« 2017年1月 | トップページ | 2017年3月 »
レンジファインダーのレンズです。
ヘリアービンテージライン50mmF3.5
昔風な外観ですが、コシナフォクトレンダー製の新製品ですよ。
これより前に世界限定??本とか言う、ヘリアー50mmF3.5が発売されていました。
手前のレンズです。
レンズ構成は同じですが、外観は別物。
古い方は、スクリュータイプのLマウントで沈胴式、新しい方はバヨネットタイプのMマウントです。
更に、古い方はライカLに合わせて最短撮影距離は1m、新しい方は今時の距離計に合わせて0.7mになっています。
とりあえず、α7Ⅱで使ってみます。
最短撮影距離で新タイプ
旧タイプ
でも、ヘリコイドアダプターでもっと近づけますので問題ないです。
開放絞りでは周辺減光多め
とても素直な色が出ている感じ
折角のレンジファインダーレンズなので、次はR-D1sで撮り比べてみました。
新タイプ、絞り開放
旧タイプ、絞り開放
同じ順番で、絞りF11
絞りF5.6
すべて手持ち撮影なので構図がぴったりに出来ていませんが、どれも同じ画が撮れましたね。
当たり前と言えばそうですが、またまた重複投資したことになりますね、これも蒐集癖のタマモノということです。
後は適当に
まだ紹介していませんでした、このレンズ。
中古美品と言うやつですが、他よりかなり安かったのです。
見た目は綺麗だったのですが、絞りリングが異常に重たい。
頻繁に使うわけではないので問題はないのですが、他のレンズの滑らかさに比べて故障かな?と思える操作感でした。
なるほど、安くしないと売れない品物だったと言うことですね。
で、撮影してみると、問題なく撮れるのでした。
X-T2+XF60mmF2.4マクロにて
しかし、マクロレンズの割に何だか大きく写せません。
調べてみると1/2倍のマクロだったんですね。
そんなことは先に調べておけ!?と言われそうですが、一期一会の中古買いですから・・・。
最短撮影距離で横幅≒48mm
そこで、持っていた接写チューブ:26mmを挟んでみましたら、横幅≒30mmまでアップに出来ました。
先ほどの被写体で使ってみると、よりアップに出来ましたよ。
でもピントが合う撮影距離がとても狭くなってしまって使いにくいですし、周辺画像が甘くなる感じですので、うれしい組み合わせではなかったですね。
前の記事でファインダーの見え具合が気になりましたので、X-T2と同じく倍率が高くて広々と見える明るい電子ビューファインダーのカメラを取り出しました。
ファインダーを比べるなら似たような画角の方が良いと思い、フルサイズ換算35mmになるようにレンズを選び、前の記事と同じように、条件は合わせたつもりです。
α7Ⅱ+FE35mmF2.8(F9、1/320秒)
X-T2+XF23mmF1.4(F5.6、1/550秒)
GX8+MZD17mmF1.8(F5、1/800秒)
プログラムオートでカメラ任せの露出決定では、絞り値が随分異なりましたね。
しかし、X-T2は、またまたF5.6を選びました。
それぞれ妥当な絞り値とも思えますが、立て続けにF5.6ばかり選ぶので、今度は絞り優先でフォーマットサイズに合わせた絞り値で試してみました。
α7Ⅱ+FE35mmF2.8(F5.6、1/640秒)
X-T2+XF23mmF1.4(F4、1/800秒)
GX8+MZD17mmF1.8(F2.8、1/1600秒)
普通に鑑賞するなら、どれも同じ程度に写りますね。
でもやはり、フォーマットの大きいカメラの方が、画質に余裕がある感じです。
そうそう、ファインダーの見え具合の方は、GX8が一番明るくて広々とした見やすい感じなのですが、(メニューで調整できるのですが)少し不自然な感じがします。
α7ⅡとX-T2はオートモードがあり、外光に合わせてとても自然な感じに見えますが、X-T2の方がより見やすい感じです。
同時に使っているので差が気になるのですが、単独で使えばどれも良く見えるファインダーですよ。
後は、MF時の拡大モードや情報表示の仕方がそれぞれのメーカーで異なるので、そう言った使勝手への自分の慣れが大きいのかなと感じます。
そう言えば外付けのファインダーならオリンパスもキヤノンMも、かなり見やすい電子ファインダーでしたね。
2世代?もしかしたら3世代?も違うので比較するべきではないのでしょうが、新しいカメラがどれほど進歩したのかと試してみました。
同じシーンを同じレンズで代わる代わる撮影してみたのです。
測光モードはパターン測光、撮影モードはプログラムAEでカメラ任せのシャッター速度と絞りです。
