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2017年5月29日 (月)

オリンパス-35 EC2

久しぶりに金属カメラがジャンクかごにありました。
オリンパス35 EC2です。0.5k
Dscn0121_1

手に取ってみましたら、シャッターは切れず、巻き上げも出来ない状態でしたが、裏ぶたを開けると内部は案外綺麗で、なんとか使えそうな気配なのでした。
Dscn0123_1

どうやら電子シャッターで、電池切れのためシャッターが切れず、それで次の巻き上げもできないと言う状態のようです。
Dscn0124_1

電池ぶたを開けると、見たことの無いボタン電池が2本入っていました。
Dscn0125_1

はて?どうしたものか?電池を買って試して見て動かなければ、他に使い道のない電池だから無駄になるし・・・?
で、店員さんに訊くと、旧規格で、そもそもお店にこの電池が無いのでした。
それで結局、電池はLR44を適当にかさ上げして入れてみて、だめなら棚の飾りにすれば良いだろうということになりまして、お持ち帰りとなりました。

その後、ネット検索するとLR44電池2本を直列につないで片方の電池ボックスに入れ、もう片方は古い電池を弱い抵抗代わりにそのまま使ってやると手ごろな電圧になるらしいと言う記事を見つけました。
早速、挑戦。
厚みが約1mm足りませんので手ごろなサイズのワッシャーを挟みました。
Dscn0126_1

ぎこちなくシャッターが切れましたが、次の巻き上げが出来ません。
押し込んだシャッターボタンが戻りきらないのです。
何度か反動を付けてショック療法を試みると、復活しました。
同じような操作を何度か繰り返しましたが、巻き上げが出来て、シャッターが切れると言うことは良かったのですが、毎回確実に動作しないのです。
しかたなくシャッターボタン回りの摩擦抵抗を減らしてやろうと、禁断の注油をしてしまいました。
これでシャッターボタンはそれなりに戻るようになりましたが、今度はシャッター幕が開かないままレリーズが終了するという症状が出まして、頻度は10回に1回くらい。
さらに、ISO感度を合わせるだけで、シャッター速度や絞りはカメラが勝手に決めるというオートモードしかないタイプですから、裏ぶたを開けて幕の開閉をチェックして見ても、本当に適正露光するのか不安いっぱいでした。
しかしとにかく動くのですから、後は試し撮りするしかないのでした。

現像がすぐに出来て結果が判るネガフィルムにて
Scnolympus35ec20002_1

Scnolympus35ec20012_1

Scnolympus35ec20022_1

何だかそれなりに適正露光で撮れてしまいましたね。
でもやはり、シャッターが開かなかったコマが9コマもありました。
不良コマは、下向きの時に頻度が高まるようなんですね。

あまり良い描写でもないし不確実な部分が多いので、続けてフィルムを入れるのはためらっていたのですが、期限切れのリバーサルフィルムがあったので、入れてしまいましたよ。
結果は、次の記事で。

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コメント

ご無沙汰しております。
EC2はKムラですよね。連れ帰ろうか?と悩んだものかと思います(笑
同一機種を保有しているので・・
手軽で良い色がでて、私は好きです。

本日エレクトロ35CCを0.5kで連れ帰りました。どうやら完動品のようでラッキーでした。
嫁さんには、また呆れられましたが(爆

のぶさん、どうも。

お互い、なかなかジャンクあさりがやめられませんね。
我が家では、もう諦められております。

問題は、置き場所でして、そろそろ容積的に限界を迎えそうです。
次を仕入れるためには、少し整理して、重複した物などを譲渡・放出・下取りなどなどと考えなければいけないようです。

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