120フィルムの巻き太り対策
LomoのホルガやダイアナF、それから高級機のベルエアを使っていて困るのが、フィルムの巻き太りです。
撮り終わって、そのままカメラから取り出すと、スプールのフランジからはみ出したところに光が当たって光線引きしてしまいます。
面倒ですがしかたなく私は、ダークバッグを持参してバッグ内でカメラからフィルムを取り出し、しっかり巻き締めしてから外に出すようにしていました。
巻き太りの原因は、装填したフィルムの押さえが緩く、テンションがかからないまま巻き取られていくために起きるようです。
他のちゃんとしたカメラでは、フィルムの押さえ金具が付いているのに、ダイアナFもベルエアも付いていません。
モスクワ-5
モスクワ-5にはフィルムの押さえ金が付いています
押さえ金の無いダイアナF
ホルガはスポンジが付いていますが緩いです。
そう言えば以前、ホルガ120-WPCのスポンジがはがれて、フィルムに粘着するというトラブルもありましたね。
そこで、思いついたのがこれ。
適当な大きさに切った樹脂板をV字に折り曲げて裏ぶたに貼り付けました。
うまく、フィルムを押さえる位置を見極めて、取り付け位置とか長さを調整するのですが、案外大雑把でも良さそうです。
樹脂板の反発力が弱い場合は2枚重ねたりすることも
裏紙が付いている120フィルムですから、擦り傷の心配はありません。
こんなことで、すっかり巻き太りは無くなりました。
そうそう、貼り付けるための粘着テープは、少し厚みがある発泡タイプの方が柔軟に対応できそうです。
それから、はみ出したりはがれたりの心配がありますから、要注意ですね。
くれぐれも、自己責任と言うことで・・・。
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