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2016年11月 8日 (火)

フィルムのデジタル化 (タイトル変更しました)

これまでフィルムのデジタル化はフラットベッドスキャナーを使っていましたが、フィルムをルーペで見た感じよりピントが甘くて、ちょっと物足りない気がしていました。
もっと高価なスキャナーならピント調整が可能な物もあるらしいのですが、私が持っているものはピント位置固定なのでした。
そこで、フルサイズのデジタル1眼レフとマクロレンズを使って、1/1倍撮影をしてやればフィルムの実力までピントが合った画が得られるはず?と試してみました。

元の画像は、ツアイスIKONとプロビア100Fで撮影したものです。

フラットベッドスキャナー:キヤノン9000F
Scnzeissikon2706_1

α7Ⅱ+ミノルタMD50mmF3.5マクロで接写
Dsc05084_1

スキャナーの方は拡大しなくても甘いのが判ります。

デジカメの方を等倍までトリミング
Dsc05084_2

やはりかなりピントが来てましたね。
ただ、何だか色が思ったようになっていませんし、やたらとシャープネスが効いているような感じです。

もう少し試してみました。
Scnzeissikon2721_1

Dsc05099_1

Scnzeissikon2737_1

Dsc05116_1

最後のを等倍までトリミング
Dsc05116_2

フィルムカメラでも、しかもレンジファインダーのマニュアルフォーカスでも、ピントはしっかり合っていたわけです。
やはりスキャナーの能力が低過ぎだったのですね。
しかし、色の自然さとか表情とかはスキャナーの方が良い感じに仕上がっているので悩ましいところです。
それに、デジカメは常にシャッターを自分で押さなければならず、作業中ずっと拘束されてしまいます。
スキャナーは、フィルムをセットしたら12コマ連続で勝手にスキャンしてくれるので、手離れが良くありがたいのです。
もう少し、接写用の機材を工夫すれば楽になるかな?
それから色の調整が必要なのだけれど、フィルム接写用の設定をするのが面倒臭いですね。
それからネガフィルムの方はもっと面倒臭いことになりそうだし・・・。
まあ、どうしても必要になった時にやってみるのでしょうね。
それまでは、ピンぼけスキャナーで適当にやっておくのでしょう。

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