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2015年12月10日 (木)

シグマDP1Quattro

リコーGRではFoveonセンサーに届かないと感じましたので、改めてシグマをみると、DP1というのが同じ28mm画角なのですね。
しかし、初代DP1は古くてレスポンスが悪くて評判がいまいちですし、評判の良いDP1Merrillは旧型となって中古市場にも出てきません。
それでは、最新型のDP1Quattroはどうかと言えば、そのデザインに賛否がわかれ、いまだに評価が定まらないという感じです。
まあ、どうせ試してみなければわからないと言うことで、落胆覚悟で中古良品をポチりました。

で!でかい!
R0013229_1

上から、DP1Q、DP2M、GRです
R0013230_1

大きさのことはさておいて、とりあえずGRと撮り比べです。

DP1Qにて
Dp1q00101_1

GRにて
R4000037_1_1

画角は、わずかにGRの方が広いですね。
解像具合は縮小画像では判りにくいので、ピクセル等倍になるようトリミングしてみました。

中央
Dp1q00101_3

R4000037_1_3

左下
Dp1q00101_6

R4000037_1_6

右上
Dp1q00101_4

R4000037_1_4

DP2Mの時ほど劇的な感じは受けませんが、明らかにDP1QはGRより解像度が高く、線の細い描写をします。
後から色々とメーカーの説明を見なおすと、MerrillとQuattroでは、撮像素子が16Mから20Mへと画素数が増え、同じFoveonでも少し構造が違っているらしいです。
RAW現像をあまりやらない私には良く解からないところなのですが、Merrillの方が素直に解像度が高いという意見とか、Quattroの方が色が豊かだという意見とか、その辺りも評価が分かれる原因となっているようです。

まあ、とにかく好きな画角の28mm相当ですから、どちらのカメラも出動頻度は高いと思うのですが、さすがにQuattroのでかさは、持ち運びのバッグが悩ましいですね。

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