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2016年6月29日 (水)

サムヤン14mmF2.8

ニコン用の超広角レンズとしてシグマ12-24mmをながめていたら、サムヤンの14mmF2.8を持っていたことを思い出しました。
D700用の超広角レンズとして、もう6年も前に買っていたのでした。
自分のブログの記事を読み返すと、F8まで絞って距離2m固定で、何でも撮ってしまえるレンズと言う位置づけでした。
http://photo-shampoohat-3.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-383a.html

ペンタックス用マウントの設定もあったのですが、DA14mmF2.8を持っていたので、これまで手に入れる気が無かったのです。
しかし、フルサイズK-1にちょうど良いのではないかと調べてみると、モデルチェンジしたらしくⅡ型になっているではないですか!しかも値段が安くなっています。

と言うことで、2本のサムヤン14mmF2.8です。
P1070856_1

形状は変わらず、レンズ構成もコーティングも変わっていない感じですね。

外観の差として、SAMYANGのロゴが変わっています。
P1070855_1

それから、金色の帯が赤くなり位置が後ろになりました。
P1070861_1

よく見ると、無限遠の表示が異なります。
P1070854_1

旧型は∞マークの位置できっちりストップするのですが、新型の方は無限遠を明確にせず、オーバーして回るようにしていました。
これまで指摘されていた無限遠の精度不良を回避するため、ユーザー側に「自分で合わせなさいと」言う意味になるよう変更したのですね。
まあそれも一つの手ですよね。
人手や装置を導入してカメラやレンズの寸法精度を高めようとすれば、どんどん原価を上げることになります。
デジタルになって、ライブビューで正確にピント合わせが出来るのですから、ユーザー側に任せる方がより賢い解決方法なんだということですね。

さて2本を比較して見ましょう。

D600+サムヤン14mmF2.8にて
Dee_2948_1

K-1+サムヤン14mmF2.8にて
Imgp2184_1

どちらも手動で焦点距離の入力が出来ますが、どちらも14mmの設定が無く、一番近い15mmで登録することになりました。
ペンタックス用はマニュアルAタイプで、絞りの操作をカメラ側で行えますが、旧型ニコン用はCPU入りではないAiタイプなので、絞りリングでの操作になります。

同じ順番でもう少し
Dee_2955_1
Imgp2189_1

Dee_2966_1
Imgp2202_1

近景はしっかりピント合わせしないといけません。
フォーカスエイドが効きますが、あてになりませんから、ライブビューでしっかり拡大してやります。

さて、雨模様ですがちょっと連れ出して遠景を撮ってみました。

K-1+サムヤン14mmF2.8にて
Imgp2113_1

Imgp2150_1

Imgp2022_1

Imgp2040_1

Imgp2042_1

Imgp2047_1

なかなかピント合わせが出来ません、フォーカスエイドが付いたままになります。
しかたなく距離指標を信じて合わせておきましたが、帰ってからパソコンで確認すると、何だかピントが甘いんです。
ボディー側の解像度が上がってきたらそれなりにピント合わせをしてやらないと、ピンボケが判るようになったということでしょうか。
それとも遠景では、もう少し絞りこまないといけないのかな?
暗かったので、F5.6までしか絞らなかったんですよね。

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