Fisheyeカメラ
変なカメラ・面白いカメラを探していくと、どうしても「おもちゃカメラ」に行きついてしまいます。
今時はデジカメのおもちゃ:「トイデジ」と言うのも沢山出ていて、それはそれで楽しそうなのです。
それから、「トイレンズ」と呼ばれて結構な値段の物も売っていますよね。そんな中でFishEyeレンズと言うのも、面白レンズの仲間なんでしょうね。
私も、ペンタックス、パナソニックやシグマの高い奴からSAMYANGのマニュアルフォーカスのちょっとお手軽レンズとかを持っています。
また、お手軽と言うことではフロントワイコンの仲間のFishEyeコンバーターなどもいくつか持っています。
ところが、カメラごと魚眼専門だという物がありました。
LOMOのFisheyeBaby110と、135フィルムのFisheyeカメラです。
デジタルなら撮り直しが出来るので気軽にシャッターが押せますが、フィルムで魚眼ということでは、ピントは被写界深度に任せたとしても、露出はどうするのか?大変不安なカメラだと感じました。
それで、使ってみた結果です。まずは、FisheyeBaby110
FisheyeBayの方は、全くピントが合っていないと言うか、ピントの山を云々するような描写ではありませんね。
110フィルムの小さな面積の中に細密な描写をすること自体が無理ですから、逆にこのようなどこまでもぼんやりな表現をするレンズにしてしまったのでしょうか?
それとも、小さなカメラですから、全コマ、手ぶれ写真だったのか?
次に、135のFisheyeカメラ
135フィルムのFisheyeの方は、そこそこに解像していますが、遠景より近景にピントを置いてあるようです。説明を読むとガラスレンズを使って描写を高めてあるとか?
焦点距離10mmで画角は170°、絞りF8、1/100秒のシャッターで固定。
なるほど、おもちゃカメラのボディーに、セミ円周魚眼レンズを無理やり付けただけということでしたか。
初めに不安に感じた露出の問題など、全く気にしていないわけですね。
撮ってみて、フィルム感度とうまく合っていれば綺麗に写るし、外れたらそれはそれでおもしろ写真になると言うこと。
デジカメですと、魚眼レンズは写る範囲が広く、輝度差が大きくなりがちですから、結構露出補正が必要なのですが、こちらは、ネガフィルムのおおらかさに任せて気軽にシャッターを押してくださいというカメラでしたか。
まあ、おまけのようなカメラですから、気が向いたらまた使ってみましょう。
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