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フルサイズなので、古いレンズを使ってということで、先日ジャンクかごから拾い上げた
SMC-M 35-70mmF2.8-3.5というのをK-1で試してみました。
Mタイプですから、レンズとボディーの電気的な連絡はありません。
撮影にはまずボディー側をM設定にして、
次に絞りリングでF値を決め、
グリーンボタンを押して瞬間絞りこみ測光でシャッター速度を決定する
という手順が必要です。
その後、ピントを合わせてシャッターを切ると言うことなんですが、大変面倒です。
更に、撮れた画像を見て露光具合を確認し、必要があれば補正して撮り直すと言う感じですので、M42レンズのように初めから絞り優先モードで、実絞り露出の方が楽なんですね。
まあ初めから山勘露出で撮影し、少しすつ補正していくやり方もありですけれど・・・。
撮れた画です。
案外しっかり写りますね。
EXIF情報に絞り値が残らないので正確ではありませんが、広角端も望遠端も1段程度絞りこんだはずです。
開放F2.8だから結構高いレンズだったのでしょうね。
機材同士の比較対決などとやりだすと、あまり沢山のカメラとレンズでは大変なので・・・。
K-1+FA35mmF2とEOS5DM2+EF35mmF2ISの手ぶれ補正同志を持ち出しました。
とは言うものの、天気が良かったので、手ぶれするような遅いシャッターの場面は無かったのですけれど・・・。
K-1+FA35mmF2
EOS5DM2+EF35mmF2IS
同じ順番で
同じシャッター速度と絞りなんですが、K-1の方が少し暗く写りますね。
レタッチで、+1/3段補正してみましたら、似たような感じ?
どちらが正解と言うほどではありませんが、K-1がおとなしい印象はこんなところからも感じますね。
味付けはユーザーさんで調整して下さいということでしょう。
K-1入手からしばらく経ちましたが、中々持ち出す機会が無くて、後回しになっています。
それでも、これまでに揃えてきたKマウントフルサイズ対応レンズを、少しは試しているのでした。
これまでほとんど使ったことの無いシグマの28mm(PKマウント)ですが、フルサイズになったら好きな画角ですから、付けてみました。
ちょっと大柄なK-1にぴったり?
他のフルサイズカメラと撮り比べ?
K-1+シグマ28mmF1.8DGにて
比較用の5DM2+EF28mmF1.8USM
α7Ⅱ+FE28mmF2.0
D600+AiAF28mmF2.8D
同じ順番で、それぞれのレンズのほぼ最短撮影距離にて
接近出来るのが売りだったシグマの28mmでしたが、フルサイズで使うと倍率が足りない感じですね。
NEXやマイクロフォーサーズに慣れてしまって、フルサイズではどれも皆こんな感覚になってしまいますよ。
そうそうK-1に関しては、とにかくおとなしい画作りの感じですね。
パナソニックのDG100-400mmレンズが欲しいのですが、マイクロフォーサーズ用レンズとしてはお高いのですよ。
軽量コンパクトを目指してマイクロフォーサーズシステムをそろえてきたのに、大きく重く、しかも高額なレンズを揃えていたら本末転倒なんですね。
そこでこれ
AFも手ぶれ補正も効く電子接点付きのマウントアダプターでEOS用レンズを流用するのです。
これならEOSのEF-Sレンズまで使えます。
以前マイクロフォーサーズが登場した時には、自作アダプターで使ったEFレンズ用アダプターが、もうここまで進歩してしまったのですね。
多少の動作不良もあるのですが、良いレンズなら十分高画質に使えますよ。
とりあえずGX8+EF100-400mmISにて、800mm相当
どうせ超望遠なら焦点距離600mmで、換算1200mm相当もありですよね。
GX8+タムロン150-600mmVC
古いレンズらしいのですが、ARマウントになっていました。
元々はAR以前の物なんじゃないかな?
絞りの連動機構などがなく、ただ取り付けが出来るだけのマウント部なんです。
左はAR135mmF2.5、右がこのレンズ
絞り羽は12枚で、まるでレンジファインダー用の感じです。
開放測光の瞬間絞りこみには、この枚数では対応できないですよね。
でもプリセット絞りだから、これで問題ないのですよ。
しかし大きく重いレンズですよ。
それで、私が持っていた他の200mmレンズと見比べてみました。
左から、コニカ200mmF3.5、MC200mmF3.5、OM200mmF4です。
おまけで、MC200mmF4.5とOM200mmF5も連ねてみました。
コニカのこのレンズが、いかに大きいか判りますね。
α7Ⅱに取り付けてちょっと撮り比べ
コニカ200mmF3.5
MC200mmF3.5
OM200mmF4.0
同じ順番でちょっと絞って
どれも似たような描写ですが、コニカが一番柔らかい感じ?あるいは実質的に明るいのかな?
