クロップ機能
ニコン機にもありますが、ペンタックスK-1にもAPS-C用レンズを使うためのクロップ機能があります。
これまでにデジタル用と称して、APS-C用レンズを沢山売ってしまったので、後から登場させたフルサイズ機でも使えますよという機能です。
しかもフルサイズ対応レンズでも、メニューから切り替えができるので、トリミングした形でより望遠的に撮影出来ます。
それで、実はK-1でクロップアップすると、焦点距離換算で1.5倍画角の15M画素の画像として出力されることになっています。
K-1+シグマ50-500mmOS(望遠端)
クロップアップして(EXIFは765mm相当と表示されます)
K5Ⅱs+シグマ50-500mmOS(こちらは750mm相当の表示)
上の写真を、同じ順番でピクセル等倍までトリミング
K-1のフル画像とクロップ画像ではピクセル等倍では同じ画が得られるわけです。
そして、K5Ⅱsが16M画素機ですから、ちょうどK-1のクロップ状態と同程度の解像画素になるのですね。
と言うことは、K-1があれば同じローパスレス機のK5Ⅱsはもういらいないのか?というと、そうではありません。
ファインダーが異なるのですね。
K-1は、ニコン機と同様にクロップアップしても0.7倍のままでファインダー内にフレーム枠が表示されるだけです。
K-5Ⅱsは0.95倍のファインダーで、しかもピントがとても見やすいのですよ。
鳥撮りなどの超望遠では、やはりファインダー倍率が高い方が使い易いですからね。
でも、三脚に据えてライブビューで使うと、この辺りは解消されてしまいます。
そうそう、α7などは初めからライブビューのEVFですから、フルで使ってもAPS-Cで使っても大きなファインダーでしっかり見えるのでした。
まあ、それぞれのカメラで、使い勝手と言うか使用目的の得手不得手があるわけです。
だから中々カメラの数が減らせないのですね。
« イソヒヨドリ | トップページ | サムヤン14mmF2.8 »
「レンズ 望遠」カテゴリの記事
- Z180-600mmF5.6-6.3VR(2023.10.09)
- ヒヨドリ(2023.03.12)
- テレコンか?トリミングか?(2022.02.18)
- エクステンダーRF2x(2022.02.17)
- RF800mmでちょっとマクロ?(2021.11.26)
「デジタル1眼ペンタックス」カテゴリの記事
- 最近の写真(2021.07.07)
- 祝!100万カウント! のおまけ(2019.12.12)
- ペンタックスの28mmレンズ(2017.02.10)
- 11年の差?(2016.12.30)
- クロップ機能(2016.06.28)
「SIGMA 50-500mmF4.5-6.3 APO DG OS HSM」カテゴリの記事
- クロップ機能(2016.06.28)
- ペンタックス K-1 その13(シグマ50-500mm)(2016.06.15)
- またまたまた、メジロ の その後(2014.10.30)
- またまた、メジロ(2014.10.28)
- シジュウカラ(2014.10.27)
「Pentax K-5Ⅱs」カテゴリの記事
- スズメばかり(2018.01.16)
- 秋ですね の続き(2017.11.01)
- 秋ですね(2017.10.30)
- クロップ機能(2016.06.28)
- シグマ DP3Merrill その5(2016.06.11)
「Pentax K-1」カテゴリの記事
- ちょっと雨間に(2021.06.15)
- smc PENTAX-A 50mmF1.7 の続き(2020.06.05)
- smc PENTAX-A 50mmF1.7(2020.06.04)
- ロードスターでひとっ走り(2020.05.04)
- サムヤンMF135mmF2の続き(2020.05.03)
コメント