超々広角レンズ
昔は焦点距離が35mm以下から広角レンズと呼ばれましたよね。
そして、28mm、24mm、20mmなどと画角が広くなって行けばサイズも大きく、値段も高くなって、これ以下の焦点距離では広角レンズではなく、魚眼レンズになっていましたよね。
しかし最近では、35mm判換算15mmとか12mmとかでも「魚眼ではない」広角レンズが登場していて、超広角レンズと呼ばれているように思います。
これのズームレンズも色々と登場しており、12-24mmとか15-30mmとか、APS-C用では8-16mmとか、マイクロフォーサーズでは7-14mmのズームもありましたね。
デジタルカメラの登場で、より短い焦点距離のレンズを作るニーズがあり、設計・製造技術が大進歩したと言うことですよね。
考えてみたら、コンデジでは5mmとか7mmとかの焦点距離が普通にありますから、案外簡単だったりするのかな???
前置きはこれくらいにして、魚眼ではない35mm判換算で12mm未満の焦点距離のレンズが出てきましたね。
コシナフォクトレンダーのHELIAR-HYPER WIDE 10mmF5.6です。
マウントアダプターで、α7Ⅱに付けてみました。
αEマウント用も用意されているのですが、他への使いまわしを考えて、VMマウントを入手しましたよ。
とりあえず画角の比較を。
α7Ⅱ+HHW10mmF5.6にて
UWH12mmF5.6にて
SWH15mmF4.5Ⅲにて
これでは判りにくいですね。
被写体を変えて同じ順番で
物凄く広いですね。
しかも周辺の画質がUWH12mmF5.6より格段に良いです。
SWH15mmF4.5Ⅲもそうでしたが、デジタル対応を謳っただけのことはありますよ。
α7Ⅱは、レンズ補正ソフトがありますから登録したのですが、周辺減光を少しだけ補正しただけで、絞り開放からほとんど問題ない感じですし、F8以上は絞っても意味無いかも知れませんね。
絞り開放F5.6
F8
デジタル補正なしで、全然湾曲していませんね。
これはとんでもないレンズですから、超々広角レンズと呼んでしまいましょう。
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