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岡崎ではもう桜はすっかり終わってしまったのですが、中央線沿線はまだまだ花盛りでした。
車窓からですから、まともに撮れませんが
八重桜も、しだれ桜も、あるいは山桜なのかソメイヨシノらしいものも、それとも桃や梨の花かも知れませんが、何だか一斉に咲いているようでしたね。
そして、気が付くと高い山にはまだ白い物が残っていて、北国の春?
でも、目的地:甲府に付くと今度は初夏を通り越してしまったようで、暑いこと。
藤とハナミズキの満開で、ほとんど岡崎と同じ季節感
とは言え一応、山梨県甲府市まで来たという証拠写真を
武田神社とか
甲府城跡とか
駅前のなんとか広場にある、100年以上前の学校の校舎とか
そうそう、街路灯に沢山止まっていたカワセミ(置物)は甲府市の鳥なのだそうです
岡崎から甲府までのルートを考えると、名古屋経由と静岡経由が考えられるのですが、どちらのルートも300Km弱なのですが、乗り替えなどを考えると所要5時間弱と、大変時間がかかるのですよ。
しかも、中央線も身延線も列車の本数が少なく、気軽にちょいと出かけるなどとは行かないのです。
東京なら遅くても3時間足らずなので、早朝に出て午前10時の会議に間に合わせるなどやったものですが、甲府は簡単ではないのです。
また、自動車で高速道路を使う場合、新しく東海環状自動車道が出来て随分距離が減ったのですが、山道なので案外時間がかかるようです。
とは言っても、学生時代にお金が無くて国道19号20号を走った頃の半分程度の時間なんですが・・・。
ということで、私が住んでいる岡崎から甲府までは非常に遠いのです。
さて、その遠い甲府まで行ってきました。
岡崎→名古屋→塩尻→甲府→静岡→豊橋→岡崎の右回りです。
別にゴールデンウィークもNHKの朝ドラも関係なかったのですが、ちょうどそんなタイミングに出かけてしまいました。
前の記事と同じ時に、レンズを使いまわしながら、フィルムのペトリFTEEも使っていました。
似たようなシーンばかりですが、貼り付けて見ます。
ペトリFTEE+55mmF1.8
135mmF3.8
やはり、写りの不安感は、シャッター幕の走り具合がおかしいところが気になるのでしょうね。
縦位置ではミラーはうまく復帰するのですが、横位置にするとミラーアップしたままになるという状況が続きました。摩擦抵抗が変化するようです。
と言うことは、シャッター速度自体も遅くなってしまっているのかも知れません。
絞りとシャッター速度を同じEV値のまま変化させてやると、写った写真の明るさがかなり変化しましたので、影響ありですね。
それから、ピントの甘さも大きいですね。
曇ったファインダーでは、近距離の被写体は無理だったのかも知れません。
偶然合ったものもありますけれど、絞りを開き気味にしたものはどうも狙った位置にピントが来ていないようです。
まあ古いカメラですし、頂き物ですから、これだけ楽しめればよしとしましょう。
ちょっと味見するだけなら手であてがう方法もあるのですが、ペトリマウントは少し変わった構造なので、手で持ちながらという操作がやりにくかったのです。
そこで、動かない方のペトリV6からマウント金具を一時拝借して、NEX用のアダプターと合体させることにしました。
間に挟み込む適当な物として、4/3-NEXアダプターを持ってきて、更に2mmほどの樹脂板を重ねるとほぼ無限遠が出る寸法になりましたので、後は強引に接合?結合?
黒いガムテープは隙間からの光漏れ対策です。
固定が完全ではないので、かなりひやひやしながらの撮影です
さて、撮影結果は
55mmF2
開放F2
絞ってF4
135mmF3.8
後は適当
どうでしょう?フィルムカメラの時の不安な写りと比べて随分良いじゃありませんか!
NEX-5Nの拡大プレビューのピント合わせのおかげかも知れませんね。
ちなみに一緒に撮っていたRX-100ではこんな感じ
また、GM1+G100-300mmでは
レンズ遊びは、デジタルがやりやすいですね、しかもミラーレスに限ると思いますね。
でも、扱いが面倒臭くて、更にどう写ったかその場で判らないフィルムのカメラも、楽しむと言うことでは、捨てがたいのですが・・・。
もう買うまいと思っているフィルムカメラですが、買わなくても増えてしまいますね。
ずっと以前にジャンク品でペトリV6と言うカメラを手に入れましたが、どうしても修理できそうになく断念したことがありました。
レンズだけでもなんとか使えないかと、アダプターを探しましたが、無いですね。
そこに今度は頂き物ですが、「動くはず」「とても綺麗に撮れた」とのふれこみで、ペトリFTEEと言うカメラが届きました。
ペトリマウントのレンズは他にも持っていましたから、このカメラが動けばありがたいとおもって、喜び勇んで現物確認すると、ミラーが上がったままです!?
あれ???
