21mm相当
シグマのFoveonセンサーの凄さが解かってしまうと、他のDPシリーズが気になりますよね。
DP0が21mm相当、DP3が75mm相当と言うことらしいですが、Quattroは非常に大きなボディーで、更にレンズ部分も随分長くなってしまうようなのです。
中望遠は、他にも良く解像する1眼レフとレンズを持っていますから不要だろうと思うのですが、広角側は手薄な気がしていました。
dp0Quattro?コンデジでそこまで必要か?と悩みながら、すでに持っている機材たちをながめました。
キヤノンとニコンの20mmF2.8はどちらもかなり古いタイプで、解像度のレンズと言う感じではありません。
またペンタックスのDA14mmF2.8はデジタル用の新しいレンズでしたが、陣笠歪みがかなり大きいです。
コシナフォクトレンダーの20mmF3.5やサムヤンの14mmF2.8も同じく陣笠が残ります。
結局、1眼レフ用のレンズでは無理なんですね。
それではレンジファインダー用をミラーレスで使ったらどうかと見ると、α7Ⅱ+ビオゴン21mmF2.8が手許にある中で一番の組み合わせになるのですが、考えてみたらカメラ内で補正を掛けてやらねば周辺の色被りがひどかったのですよ。
おっと、α7で思い出しました、純正の組み合わせで、α7+FE28mmF2+0.75倍ワイコンと言うFE21mmF2.8がありました。
これはそこそこに綺麗に写りますが、フロントワイコンが大きくかなり大げさな機材になってしまいます。
案外21mm相当という画角の機材にはボリュームが必要なんだな!?と認識しました。
ここでまたフロントワイコンで思い出しました。
先日手に入れたGRのワイコンはとてもコンパクトだし高性能なので、もしかしたらdp1Qでも使えるかも知れない。
ということで、ステップダウンリングを手に入れて試してみました。
dp1Qワイコンなし28mm相当
dp1Qワイコン装着で21mm相当
GRと比べると、開放ではかなり周辺減光が大きいですし、少し陣笠歪みのようにも見えます。
それに近接時は周辺画像が流れまくります。専用設計ではないわけですし、ステップダウンリングの厚み分メインのレンズとの隙間が広いことが原因なのか?
とにかく近景は中心部のみしか使えない感じです。
でも、遠景ならF8程度まで絞ってやれば良い感じですよ。
ワイコンなし
ワイコン装着
それから、こんな風にしてしまえば、四隅が見えなくなりますよね。
元画像はこうだったのですが・・・
これで、なんちゃってdp0Quattroの出来あがり!?
それで、改めてNET検索をすると、DP1Merrillの時からこのワイコンを使っている人が沢山いたのです。Quattroになってからも中々相性が良いとの評判でした。
皆、考えることは同じなんですね。まあとにかく21mm相当でそれなりに高画質のカメラが手に入ったということです。
と、ここでまたもう一つ思いだしました、富士フィルムの14mmF2.8を持っていました、これはコンパクトですよ。
それにサムヤンのミラーレス専用レンズ12mmF2は換算18mm相当で結構行けますよ。
どうやら21mm相当のdp0Qは、必要無いようですね。
で、ここでまた思いだしました、超広角ならズームレンズを沢山持っていたのでした。
みんなサイズの大きなレンズばかりですけれど・・・。
やはりdp0Qは要りません。
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