて、「巻き太り」してしまいました。取り出す時に十分に注意しないといけません。
でも、ちゃんとしたカメラならこんな症状は出ないはずなんですが、高い割にいいかげんなカメラなんですね、”BelAir”は。・・・ロシア製?中国製?
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