巻き上げレバーを操作するとミラーは復帰。シャッターを切ると上がったまま。
こんな動作のカメラなの?と裏ぶたを開けると、シャッター後幕が閉じ切らないでいます。
ちょっと手でシャッター幕をつついてやると閉じ切って同時にミラーが戻りました。
シャッターを切った後はこんな感じ
シャッター系の摩擦が大きくてこんなことになっているのだろうと、当たりが付くまで空シャッターを切ると調子良くなってきました。
「ではフィルムを入れて」と試して見るとまたミラーが復帰しません。
シャッターが全閉しないとコマの端に露光オーバーの部分が出来てしまいます。
もしくは次の巻き上げ時に全面に余計な光が回ってしまいます。
これは注意深く使わないと失敗しそうですよ。
そこで、一旦フィルムを巻き戻して、改めて空シャッターを・・・。
十分に馴染んだところでまたフィルムを入れて一気に撮り切りました。
不良コマは10%程度ありましたが、なんとか写った物を貼り付けて見ます。
55mmF2旧
画面の端に不良露光が出来ています。
55mmF1.8新
135mmF3.8
55mmF1.8新
と、こんな調子で撮影出来たのですが、今一つ鮮明画像とは行かない感じです。
なんとかアダプターを工面して、デジタルで使ってみたいですね。
デジカメも沢山持っていますが、フィルムのカメラも、(ほとんど中古やジャンク品ですが)沢山集めてしまいました。
知人からはよく言われます、「そんなに持っていても使いきれないだろう」とか、「カメラよりフィルムの方が高くつくから、もうフィルムの写真は撮れないね」とか、「まだフィルムって売っているの?」などとね。
本当にその通りなんですね。でも、捨てられないのです。
中古屋に二束三文で売り払ってしまうより、自分の手許に置いて愛でてやる方が良いと思ってしまうのですね。
もし売りに出すなら、たぶんデジカメの方が先になるでしょう。バッテリーが無いと使えないし、電気・電子系統が自然劣化するのは速いですし、それでほぼ終わりですから。
それに比べてフルマニュアルのフィルムカメラなら修理も楽でしょうし、フィルムさえあれば使えますからね。(とは言え、いずれ壊れることにはなるのでしょうが・・・)
と言うことで、置き場所に余裕があるあいだは、まだしばらく持っていることになると思いますよ。
でも、普段使いはデジカメの方が圧倒的に便利だし、綺麗だし・・・。
困ったものですね。
撮影はニコンのP510でした。
古くからの友人が「ミラーレスが使ってみたい」と言うことだったので使い古しのG1を差し上げたら、「シャッター切れないけどいい?」とOM-2がお返しに届きました。
革ケースに入っていたのでちょっと見の外観は綺麗ですが、中身は相当にやつれていて、レンズもカビがかなり来ていました。
でもシャッター目盛りをバルブにしてやるとシャッター幕が走りました。
もしやOM-2は電子シャッターだったはずでは?と電池を入換えてやると、あれまあ!動きますよ。
シャッター速度もそれらしい感じですし、露出計もそこそこに正確そうです。
それならばと、掃除もせずに早速フィルムを入れてみました。
ファインダーにもちょっとカビが来ていて、見えづらいのですがなんとかなりました。
撮影結果です。
OM-2+OM50mmF1.4カビ付き
OM-2+OM24mmF2.8
レンズ次第のところもありますが、十分実用になりますね。
綺麗に掃除して返却した方が良いかも???などと思ってみたり。
ちなみに、一緒に連れて行ったOM-1の方も貼り付けておきます。
OM-1+OM50mmF1.8
OM-1+OM24mmF2.8
少し前にアーガスC3に望遠レンズを付けたと記事にしましたが、今度は35mmF4.5の広角レンズです。
前回、レンズ交換してもピントはそこそこ大丈夫だと経験しましたから、初めからフィルムカメラで撮影しました。レンズも3本ともに取り替えながらです。
35mmF4.5にて
50mmF3.5にて
100mmF4.5にて
広角レンズは問題無しでしたが、やっぱり望遠レンズの近距離はちょっと難しかったですね。
とは言え、今回は35mm広角レンズが主役ですから、フィルムを入れ直してもう少し使ってやりましょう。
いつものように他のカメラと一緒でしたから、どこかで見たシーンばかりですが、貼り付けておきます。
以下は35mmF4.5ばかりです。
35mmレンズなら、いいかげんに扱っても十分実用になりますよ。あとはファインダーをどうするかですが・・・。
私のC3は外付けファインダーも取り付け出来ませんので、本体ファインダーの50mm相当から、後は勘だのみでやるのでしょうかね。
nexiaQ1に、もう既に期限切れとなっているコダックのISO200のフィルムを詰めてみました。
それで、他のカメラのお供でつれて行ったのです。
他のカメラは大抵リュックですが、コンパクトで軽いので、nexiaQ1は首からぶら下げていました。
そして、適当に使っていました・・・。
と言うより、シャッターを押すだけしか出来ないカメラですから、何も考えることなく思いだしたらファインダーを覗いてシャッターを切るという具合で使っていたのです。
APSのフィルムはもう売っていませんから、貴重品なのですよ本当は。
撮影結果です。
どこかで見たようなシーンばかりですが、貼り付けておきます。
ISO400の時よりうまく写りましたが、やはりもったいないですねフィルムが。
私が子供の頃、「写真にすると、実物よりきれいに見えるね。」と、よく言われた物ですが、APSでも、もっと綺麗で鮮明に写るカメラが有ったのに、簡単カメラばかりにしてしまったために、写真を撮る楽しさとか、写真に綺麗に残す嬉しさが薄れてしまったようです。
あるいは、最近のデジカメの鮮明画像を見慣れてしまったからかもしれませんが・・・。
このカメラも電池を抜いて、お蔵入りさせておきます。
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