どれも最短撮影距離は、2.5mです。
試しに一番暗いレンズOM200mmF5.0と比べると
コニカ200mmF3.5
絞ってF5.6
OM200mmF5.0
これなら、1段暗くなりますが、軽いOM200mmF5.0の方が使い易いかもね?
マミヤC220とリコーフレックス7sで撮り比べです。
C220+80mmF2.8にて
リコーフレックス(80mmF3.5)にて
同じコダックのネガフィルムを入れたのですが、随分とフジの色が異なりますね、レンズの劣化具合かな?露光の差かな?
同じ順番で
他のシーンでも色の傾向は同じようです。レンズによる色の出方の差のように感じます。
シャッター最高速が、C220は1/500秒なのですが、リコーフレックス7sは1/200秒なので、日中は絞りを開けた撮影がし辛いのですね。
それで、描写の差があまり良く判らないと言うことになっちゃいましたが、格安のリコーフレックスがかなり頑張ってくれるのがうれしい気がします。
中古価格もそうですが、発売時の値段も1万円以下のカメラだったらしいですから。
後は適当に
焦点距離45mmのレンズを数本持って出かけました。
左からミノルタMD45mmF2、ニコンAiS45mmF2.8P、京セラコンタックスTESSAR45mmF2.8、リコーXR45mmF2.8です
マウントアダプターでソニーα7Ⅱに付けました
どれもパンケーキレンズと呼ばれてきたと思いますが、アダプターが付くと、パンケーキには見えませんね。
F2.8の3本はテッサ―タイプと呼ばれるレンズ構成で似たような写りをします。
そこへMD45mmF2が加わって、違った写りをするのか興味津々で撮り比べですよ。
ミノルタ45mmF2にて
ニコン45mmF2.8にて
コンタックス45mmF2.8にて
リコー45mmF2.8にて
同じ順番で
6×6判のエンサイン12-20とウェスター6Rの撮り比べです。
以前の記事で、ウェスターよりエンサインの方が周辺の写りが良いと感じたものを改めて見比べてみたわけです。
エンサインにて
ウェスターにて
シャッターの最高速が1/300秒と1/200秒の差がありますから、絞り開放で比較などと言う時にちょっと露出差が出てしまいがちです。
使い方はほとんど同じで、手動巻き上げ、目測ピント合わせ、手動シャッターチャージです。
多重露光防止機構がウェスター6Rには付いていないですが、代わりにセルフタイマーが付いていました。
あ!ウェスターには距離計が付いていました、でもレンズと連動していないので目測みたいなものですね。
以下同じ順番で
写り具合は、思った通りでしたね。
どちらも私と同年代のカメラだと思いますが、まだまだ十分に使えますよ。
以前手に入れたイコンタはNOVAR70mmF3.5だったのですが、格上のTESSAR70mmF3.5の描写が見たくて、ついまた・・・。
左がセミイコンタ、右がスーパーセミイコンタです。
カメラ本体には”Ikonta 520”と”Super Ikonta 530”と書いてありますが、日本では「セミイコンタ」「スパーセミイコンタ」と呼ばれているようです。
6×6判はイコンタシックス、6×4.5判(セミ判)なのでセミイコンタということ。
これに距離計が付いてスーパーとなるのだそうです。
ちなみにイコンタとだけ呼ばれるのは、6×9判のことだそうで、ドイツとは少し違うのですね。
さて、2台で撮り比べ
セミイコンタ
スーパーセミイコンタ
以下同じ順番で
ちょっと絞って
目測のピント合わせと、距離計でのピント合わせですが、どちらが正確なのか良く判りませんね。
だだ絞り開放付近では、NOVARは背景が少しぐるぐるボケになりますね。
それから手持ちで適当にフレーミングしているので、かなり構図のずれがあって比較になっていないかもしれません。
ファインダーを見る角度に寄ってなんとでもずれてしまいますからね。
同じ順番で、もう少し貼り付けておきます。
TESSARの方が周辺まで綺麗に写りますが、味のあるのはNOVARの方でしたね。
TPOで持ち出す方を決めてやればよいのかな?
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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