Meike 6.5mmF2 円周魚眼レンズ の続き

外観はほぼ一緒ですが、ピントリングの目盛が異なりました。
αE用はFar-Nearと表示しているだけでしたが、Xマウント用はmとftで距離目盛が付いていました。

どちらも無限遠はオーバーインフの表示方法です。
さて、早速撮り比べです。
α6000+Meike 6.5mmF2 円周魚眼

X-T2+Meike 6.5mmF2 円周魚眼

以下同じ順番で


当たり前なのですが、遠景は同じように写りますね、しかもうっかり足も写ってしまいますね。
ところが、最短撮影距離での接近具合が異なっていました。


Xマウントの方が近づけないのです。
目盛は0.2mまであるのですが、0.3m以下に寄れません。
無限遠も目盛からとんでもなくずれていまして、目盛位置=0.4m付近なのでした。
要するに、無限遠は出るのですが、レンズがかなり後方にずれていたわけです。
αEマウントの方も無限遠ピッタリではなく少しずれているのですが、最短撮影距離は0.25m程度まで近づけるのです。
仕方なく、X用のマウント金具を外して、スペーサーを挟み込みました。
初めは0.1mmを試しましたが、レンズが前に出すぎて無限遠が出なくなりました。
そこで次に0.05mmを入れると、αEマウントと同じくらいになりました。
焦点距離の短いレンズは微調整が大変ですね、あっという間にオーバーしてしまいます。
新品購入でしたから、本当は返品交換で対応なのでしょうが、交換したところでピッタリになるとも思えません。
ほかに何の機能もないマニュアルレンズですから、自分で調整する方が早いのですよ。
ということで、調整後のチェックです。
同じ順番で、ほぼ最短距離から




これで、Xマウントも0.25m程度まで近づけるようになり、ずいぶん使いやすくなりましたよ。
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