ISO感度200、フィルムモードはプロビア、などなど一応設定は合わせたつもり。
X-T2+14mmF2.8(F5.6、1/1000秒)
X-E1+14mmF2.8(F8、1/420秒)
以下レンズを変えて、カメラは同じ順で
23mmF1.4(F5.6、1/1000秒)
23mmF1.4(F8、1/450秒)
35mmF1.4(F5.6、1/850秒)
35mmF1.4(F8、1/350秒)
56mmF1.2(F5.6、1/680秒)
56mmF1.2(F6.4、1/420秒)
90mmF2(F5.6、1/350秒)
90mmF2(F5.6、1/350秒)
などと延々とやりたかったのですが、飽きました。
自宅に帰って撮れた画を見ると、どちらもすっきりと綺麗に撮れているのですが、僅かにX-T2の方が暗めに撮影しているようです。
またそれ以上に、カメラごとの絞り値の選択が異なりましたね。
X-T2はこのシーンでどのレンズを使ってもF5.6を選びましたが、X-E1は広角レンズではF8を選び、望遠気味になると絞りを開け始め、90mmレンズでX-T2と同じF5.6になりました。
当然、もっと暗ければ絞りを開くでしょうし、明るければ絞りこむのでしょうが、カメラが選ぶ最適絞り値が異なっていると言うことが面白いですね。
十分に光がある条件ですから、レンズの力が一番出る絞り値を選べばよいと思うのですが、開発時期の4年の差がプログラム設計者の好みに影響したのかな?などと思いやってみたりしますよ。
それで、一番のカメラの違いは、ファインダーでした。
X-T2のファインダーは、とても広いのです。
さらにボディー左端のX-E1に対しレンズの真上にあるX-T2とでは、手持ち撮影で同じ立ち位置でフレーミングすると、近い距離では僅かに構図がずれるのでした。
X-T2
X-E1
カメラの進歩とは異なる商品の仕様の部分が大きな差でしたね。
もうずいぶん前から欲しいと思っていたのです、FA28mmF2.8
ペンタックスKマウントの28mm単焦点レンズは、何本か持ってはいたのですが、純正のオートフォーカスレンズは28mmソフトしか持っていなかったのです。
そして、K-1入手で俄然欲しくなったFA28mmF2.8を色々と調べていたのですが、中古市場にあまり出ていなくて、たまに見る街の中古店では案外高値だったのですよ。
それで今回ネット通販で検索すると、美品なのに、なぜだか割安な値段が付いていたこのレンズを見つけてしまいました。
届いたレンズを吟味する間もなくすぐに試し撮りです。
K-1+FA28mmF2.8ALにて
何だかとても普通に写りましたね。
それで気が付いたのですが、K-1のレンズ補正が有効になていたのですよ。
デジタルで歪曲や周辺減光を補正していたのですね。
改めてデジタル補正をはずしてみました。
絞り開放F2.8
絞りF4
絞りF5.6
2段絞りこんだら、周辺減光は消えました。
でも絞り開放でも、問題ないように思いますよ。
また、絞り開放でも周辺減光を補正してくれればそれはそれでありがたいような?
デジタル補正
更に、歪曲も大して無いのですが・・・、少し樽型を・・・
デジタル補正すると、補正し過ぎで糸巻気味な感じです
フィルム時代の古いレンズなのでしょうが、デジタルでも大きな破たんは無く、更にデジタル補正も可能なレンズと言うことから、まだまだ中古市場は高値推移なのでしょうね?
後は適当に貼り付けておきます
それとも新型レンズが登場するのかな???
EOS8000DとニコンD5500にシグマの150-600mmOSを付けて、鳥撮り対決です。
どちらのカメラもAPS-Cの24M画素機で、後からトリミングのつもり。
ファインダーも、どちらもミラータイプの低倍率なので、カメラ任せのAFと秒間5コマの連写連写の撮り方です。
とにかく同じ鳥さんを機材を変えながら撮りたいと言うことなので、ロケーションは公園の少し小さめの池を選びました。
水鳥達は、こちらが派手に動かなければ案外逃げないですからね。
とりあえず、D5500+シグマ150-600mmOSにて
同じシーンを、EOS8000D+シグマ150-600mmOSにて
ダイサギの右、葦の奥にホシゴイが居ましたね。
後で、出てきたのを撮りました、家猫程度のボリュームなんですよ。
ダイサギと並ぶと大きさの差が良く解かります。
さて撮り比べに戻って、次はハクセキレイ。
以下、機材は同じ順番でです。
似たような構図ですが、距離が違うので単純に比較できませんが、等倍までトリミング
キンクロハジロ、ノートリです
オオバン
コガモ
あれ?綺麗なカモが!見たことが無いような?
緑色が光って、雌らしいのも一緒です
等倍までトリミング
ヨシガモですね、初見・初撮りでした。
しかしこの二組の対決、強いていえば、AFの正確さはD5500の方だったような感じですが、撮れた画は良い勝負ですね。
自動車で出かけたついでに、近所の畑を一回り。
冬の鳥さんが居ないかと見ていました。
居ましたよ、ツグミです
畑の中では距離が遠すぎて、トリミングしないと届きません。
しかも、トリミングしても思うようには鮮明な画にはならないのですね。
次は、ガードレールに止まったツグミなので大きく写せました。
自動車の中からなので随分近くからの撮影なのですが、自宅でパソコンで見ると、鮮明ではありませんでした。
フロントウィンドウ越しに撮ったので、無理があったようです。
同じ機材で庭先のスズメを相手に撮影して見ると、とても鮮明なのでした。
等倍にトリミング
如何に近くで撮影出来るかが鳥撮りの基本です。
機材の優劣がものを言うのはその次だと言うことなのですね。
レベルの違いを痛感しました。
富士フィルムのボディーキャップレンズを、ソニーα7Ⅱに手であてがってみました。
フランジバックが異なるので、0.5mm前方に取り付けたことになります。
それで、固定焦点のピント中心が1m辺りになったようです。
そんな距離の物を撮ってみました。
やはり24mmは広角レンズですね。
パンフォーカスとは言っても、1mのピント中心では、後ろの方はボケ気味
クロスフィルターで太陽を
富士フィルムXマウントは、イメージサークルがAPS-Cですから、やはりフルサイズでは無理でしたね。
でも、大きなトンネル効果だと言って楽しんでしまうこともできますけれど・・・。
こんな使い方でも、センスの良い人なら作品にしてしまうのだろうと思いますが、私は面白がっているだけで作品撮りをしているわけではありませんから、これ以上はやりませんよ、たぶん。
ミラーレス1眼カメラは比較的にボディーが薄いですから、これにボディーキャップ程度の薄型のレンズを付けると、とてもコンパクトに持ち運びが出来ますよね。
私も色々と持っています。
オリンパスの9mmF8とか15mmF8
ペンタックスの11.5mmF9とか
それで、ソニーαE用に出ないのかな?などと調べていましたら、フジフィルムXマウントが出ていたのですね。
フィルターレンズ24mmF8というものでした。
フルサイズ換算の36mm相当でパンフォーカス固定焦点ですから、手ごろなスナップ用として明るいところならこれ1本でも行けそうです。
さらにこのレンズには、ダイヤル式のフィルター切り替え機構が付いていまして、プロテクターとクロスフィルターとソフトフィルターが組みこまれています。
ちょっと試してみましょう。
とりあえず普通に撮ってみる
ここでソフトフィルターに切り替え
もう一度、プロテクター
ソフトフィルター
クロスフィルターにしましたが判りにくい
そこで夜に試してみましたクロスフィルター
点光源があると十字に光芒を引くわけですが、F8のレンズですからISO感度をかなり上げないとつらいですし、三脚が必須かもしれないですね。
そうなると、気軽なスナップとは行かなくなってしまいそうです。
ソフトフィルターの方も、ただ撮っただけではぼんやり写るだけですから光の入れ方を考えてやらないとだめですね。
案外と使い方が難しい感じで、面白そうなレンズですよ。
ニコンAPS-Cフォーマットの1眼レフに、標準ズームレンズを付けて出かけてみました。
D7100+タムロン17-50mmVCにて(ズーム17mm)
D5500+ニコン16-85mmVRにて(ズーム16mm)
画角の差がありますが絞りこんでいますので、どちらもしっかり写りますね。
試しに焦点距離を50mmに合わせてみましたら
画角が少し異なっていますし、同じ絞り値でもシャッター速度が異なってしまったりして、カメラのせいなのか?レンズのせいなのか?
撮影時の測光モードは同じなんですけれどね・・・
そこで次にもう1台、APS-Cフォーマットの固定焦点のカメラを加えて撮り比べをしてみました。
D7100+タムロン17-50mmVC(ズーム18mm)
D5500+ニコン16-85mmVR(ズーム18mm)
リコーGR(レンズ18mm固定)
以下同じ順番で
手持ち撮影なので画角のずれは別としても、同じパターン測光なのに、それぞれのカメラの露出値がかなり異なりますね。
同程度の画角で同じ測光モード、同じISO感度で同じF値なのにシャッター速度が1段も異なるなんて、昔は考えられなかったような気がしますが・・・
フィルムカメラの頃には思いもよらぬ、デジタルならでは疑問点ですよね。
レンズの構造から来るのか?メーカー間、機種間でのプログラムの違いなのか?
う~むm、やはりレンズの方が影響は大きいのかも知れませんよ。
最短撮影距離がかなり異なっていますからね。
我が家の近くで、旅客機らしい飛行機が大きく旋回していました。
見たことの無い形だぞ?旅客機にしては少し小さい気がするけれど?しかもこんなに低空で旋回するなんて、何かトラブル?などと思いながら、車を止めてカメラを取り出すと、もう既に私の真上を通り過ぎてしまいました。
なんとかピントを合わせて、後ろ姿を捉えてみましたら・・・
MRJ、三菱マークも付いています。
車輪が出ているから着陸態勢ですよね、そう言えば飛んで行った方向はセントレア方向でした。
でも、滑走路の向きは違うから、もう一度旋回することになりそうな・・・。
快晴の空でしたが、風が強くてこんなところで向きを変えることになったのかな?
もしかして、着陸のやり直し?
まだテスト飛行中ですよね。
などと心配しながら見送ったわけです。
最近のコメント